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2009.03.31

3月の総括やら4月の目標やら

 主に読書について。

 今月もノルマ達成できなかった……悔しいのう悔しいのう。
 読んでメモを書いた小説(含リプレイ)は、14冊。現時点で、メモを起こしていないけれど読了した本が1冊、読みかけの本が2冊ありますが、これは当然別枠として。
 先月よりも少ないとは、ダメダメすぎる。

 敗因としては、ハードカバーやらソフトカバーやら、単行本を主として読書予定を組んでしまったこと。 やはり文庫でないと、持ち歩いて空いた時間にさっとページを開くことが出来ない分、読み始めるまでに時間がかかっちゃいます。結果、枕元に積み上げられていくのみになる、と。
 でも内容的にはなかなか充実していた気がするので、満足。
 初めての作家の本をいっぱい読んだし。発見もあった。感じ入るものもあった。多分、目には見えない部分で、自分にチャージされているものも、たくさんあると思います。

 マンガは感想を起こした分だけで41冊(「マップス ネクストシート」は3巻~6巻を初読として計算)、感想を起こしていないものが、続き物で3冊。「ヒストリエ(5)」「ちはやふる(4)」「GIANT KILLING(9)」です。
 いずれも惹きつける力のある、テンション維持orアップの作品達で、楽しゅうございました。

 ただ、「ちはやふる」については、熱量のあるマンガとは認めるし、面白さも感じるんだけれど、何処かしらもやもやとした感覚が読後に残る。
 それは例えば定石なカタルシスの演出であるとか、脇キャラの持ち上げ&落っことしの手法であるとか。
 まあその、何だ。稀に見る面白いマンガであることは確かだけれど、個人的には、あくまでも「面白いマンガ」であって「好きなマンガ」にはならないな、という。それだけの話。

 そういえば4月開始アニメのチェックをしてない。チェックしていたアニメも、ガンダム00以外、ほぼ脱落してしまいました(黒神だけは未見のままHDDレコに残っているけど)。

 それもこれもCHAOS;HEAD NOAHのせいですよ!
 ……いいけど。幸せな一ヶ月でしたから。

 積みっぱなしだった「PHANTOM INTEGRATION」も崩したし、ゲーム的には充実していたかな。

 4月はどうなることやら。
 とりあえずマンガ30冊、小説20冊を目標にします。CHAOS;HEAD関連はそれなりに自分内で落ち着いてきたし(ごめんなさい嘘です未だに毎朝毎晩妄想してま……す……)、えー、それはともかく、金欠極まりないので新しいゲームはそうそう買わないだろうし。

 まあ「11eyes CrossOver」はうっかり予約しちゃっていますが。「CHAOS;HEAD NOAH」みたいに濃ゆいプレイ&攻略はしないと思います。
 第一、amazonでけっこう遅めに予約したらば、見事にkonozama喰らったっぽいし。発売日には入手出来ない予感。

 ちなみに、購入動機としては、Xbox360で私にプレイできるゲーム(3D酔いしなくて、怖くなくて、難しくない)は限られまくりなので、これはもう手を出すしかないなーという。
 ただ、女の子がどうにも苦手系の絵柄なことと、PCの体験版をプレイした限り、テキストもちょっと好みから外れることが、不安要因なんですが。
 それらを補ってあまりある(かもしれない)ステキメガネ主人公に期待です。

 ああ。タクさんがメガネかけてたら、最強だったのになあ。
 ……未だ妄想中です。
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2009.03.30

自分用メモ(LV20攻&命&防)

 文字通りの自分用メモ。資料にはなりませんよ。

 レベル20のキャス子。

 ファイガンナーLV20
 基本攻撃力:375
 基本命中力:143
 基本防御力:75

 アクロファイターLV20
 基本攻撃力:335
 基本命中力:147
 基本防御力:88

 なかなか微妙な……。
 ☆9のA武器も、メーカーによって装備出来たり出来なかったり。防具は、手持ちのストームラインが無理(必要防御力:100)なので、これまた新たに探さないと。
 うーん。なかなか面倒くさい。すでに挫折気味。

 誰か一緒にやってみようよー。
Posted at 22:27 | ゲーム/PSO&PSU | COM(0) | TB(0) |
2009.03.30

スパートかけてます

 お品書き:「死都日本」「アリアンロッド・サガ・リプレイ(2)」「RDG レッドデータガール」「密室の鍵貸します」「ボトルネック」

 小説の自分的ノルマに、少しでも近づくために。がんばって読んでます読んでますよ。
 やっぱりゲームに寄りすぎたな、今月は。アニメ視聴もだいぶおろそかになっています。だむ00は観ましたが。思ったよりもかなり深くティエリアさんが好きだった自分に気がついて、二秒くらい気が動転しました。まあいいや。


死都日本:楽天ブックス
 読み始めてから、苦手のメフィスト賞作品だと気がついた。でも、これは大丈夫。読了できました。
 けっこうなスケールのディザスターノベル。読んでいる最中のどきどき感はなかなかのもの。ただ、とにかく長いのと、いくぶん冗長な構成、それに火山についての大量の説明で、読むのにはそれなりに時間がかかってしまった。
 個人的には、もうひとりふたり感情移入のできる登場人物が欲しかったなーと。しかしこれに出てくる総理大臣、格好良すぎ……。


アリアンロッド・サガ・リプレイ(2):楽天ブックス
 最近、リプレイを読むと眠くなる病気を患っているのですが、これはそんな暇ひとかけらも無かった。してみるとやはり「笑い」が眠気覚ましには重要なのかな。いやでもシリアスで緊張感があるリプレイも、やっぱり眠くはならないよな。
 とか、くどくど考えるのはまあいいや。うん、楽しかった。
 実のところピアニィは、サガ3シリーズの中では個人的に最も好感度の低いヒロインなのですが(ちなみに一番好感度が高いのはエルザだったり)プレイヤーのゲーマー気質を「ナチュラルに殺意が高い」という特性にすりかえてしまったのがナイスすぎる。
 そして中の人としては珍しく恋愛フラグを立てている(……と言えるのか、これは?)アルに、たいへん注目中ですよ。


RDGレッドデータガール:楽天ブックス
 久々に読む荻原規子は、やっぱり荻原規子でした。
 内気でおどおど、冴えない女の子がヒロインというのが、若干新鮮。しかしそれよりも、相方となる少年の描写の細かさに、魂を感じましたですよ。
 感覚としては、勾玉シリーズというよりも、西の善き魔女の第一巻を読んだ時のものに近いかも。
 つまりは序章。ここからどう動いていくか、まだまだ未知数。と言って強いヒキがあるわけでもないので一冊完としても安心して読めますが、そうするとちょっと物足りないかと。
 ともあれ寝る前にちょこっと、と読み始めて、途中時計を見て時間の経つ速さに驚く感覚も久々だった。読む幸福感、素晴らしい。


密室の鍵貸します:楽天ブックス
 東川篤哉、初読。
 デビュー作ということで、微妙に覚悟しつつ読んでみたらば、予想外に読みやすく楽しかった。ユーモアミステリの看板に偽り無し。地の文に人格めいたものが存在するのはどうかなあとは思うけれど、そこが引っ掛けになっているわけではなかったので、まあ許容範囲内。
 トリック解明部分がとにかく楽しくて、何度も何度も伏線の張られていた箇所を読み返してしまった。反面、キャラクターについては物足りない部分もあるけれど、シリーズ化しているようだし、今後に期待で。


ボトルネック:楽天ブックス
 米澤穂信、初読。それがこんな本流から外れた作品(らしい)で良いのか、という疑問は持ちつつ。
 美味しい毒の味がした。
 全編通して針の筵。主人公も、その立場と事情と心中を知っている読み手も。読んでいて思いだしたのは、長谷川裕一のクロノアイズ・グランサーにあった「最良界」という言葉。
 最良の世界……あるいは最良解を、自らの手で逸らしたことに気づいてしまったら、耐えられるものじゃないよな。私なら。
 終盤は息を詰めつつ読み進め、そして物語を締めくくる最後の一行に、圧倒された。

 ■本日のBGM■

 歌詞をよくよく聴くと、見えてくる風景がある。多分、ネトゲやってる人には、特に。

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Posted at 21:25 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2009.03.29

「かおすへっどH」読みました


かおすへっどH:楽天ブックス
 読了。
 いやあ、素晴らしかった。

 雑誌掲載時に第一話をちらっと見た時には、単なるアナザーなハーレムラブコメかと思って、その後は「とりあえずコミックスが出たら読めばいいや」とスルーしていたもので、きちんとひとつのお話としての骨格が組み立ててあったことに読んでいてびっくりしました。舐めててすいませんすいません。
 すべてのキャラクターに満遍なく見せ場や萌えるシーンを用意し、萌え+燃えな要素も入れて、話自体の面白さもあり。
 一冊完結が惜しいけれど、過不足なく収まった感で、物足りなさは無く。
 読後には、満足感と、ニヨニヨしまくった顔の疲れが残りましてよ。

 仕掛けの作り方含めて、本筋をなぞる以外の道を取った場合のコミカライズとして、個人的には満点あげたい出来栄え。
 みづきたけひと先生、おつかれさまでした。そして、ありがとうございます。素敵なファンアイテムを生み出して下さって。
 おまけマンガや、カバー下に遊び絵があるあたりも、とっても嬉しかったです。

 ところでこの話、このままDLCやFDの追加シナリオとしてゲームにしちゃってもいけるんじゃないかなーとか思いました。むしろ見たい。ゲームのあの雰囲気を、極限まで軽くコミカルにしちゃって、ラブコメな展開を無理矢理演出。ちょう見たい。
 いっそ星来たんルートのシナリオとしてどうかしら。

 そうそう、帯に電撃的かつ物凄く嬉しい新商品情報が!

 『CHAOS;HEAD NOAH ビジュアル・ガイドブック』
 JIVEより5月発行予定だそうですよ奥様!
 何冊予約すればいいんですか先生!(だめなひとがいる)

 関連:「CHAOS;HEAD」関連リンク&記事&攻略情報まとめ
2009.03.28

満腹満足


 お花見でした。
 肌寒い一日だったけれど、楽しゅうございましたよ。
 そういうわけで本日はいっかいやすみ。

 あ、帰ったら「かおすへっどH」届いてました。
 今から読みます。夜のお楽しみ。
Posted at 23:48 | 食べ物関連 | COM(2) | TB(0) |
2009.03.27

結局マンガばかり読んでる

 お品書き:「岩戸石太郎の霊石奇譚(1)」「妖怪のお医者さん(1)~(10)」「アイシテル~海容~」

 既に自分的今月のノルマを越えているというのに、どうしてさらに読んでしまうのかっ。
 小説とは手軽さと所要時間が違うからだ、と、わかってはいるんだけど。


岩戸石太郎の霊石奇譚(1):楽天ブックス
 霊能力者というよりは、石フェチな主人公の印象が強くて強くて。一芸でやっていく霊退治ものという点は良いけれど、ネタ切れも早そう、とか失礼なことを思ってみたり。しかしそれよりも、主人公に比べて、ヒロインのキャラが弱すぎることの方が、差し迫った問題かも。
 第一話のみ読了の時点では、ヒロインは毎回変わるタイプの話作りなのかなーと思ってしまったです。
 あ、主人公の目つきの悪さと、石フェチな変態性と、極少ながら兄属性があるのは、よいかんじでした。もうひと押しあればなあ。


妖怪のお医者さん(1):楽天ブックス
 既刊10巻まで読破。
 ベタではあるけれど、きっちりいい話に仕上げてある単発エピソードの質の高さが印象に残りました。半端というか迷いの感じられるバトル展開は、微妙ではあるけれど、個人的には許容範囲内。緩むシーンとのバランスの取りかたが、なんだか憎めなくて。
 達者な絵に自己陶酔することもなく、きっちりと見せ場に力を入れて盛り上げているのも、マンガとして評価すべきポイント。
 ただ、掲載誌移動後の、絵柄の変化と主人公の性格の齟齬が、若干気になる。洗練されたとも言えるけれど、私的には初期のうる目な絵&主人公のが好みだったので、ちょっと残念。


アイシテル~海容~(前編):楽天ブックス
アイシテル~海容~(後編):楽天ブックス
 ドラマ化ということで、読んでみた。伊藤実というと番長マンガの人という古いイメージしか無かったので、けっこう新鮮。
 少年が少年を(というより、児童が児童を)害するという、一歩間違うと大火傷を負いかねないテーマだけに、受け手としてもかなり身構えて読み進めたのだけれど、正統派の真っ向勝負にちょっと感動。登場人物がほぼ全員(顔も名前も無いマスコミ関係者以外)健全な思考の持ち主なので、重いテーマでも読んでいてある種の安心感がある。
 終わり方は綺麗すぎると言えば言えるけれど、きちんと積み重ねられた描写が根底にあるから、納得できるし、ああ良かった、とも思えた。
 しかしこれをドラマにするのって、どうなんだろう。難しそう。

 ■本日のBGM■

 クマかわいいよクマ。オチひどいよオチ。

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2009.03.26

「CHAOS;HEAD NOAH」雑感#4

 優愛ルートのプレイ時には、たらこスパゲッティは必携。そう思ってわざわざコンビニに寄って買って帰ったのに、よく見たらこれ明太子スパゲッティだった……!
 そんな切なさニ割増しの、花冷えの夜でございます。え、迂闊なだけだって? それも真実でございます。

 優愛ルートを語る前にまず、捧げる銘。

 「高度に発達した後付設定は、隠し設定と見分けがつかない」

 優愛ルートに限りませんが、PC版プレイ済の者として一番気になっていたのが、あまりにも後付くさかったり、でっちあげ感のある追加シナリオだと、興が醒めてしまうのではないか、ということ。更にこの作品の場合、PC版に加えて、アニメ版で固定されたイメージもあります。
 齟齬により感情移入が削がれる可能性もあるのではないか、と、発売前は少しばかり心配していました。
 しかしこれは杞憂で。
 ルートによっては(真実はどうであれ)後からこじつけた設定っぽく感じられるものもありますが、いずれもきちんと整合性が取れているので違和感は無く、ほぼ気になりません。
 PC版での謎が解消されてすっきりする部分と、新たに謎めいて感じられる部分の追加とのバランスがなかなか絶妙で、解明のカタルシスを与えつつプレイヤーに「妄想の余地」を残す、という離れ業をやってのけています。と言うと褒めすぎ?

 で、それを顕著に感じたのが、優愛ルート「月と太陽」なのであります。
 以下、ネタバレ全開な雑感。

 続きを読む
2009.03.25

読むものがありすぎて

 くらくら。眩暈がするほど。

 本日はマガジン、アフタヌーンに加えて、うっかりサンデー超も買ってしまったので、帰り道、両手がマンガ雑誌でいっぱいでした。

 サンデー超を買った理由は、当然アレですよ。福地翼先生の新連載があるから。しかし、今回ラブコメということで、今ひとつ肌に合わないかもなー、と危惧しつつ。
 読み切り版が載ったサンデーも実はひっそりと購入しておりまして、変わらぬテンションに嬉しくは思ったものの、ノリきれないものを感じたので。

 今回、リニューアルして連載となった第一話を読んでみても、その感慨は変わらず。やっぱりバトルものを描いて欲しかった。
 でもまあ、次号以降、どういう展開を見せるか未知数だし。追いかけてはみます。

 その他のサンデー超掲載作品も、買ったからにはひととおり読んでみて、
 ……いやー。これで税込420円は、ちょっと次号出す気になれんわ。WEBでタッコクだけ読んでおけばいいや。
 ぽつぽつと読めるマンガもありましたが、全てが新連載第一話or読み切りなのに、惹きつけてくれる要素があまりにも少なくて。しかも厚みも少ない。週刊少年誌に毛が生えた程度。ただ、広告の少なさで、読みやすかった。創刊第一号ゆえか。

 とりあえずひとつだけ言っておくと。
 この規模(厚み&企画)の雑誌に、方向性が違うとはいえ卓球マンガが2本同居してるってどうなのよ。
 そんだけ。

 ところで、アフタヌーンをぺらっとめくってみて(今日中に読めなかった)アフタヌーン新書創刊の広告にお茶吹いた。リアルに。
 これ……誰得?

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2009.03.24

続刊購入ブツたち

 お品書き:「できそこないの物語(2)」「将国のアルタイル(4)」「DOLL STAR 言霊使い異本(2)」「とろける鉄工所(2)」「お茶にごす。(7)」「ホーリートーカー(3)」

 購入メモ。さらっと書くつもりだったのに、どうして長文になるんだろう……。
 どうでもいいけど、右下にある「最近の購入物」に無い本も、その他のネット書店やらリアル書店やら売店やらで購入している場合があります。「最近の購入物」は、楽天での購入履歴をそのまま入れてあるだけなので。
 楽天ブックス以外のネット書店は、新刊購入の場合、bk1を主に使っています。会員登録しておくと、クーポンをもらえたり、足跡を残すだけでポイントがもらえたりするというアドバンテージと、入庫&発送が鬼のように早いことにより。ただ、メール便ゆえの遅れ発生で痛い目を見たことは有りますが。
 amazonは出来るだけ使わない方向。ゲーム・DVD・CD等で、楽天にモノが無いor値段が大幅に安い場合のみ、使っています。個人的にあまり好きじゃないし、ポイント貯めるなら楽天に絞っておくか、という気持ち。
 本当にどうでもいい話でした。


できそこないの物語(2):楽天ブックス
 藤田和日郎の推薦帯にまず驚いた……装丁・帯のデザインそのものは1巻と変わらず、雰囲気を保っている分、余計に。
 まあ、それはさておき。1巻はジュジュとリィラのエピソードがそれなりの比重だったので、今ひとつバランスの掴めない部分があったけれど、2巻になってほぼ完全につながりのない(仄かに繋いだ物語もあるし、登場人物の再登場もあるけれど)オムニバス形式に。これがすごく正解な気がする。
 1本が12ページの掌編。それを、これだけのクオリティで見せてくれることに、何よりも敬意。絵本めいた可愛い絵で綴られる御伽噺みたいなマンガ。ちょっとだけ混ぜ込まれた苦味、けれど後味は淡く甘く。時にじわりと沁みる。
 1巻を読んだ時よりもずっと、好きな作品になりました。
 今回収められたお話で、一番のお気に入りは「レイライ畑からさようなら」。なんだろう、もうこれ、個人的には完璧。雑誌掲載時にも、読み終えて頭がぼーっとして困りました。
 作者のブログに、巻末に収録されたお話の別バージョンが掲載されています。「できそこない」シリーズではありませんが、雰囲気は掴めると思いますので、興味がありましたらどうぞ。
 第2巻発売中♪:箱宮ケイのおもちゃ箱


将国のアルタイル(4):楽天ブックス
 例によって表紙は美々しいマフ君。今月号のシリウスに着せ替えカバーがついていますが、それもやっぱり美々しいマフ君×2なのを見て、思わず笑ってしまった。
 しかし中身はもっと美々しい。キャラクターではなく、背景が。ヴェネツィアをモデルにしたと思われる商業都市ヴェネディック。これでもかと言わんばかりに描き込まれていて、思わずマフ君のようにおのぼりさん顔で口あんぐり。都市内で道に迷うP42~P43なんて、何気にすごく贅沢な画面。ああ眼福。
 内容は毎度の面白さ。四冊かけて国と人物を丁寧に紹介していき、次巻、舞台は大陸へと戻る。気分も盛り上がっちゃいます。
 そうそう、この巻、受賞作「アナスタシアの親衛隊長」が収録されています。WEBでも未だ読めるけれど、紙で読むのはやっぱり落ち着くので、これは嬉しい。何度読んでも、どこか響くところのある短編作品なので。
 アナスタシアの親衛隊長:月刊少年シリウス


DOOL STAR 言霊使い異本(2):楽天ブックス
 完結。もうちょっといろんな事件を、このキャラクターで見てみたかった気もするけれど、綺麗にまとまって過不足なく終わってくれたので満足。
 白黒コントラストのくっきりした絵にぴったり合う張り詰めた空気の物語。ぶっちゃけ能力バトルなんですが、その言葉から喚起されるイメージとはほど遠いところにあり、それが、この作品の面白さ。
 乃々果も沙穂も隼王も可愛い格好いいで、キャラクターものとして読んでも魅力いっぱい。とにかく最後まで浸りきって楽しめました。ホワイトハートの原作小説も、いっそ、巻末にあった「チーム」で換骨奪胎、マンガにしてくれないかしら。オリジナル要素で沙穂をどうにか絡めて。そこまで行くと別物になっちゃうか。
 あー。それにしても栗栖がいいメガネすぎる。これで黒髪だったら絵的にベスト。いやまあ役どころとしては全然好みじゃないんですけど。でも最後の登場シーンは素敵でございました。決意、訣別。見せ所。


とろける鉄工所(2):楽天ブックス
 1巻は今ひとつはまりきれなかったのだけれど、2巻になって俄然読みやすくなった。これはアレですね、不愉快極まりなかったセレブ編集嬢による柱の撤廃が大きい! いやマジでマジで。思うに、おっそろしく不評だったのでしょう。とりあえず社員自重しる。
 1巻よりもゆるめの(心と体にさほど痛くない)エピソードが多かったのも、読みやすさに貢献しているかも。北海道旅行編も、どうなのよそれって。と思いつつ読んだら、普通に楽しかった。ボルタ可愛いよボルタ。吉っちゃんキモいよ吉っちゃん。


お茶にごす。(7):楽天ブックス
 発売日を調べることはせず、出ていることに気がついたら何かのついでに買う。そんなスタンスの作品でございます。続きが気になってしょうがない! というものでもないし。しかし読めばコンスタントな面白さ。
 あと一冊で道士郎と並んじゃうなあ。個人的には道士郎の方が好きだったので、微妙に複雑な気持ちです。いやこれも好きなんだけど。
 魅力としては、やっぱり女の子の可愛さでしょーか。部長はもう別格として、夏帆のワル可愛さは異常。ともあれ、毎回安定した楽しさを貰える作品であります。


ホーリートーカー(3):楽天ブックス
 これは通常版ですが、うっかり限定版買っちゃいました。ポストカード付きで+250円。表紙イラスト別バージョン。アコギな商売だな!
 ええと、もう清々しいくらい、ちゅうn……バトルでライバルな少年漫画で、ドキがムネムネします。画面の情報量が多い(というか絵が濃い)のと、無駄に込み入ったストーリー展開をしているため、コミックスでまとめ読みをするのは正解。いっそ10冊くらい貯まってから読みたいような気もしますが。前にも書いた通り、個人的萌えポイントが一ヶ所だけあるので、読み続けています。
 でも4巻のドラマCDつき限定版は買わないよ! 買わないよ!

 ■本日のBGM■

 おっくせんまん違い。時々無性に聴きたくなる一曲でございます。レンのこぶし堪能。

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2009.03.23

届きました

 昨日書いた「CHAOS;HEAD 公式アンソロジー」ですが、本日仕事から帰ってきたら、普通に届いていました。
 楽天ブックス、やれば出来る子。



 で、手に取ってまず口をついて出たのは、

 「う、薄い……」

 表紙・裏表紙・広告すべて込みで142ページ。カラー口絵4ページ。アンソロって本当に全然買わなくなっていたので、感覚が分からないですが、持った瞬間に薄くて薄くてびっくり。値段もお安めだし、こんなものかしら。
 すみ兵氏・みづきたけひと氏は、カラー口絵のみの参加でした。沙垣長子氏はマンガを描いておられましたが。
 まあいいや。すみ兵氏の口絵見て、テンション上がった。早くコミックスはやくぅー。
 他に、タクさん萌えとしては、刻夜セイゴさんのタクがたいへんグゥでした。ひねた表情が最高。見た目性格言動ひっくるめて造型再現度がすばらすぃ。これで明日からまた戦えます。

 全体として、まあ普通に定番ネタの揃ったアンソロジーコミック。
 あっさりめのギャグが中心で、値段なりに楽しめるけれど、底は浅い。うん、普通の商業アンソロだ。あまりにも的外れすぎるような作品は無かったので、そこそこ良い買い物でした。
 また出してくれないかな。「妄想暴走編」とついている以上、売上次第で続巻の可能性は無きにしもあらず。

 アンケートでも出しつつ、期待しすぎずに待ちます。


CHAOS;HEAD 公式アンソロジー:楽天ブックス
2009.03.22

どれだけ散財

 わあい。「CHAOS;HEAD NOAH」が届いたよ!



 ええ。はい。2本目です。

 ……いや、だって。来週、人に貸すことになったので。しかも、滅多に会わない相手だし。その間、手元に無いなんて、淋しすぎるやん?

 おかしいですか?
 おかしいですね。
 自覚しています。いいの。

 そういえば明日は公式アンソロジーの発売日でございますね。
 表紙画像が無いけど、一応貼っておきます。そのうち表示されるようになるかもしれないし。


CHAOS;HEAD 公式アンソロジー:楽天ブックス
 楽天ブックスでの在庫ステータスが「在庫あり(1~3営業日内に発送予定)」となっています。どうした楽天ブックスのくせに仕事が早いじゃないか珍しい。
 さっそくポチりましてよ。3月末までは送料無料なので(決算期の得意技ですね)、抱き合わせで買う本を考えなくて済むのが助かります。
 ともあれ、楽しみじゃー。

 普段はこの手の商業アンソロ本は、徹底スルーのわたくしですのに。
 何故かと言うに、「仕事として」描いている二次創作に、どんな意味も意義も見い出せないから、でございます。では同人作品の再録だったら良いのかというと、それはそれでモヤモヤするのでございます。我儘。
 しかしこのアンソロは、コミック版の作画担当者三人(みづきたけひと/すみ兵/沙垣長子)が参加していたりして、それなりのクオリティと作品への理解があるんじゃないのかなーと、けっこう期待。
 何よりもカオヘ関連の新しい何かが見られるという、それだけで嬉しいのであります。ダメだな。終わってるな。
 3/27の「かおすへっどH」も楽しみです。

 明日届けば嬉しいけど。やっぱり発売日発送なのかな。

 関連:「CHAOS;HEAD」関連リンク&記事&攻略情報まとめ
2009.03.21

プールとフールが似ていて

 お品書き:「イン・ザ・プール」「名探偵の掟」「終末のフール」

 本日のお品書きは、なんだかメジャーな作家ばかりが並んでいて、気恥ずかしい。とか思ってしまうオタク気質。
 それにしても、結局全然本を読めていないような気がする連休。自堕落すぎな自分に吐き気。


イン・ザ・プール:楽天ブックス
 奥田英朗、三冊目。こりゃまた全然毛色の違う。
 破天荒な人物の奇矯なふるまいが、意図したものか否か結果として事態の収束へ向かうというのが、基本のパターン。そのカタルシスに目を奪われがちだけれど、個人的には、毎回の語り手となる「患者」の、少しずれた身体感覚及び精神状態を楽しむ小説だと思った。
 そこに視点を置いて読むと、実はけっこうな怖さを持っていると思う。いつ己も陥るかわからない、心の陥穽。
 しかしこのシリーズで直木賞候補&受賞って。直木賞、捨てたもんじゃないかも。


名探偵の掟:楽天ブックス
 ドラマ化だそうで、試しに読んでみた。
 なんというメタメタなメタミステリ。テイストとしては、苦手だった「探偵倶楽部」のものにちょっと近いような気がする。あれはメタではないけれど、飄々とした空気がどことなく。
 ところで私の場合、メタな物語は、ゲームであれば大好物ですが、それ以外のメディアにおいては基本的に苦手なのです。小説もマンガもアニメも映画も。よってこの本も、いろいろ面白いし笑えたのだけれど苦手意識の方が先に立ってしまいあまり楽しく思うことが出来なかった。
 メタ・フィクションの登場人物は、おしなべて不幸に過ぎる。それが、好きになれない理由かな。


終末のフール:楽天ブックス
 久々の伊坂幸太郎。いやあ、流石に面白かった。というか、ここ最近いろいろ乱読気味だけれど、読んでいて文章を追うことが心地良いと感じたのは久しぶりのような。
 世界の終焉、そのちょっと手前の小康状態を描く連作短編集。私的に、この手のテーマで真っ先に思い浮かぶのは、新井素子の「ひとめあなたに…」です。小学校高学年か、中学に上がったばかりか、その頃に読んだので、よけいに衝撃が大きかった。
 で、この「終末のフール」は、全然違う路線を行く作品でした。ヒューマニズム。贖罪。ひいては罪の許容。読んでいて、あまりにも綺麗すぎるとは思いましたが、終末ものに対するそういうアプローチも有りだよね。
 ただ、一編一編は綺麗におさまって後味も良くて満足感があるのに対し、一冊の本、ひとまとまりの小説として読むと、もう一味欲しかったような気も。どれも同じ味のバリエに感じられてしまったので。


ひとめあなたに…:楽天ブックス
 ついでに貼っておきます。もう一度読みたいなあ。でも当時の自分だからこそ受け止められたものがあるんだろうなあ。当たり前だけど。
 あの頃の私にとって一番衝撃だったのは「真理―走る少女」でした。多分、少し、自分に似ているような気がしたから。

 ■本日のBGM■

 ヘッドフォン装着。02:25からのみくみくうぃすぱーに聴き蕩けます。

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Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2009.03.20

三連休だらだら

 お品書き:「月読(1)」「プリンセス・オン・アイス(3)」「アーティストアクロ(2)」

 だらだらとリアルとネットを遊び歩いていたら、いつのまにか日付が変わっていた。そんな三連休の一日目でした。


月読(1):楽天ブックス
 原作既読。原作者のファンなので購入、そういう感じ。
 ただし、原作を読んだのは発売直後=2005年01月という、まあ大分昔の話なので、細部は忘れてしまっており、普通にサスペンスを楽しめました。ダメダメ記憶力で二倍お得! って本気でダメすぐる。
 それはともかく、落ち着いた中庸な絵は、原作のイメージを損なうことなく(おじさんがおじさんに見える。これ重要)雰囲気をそのままうつしとった感で、好感度高し。ただ、ページが進むにつれて、絵がいくぶん荒れていったような気がするのが残念。
 原作読み返したいけど、実家だな。こういう時に、手に届かないところにあるのって、もどかしい。


プリンセスオンアイス(3):楽天ブックス
 さっくり完結。
 女性キャラを魅力的に描くことには成功したかもしれないけれど(ヒロインはちっとも好きになれなかったが、ライバルの女性キャラが男らしくて素敵だった……って、あれ?)恋愛描写は相変わらず。
 どうして惹かれあうのか、どうしてすれ違うのか、読んでいて全然分からない、という。
 多分、予定よりだいぶ早く終わって、構想のままに終わった要素もたくさんあったのだろうけれど、何よりも、普通に不倫なヒロインを応援する気にはなれないのが困りもの。
 フィギュアのシーンは楽しかったし、ライバルキャラは良かったので、ちょっともったいない。いっそこのライバルを主役に変更して、燃え燃えスポコンにしていれば、なんて思ったりして。


アーティストアクロ(2):楽天ブックス
 1巻は今ひとつだったけれど、まあ一応2巻も。
 と思ったら、あら、なんか面白くなってる。というかスバルの存在が大きすぎる。元々はヒロインとして想定していたポジションというのが、なるほどなー。なんですよ。スバルの視点を通すことによって、1巻では今ひとつ見えなかった、アクロの持つカリスマ性というか主人公としての資質が、読み手にきちんと伝わってくるのがいい。絵的にも、やっと師匠の影が薄いキャラが出てきたなあ、と。
 ところで。デコを女の子にして、ヒロインに据えれば良かったんじゃね? と思うのは私だけじゃないはずで。

 ■本日のBGM■

 ジャカジャカ鳴ってるパワーコード。好きです。固定ファンの存在も納得のISOP氏の曲。

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2009.03.19

新アイコンが配信されたわけですが

 先日、とうとうゲイツを買ってきて、優愛さんのアイコンパックを購入しました。

 なんというかこれはコレクター魂が刺激されますね。うむ。実際に使うのは、なかなか難しいけれど。とりあえずさっさとタクさんのアイコンパックを出して欲しいものです。

 とか何とか思いつつ、Xbox360を立ち上げて、コンテンツ確認。
 お、アイコン新しいのが来てる。ほほう、サブキャラパック2か。どぉれ。

 ……あ?



 サブキャラ扱いされたタクさん涙目ちょう涙目pgrrrrrr

 ……すいません涙目なのはわたくしです。ひでぇよ!
 主人公なのに主人公なのに……。

 それでも0.5秒後にはDLしていたわけですが。使いはしませんけれど。
 現在ワタクシはヤンデル優愛アイコンを使用しております。写真の右上のやつ。素敵やーん。

 アイコンはそろそろ打ち止めなのかしら。いっそゲロカエルんパックでも出せばいいんじゃないかしら。
 どっちかって言うとテーマのが欲しいです。普通にタクのPCを再現した、星来たん壁紙のやつを。でなければタイトル画面の荒廃した渋谷の街をイメージしたやつを。
 まあ、本当に欲しいのは、追加シナリオとか、あとシステム回りを改善するパッチとかですけれど。

 何であれ、待っております。

 関連:「CHAOS;HEAD」関連リンク&記事&攻略情報まとめ
2009.03.18

春眠暁を……

 お品書き:「マップスネクストシート(6)」「tactics(11)」「黒博物館スプリンガルド」

 眠すぎです。春ですから。毎日毎日、早くお布団に入りたいと願っているのに。
 布団に入った後も本を読むから(むしろ読書タイム本番)いずれにせよ結果は同じですが。


マップスネクストシート(sheet 6):楽天ブックス
 このシリーズ、実は長いこと発売日に購入はするものの、三巻以降は積みあげたまま読まずに過ごしていました。
 どうもお話の展開が遅そうだな、ということと、もともとマップスはコミックスの第二巻でいちど読むのをやめた後、再度購入して第四巻あたりから一気に自分内の熱量が上がったので、それに倣って寝かせておこう、という意図。
 で、第六巻を買ってみたらば、表紙にシアンがいることに衝撃。読み返し含めての一気まとめ読みをして、気がつけば午前三時。
 いやあ流石に燃えます。一巻のコメントにあった「続編、外伝、パラレル、その全部」という言葉が、腑に落ちる。でもって、お話そのものの大仕掛けがじわじわと明らかになっていく過程を描かせたら長谷川裕一は天下一品だと思うのです。
 付け加えて、前作キャラの再登場に燃えるよりも、今作の主人公に肩入れして読めるというあたりが、そこらの安易な続編作品には真似の出来ない稀有なところ。
 ここからは単行本リアルタイムで追いかけることにします。しんどいけど楽しい、待つ身。


tactics(11):楽天ブックス
 ああううう。キャラクター話の巻か。早く本筋のほうを進めて欲しいところなんですが。メインのストーリーはそれなりに気になるけれど、思わせぶりなシーンや、伏線だか何だか判別不能な場面が多すぎて、案外拍子抜けで終わりそうな予感もあったり。
 今巻のようにキャラクターがわやわややっているゆるエピソードには、ぶっちゃけ楽しさを感じられないので(あっでも蓮見は良かった。メガネ萌え的に大合格)寄り道せずに着地を決めて欲しいなあと思うのです。


黒博物館スプリンガルド:楽天ブックス
 なんというかもう、藤田和日郎。けれん味たっぷりの舞台、物語、登場人物。
 黒に寄った画面作りがタイトルと相俟って、なかなか良い雰囲気を作っている。装丁も遊びごころがあって素敵です。
 個人的には、表題作よりも、「マザア・グウス」の方が好み。やっぱりこの作者は、少年少女をメインに据えつつ、魅力的な大人の登場人物を配しておいしいところを持っていかせる、という構図が凄くイイと思うんだ。それを青年誌で展開していくと、なかなか面白いことになるんじゃないかと思うのだけれど。

 ■本日のBGM■

 KAITOのこの声は、かなり好きなタイプ。発音くっきり、透明度高く。そのへんかな。

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2009.03.17

枕元が危険なので

 少しずつ、山を崩しています。
 まずは借りたものから。

 シリーズものや同作者のものなら、多分続けざまに読んでスピードアップが図れるのでしょうが、今現在積んであるのはすべて違う作者の本なので、一冊ごとに頭を切り替えるのも大変。


図書館の神様:楽天ブックス
 ああ、これいいな。やっぱりいい。
 コミック版の「7’s blood」を読んで感じたのと同じ、心地良い痛みと温かみ。傷を抱え込みながらも、さばさばとした心根のヒロインがとても良い。湿った物語にありがちな、物事がみな嫌な感じに動いて流されていく感じは皆無。それでいて悲しさや辛さ、あっぷあっぷしている様子も良く分かり、感情移入できる。
 でもってヒロイン以外の登場人物もみな定型ではない魅力を持っていて、生きている。手触りがある。
 教え子、不倫相手、弟、同僚。どの人物との、どのシーンを読んでいても楽しいのは貴重。
 出色はチョコレートの回想。可愛くて可哀想で、読んでいて思わず泣き笑い。他にも印象的な箇所はいっぱいあるけれど、なによりもラストシーンの素晴らしさに、さらに加点。
 図書館で借りて読んだけれど、これは買おうと思う。手に届く場所に置いておきたい一冊。


青空の卵:楽天ブックス
 すいませんすいませんこれは辛かったです……「シンデレラ・ティース」はまだ読めたのに。
 日常系ミステリは好みですが、これは「日常」を名乗るには事件も推理も突飛すぎて。ゆえに、「ああ、そうだったのか」と膝を打つ瞬間が無い。
 人物の設定や描写も、どうにも合わなかった。こういった共依存な人間関係は基本的に好物だけれども、もう少しオブラートに包んでくれないと、歯にくっつく。
 何よりの不満は「ひきこもり探偵」を謳っていながら、探偵役の人物がちっとも引きこもりじゃないこと。普通に出歩いているし、対人スキルの高さを繰り返し強調されているし。一番惹かれた要素が期待とは違っていたことが、がっかりの理由の最たるもの、かも。


嵐のごとく高らかに:楽天ブックス
 あら。シリーズ途中で放り投げかと思ったら、ちゃんと完結していたのですね。これは失礼。
 しかし力技。超強引。何が強引って、すさまじく後付けな設定の数々。「言霊」という概念を用いた意味が消し飛んだスタンドバトル。
 本文は相変わらず超スピードで進んでいき、時折思い出したように読者サービスのつもりらしいラブいBL風味の会話が挟まれ。
 すいません目が滑りまくりでした……。けれど、きちんと(とは言いたくないが)完結させて、次のステップへ繋げたのは事実なわけで、意味のあった作品ではあるのかな、と。
 とりあえず、スピンアウト作品の「DOLL STAR」の続きには期待しています。

 ■本日のBGM■

 たまには新曲から。がくぽ&MEIKOの声は力強くて、重いオケに負けない。その魅力。

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Posted at 21:36 | 読書メモ | COM(2) | TB(0) |
2009.03.16

「Phantom INTEGRATION」#3

 わーい。CGコンプしました。
 やっぱりGUN LIBRARYを全て埋めることが必要だったらしく。で、埋めるには、ベレッタと同じく使い込めば良かったのですね。リズィありがとうリズィ。
 しかし、最後のおめでとうCGがこれかよ! 徹底しすぎ!
 それもまあ、この作品らしくて笑ってしまったけれど。

 んー、面白かった。
 とりあえずデスクトップ壁紙を、教会でツヴァイがエレンを抱きしめている場面のものにしてみました。
 ステンドグラスから落ちる光が綺麗。全編通して、最も美しい場面のひとつ。
 初回プレイでは、クロウディアもキャルも見事にスルーしてここまで辿り着いたので、教会でアインと、が……ええと、初めてになってしまったという、うちのツヴァイさん。若干違和感はありましたが、まあ、良し!

 で、ついでに何となくアインのED二種を再度見たりして。エンディングは、アインのグッド(?)が一番収まりが良いのでしょうけれど、アインが一人で復讐を遂げるバージョンも、しみじみといいなあというかこれが一番気に入りかも。
 あとあと、バッドED扱いの、ひとりで日本に帰っちゃうエンディングも好きだったりします。
 んー。破滅的だ。

 ニトロプラスのゲーム、次は何をやろうかなあ。一番気になるのはハロワだけど、長い長いと言われているし、うーむ。
2009.03.16

「CHAOS;HEAD NOAH」雑感#3

 他のゲームをやりつつも、個別ルート再プレイは継続中ですよ。
 本日は、一番苦手だけど、一番読み返したかったセナルートを。
 元々、セナというキャラクター自体がその、何だ……あまり得意ではなくて。それが初回プレイ時に五番目の攻略となってしまった理由であります。
 ただ、ストーリー的には、たいへんエキサイティングではありました。

 以下、他ルート含むネタバレ全開で。かなりの長文です。
 ずらずらと書いていたため、一部、初プレイ時の感想の繰り返しになっている部分があります。わりと苦言もあります。タク萌え成分有り有りです。駄文です。読み進まれる前に、これらの点ご了承ください。ってどれだけ予防線張ってるんだ私は。

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2009.03.15

「Phantom INTEGRATION」#2

 一応記事タイトルにナンバリングしてみたけれど、ほぼ完了かも。
 まああとで探しやすいようにということで。

 クロウディアルートと、各種バッドED、クリアしました。
 あとはアインEDも回収(バッド扱いかもしれないけど、これはキャルの扱いといい最後のシーンといいやたらツボだった)して、通っていない分岐も適当に行って。キャラクターごとに分かれたCGライブラリも、良い感じに埋まりました。アイン、キャル、美緒、クロウディア。わぁい全員全ページ埋まったよ!
 ……Othersの最後の一枚が開いていないように見えるのは、気のせいだ。きっと気のせいだ。
 場所からして、クリア後のおまけCGかと思って、適当なエンディングを再度見たりもしてみたのですが、開放されませんでした。銃も全部開けないとダメなのかしらかしら。でもどうやったら開くのか、というかどうやったら新しい銃が出るのか、今ひとつわからんわー。ベレッタだけは壊しましたけど。
 攻略サイトと首っぴきでやるのも面倒だし、そのうち気が向いたら再プレイしよう……。

 で、クロウディアルート、なんとも良かったです。他のヒロイン三人と比べると、いわゆるグッドEDが無い、救われないものではありますが、そこに至る過程や描写の説得力がちゃんとあるので、しみじみと浸ることが出来ました。それを言うとどのヒロインのルートも、どのバッドEDも、納得のいくものですがこの作品の場合。ウッウー素晴らしいね。名作と呼ばれるだけのことはあるね。


中古【PS2】PHANTOM OF INFERNO (限定版):ゲオEショップ楽天市場店

 で、クリア後、おもむろにPS2版を取り出すわたくし。限定版特典として、確かDVDのPV映像がついていたなぁと。
 収録されているのは「PROMISED LAND」「SEARCH AND DESTROY」「FLY」「SPEED」「SILENCE」。基本的にゲーム内のCGで構成されたPVですが、とても質の高いMADといった趣。中でも「FLY」にはクラクラ来ました。キャルの笑顔の出るタイミングが卑怯すぎ。
「PROMISED LAND」はINTEGRATIONのOPと同じですが、その他はPS2版収録のもの? エンディングなのかな? スタッフロールのみで淋しかったINTEGRATIONのエンディングは、これで脳内差し替えしろということですね了解です。
 車が走ってるばっかりの「SPEED」は、正直要らない。とか思ってしまいましたが、他はどれも素敵でした。思わず一時間ばかりリピート再生してしまうくらい。

 他にEXTRA DEMOと銘打ってPS2版のデモ映像各種が収録。いずれも雰囲気が出ていて良いです。

 ああ、サントラ欲しいなあ。……やばいなあ。最近、散財しすぎ。
2009.03.15

「Phantom INTEGRATION」#1

 寒いし風強いし、今週末も引きこもりです。積んである本やらゲームやらを、いくらかでも崩したい。
 本日はとりあえず「Phantom INTEGRATION」をやっていました。アニメが始まる前にクリアしておきたいというキモチで。


中古【PS2】PHANTOM OF INFERNO:ゲオEショップ楽天市場店

 これはPS2版インフェルノですが。つうか高いなあぁ。6,000~7,000円が相場なのか。
 実はかなーり昔、購入してあったんですインフェルノ。購入動機は……ニトロゲーだからとかじゃなく、とってもアレなんですが、声優さん目当てで。しかし買っただけで満足して放置しており、やっとプレイしたと思ったらレスポンスの悪さに絶望して放り投げていたという。
 で、CHAOS;HEADをきっかけに、今度はニトロゲーということを動機として、INTEGRATIONを買い直し。

 アイン、美緒、キャルという順番でプレイして、残すはクロウディアと、各種途中ED回収。
 初回は一途にアイン目当てで行ってみました。普通に一番感情移入できるし。わりとナチュラルにバッドフラグを避けていったらしく、まあ無事にクリアで。
 本当のところ、第二章では危うくキャルを切り捨てるところでしたが。なんだか凄く鬱陶しく感じられて。しかし、ギリギリのところで思いとどまり、なおかつキャルとのエロシーンは回避。なんという純情一途いいお兄さん。おかげで第三章でのキャルのキレっぷりが今ひとつ理解できませんでしたが!
 攻略を見たら、キャルをシナリオから退場させると、最終章に行けなくなっちゃうのね。そりゃそうかー。うまいルート取りをしたものだ。と、自画自賛。

 三人クリアしてみて。アインは普通に可愛いです。可愛いという表現が似つかわしくないキャラ。だがそれがいい。キャルはEDを迎えてみて、ああ可愛いな、とやっと思えました。美緒ルートはむしろ志賀ルート。惚れるわー。他に脇役だと全ルート通していいひとなリズィさんが定番ながら好きです。
 まあ本命はヘタレ属性発揮なツヴァイさんなわけですが。どうしてイベントCGで顔出してたり出してなかったりするんだろう……複雑な移植経路が関わっているのかしらん。

 あんまりコンプに気合いは入れず、残りは明日にでもプレイ予定。それにつけても良テキストのノベルゲームって貴重かつ幸せだ。

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2009.03.14

その目だれの目Tシャツとか

 本日、届きました。週末の午前配送予定にしていたので。



 領収書に「その目だれの目」って書いてあるのが、もうそれだけで楽しいんですが何の病気ですか。これでCHAOS;HEAD関連のTシャツが三枚。初夏から盛夏にかけて、大活躍の予感です。部屋着orパジャマ代わりであって、外へ着ていく勇気は無いですがね勿論。

 まあ、今のところは、その目だれの目Tシャツを壁にかけて、飾っているだけ。
 部屋がどんどんカオヘに染まっていく……カオスにーなるぅー。

 そういえばアフィリアのイベント、キュアメイドカフェでは出ていなかった登場人物たちのメニューがあったんですってね。
 そんなことそんなこと早くもっと早く言ってくれっていうかなんでお店のサイトでメニュー紹介してないの……!
 タクさんめにゅうがあるなんて知ってたら、這いずってでも、ひとりでも、頑張って行ったのに!かもしれないのに!(弱気)

 いずれにせよ、リアル連動イベントは辛いわぁ。ことにこの手のカフェ連動だと、性別とか年齢が邪魔をするというのもあり。
 それでも、いろんな展開を見せてくれるのは嬉しゅうございますけれども。

 関連:「CHAOS;HEAD」関連リンク&記事まとめ
2009.03.13

ちょっと遅刻

 お品書き:「ベントラーベントラー」「COPPELION(1)(2)」「エンゲージ」

 金曜日は誘惑が多い。途中下車して街をうろうろ。混沌とした池袋。
 ああ渋谷行きたい……でも怖い……渋谷怖い……でも行きたい……。


ベントラーベントラー(1):楽天ブックス
 アフタヌーンでの掲載時は、なんかしみじみと面白い作品だな、でもこの分厚い雑誌の中にあるから息抜きとしての効用があってプラスに見えるのかもしれないな、と思いつつ読んでいたのだけれど。
 一冊にまとまったものを読んだら、これがどうして楽しかった。ゆるSFの世界にどっぷりと浸ることが出来るし、癖はあるけれど柔らかい絵柄にじっくりと親しむのも楽しい。何よりも、一冊の本として見た時に、統一感と懐かしい温かみがあるのが良い。これは装丁の勝利もあるなあ。
 この雰囲気と質を維持しつつ、長く続いて欲しい作品。


COPPELION(1):楽天ブックス
COPPELION(2):楽天ブックス
 なんでこういう状況下で制服を超ミニに着こなしているのとか突っ込んだら負けですかそうですね。
 原発事故で荒廃した東京、その中で未だ生活している人間の救助、という取っ掛かりはとても面白いし、設定の突っ込みどころを抜きとすれば文句無しに面白く読みすすめられる。ヒロインが関西弁なのは個人的マイナス要素だけど、設定からして不思議は無い……のか? 他の二人は標準語だけど。
 ところで、この設定、女の子三人を男の子三人に置き換えたら、そのまんま某社とか某社にありがちなSF系BL風味少女マンガになるんじゃないかしら。と、ふと思った。いずれをも貶めているわけではありません、念のため。ただ、そういう意味で男性読者と女性読者に対する訴求力には格段の差がありそうだな、と。


エンゲージ(1):楽天ブックス
 ヒーロークロスラインに乗じて世に出た作、というと聞こえが悪いけれど、ノリは似ているが設定は共有していないあたりそんな印象を持つのも仕方ないかも。
 割とお約束な感じのライトノベル系SFで、いろいろ盛り込みすぎて消化しきれていない印象だけど、それだけに作者の熱を強く感じもする。ただ、マガジンZというレーベルが不安だなあ……と思っていたら、4月刊の2巻で完結ってオイオイ。2冊で終わるような話に見えないんですが。作者に思い入れのありそうな作品なだけに、こういう事情に振り回されるのは、哀しい。

 ■本日のBGM■

 すんPの曲でも特に気に入り。色んな電子音がうるさく鳴ってる系はツボと自覚した最近。

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2009.03.12

付録よりは記事が目当て

 ゲーマガ買ってみました。目当ては当然「CHAOS;HEAD NOAH」関連記事。
 品薄なのかな? と思っていたら、普通に近所の小さな書店に並んでおりました。ラスト一冊だったけれど。



 髪をおろした葉月さんの破壊力が半端ねぇっす。
 そして丸くないモモちゃんを誰かリアルブート早くー。

 記事は6ページありました。インタビューに2ページほど割かれているのが嬉しい。半分近くが既出な内容ではありますけれど。
 ファンディスクの可能性について語っている部分がいちばんドキドキですよ。出してくれないかなぁ本当に。あるいはDLCでも。

 付録のポスターはビシィさ……梨深と、七海。梨深の顔にしっかりくっきり折り目がついていて残念。っていうか折り目のついたポスターを久しぶりに手にした気がする。

 しかしゲーム雑誌ってごくごく稀にしか手に取らないんですが、ぱらぱらと全ページ眺めてみて、情報量に圧倒されてしまいました。
 ここ十年くらいのゲーム購入は、事前情報はチェックせずに、発売後の身内やらレビューサイトやら2chの評判を見て決定するというスタンスで居たので、なんだか懐かしいような新鮮なような気持ちに。
 ファミコン→スーパーファミコンの時代は、ゲーム雑誌三誌を購読&二誌を友人から借りる、とかしていたのに……ね……。若かったな。うむ。自分も、時代も。

 関連:「CHAOS;HEAD」関連リンク&記事まとめ
2009.03.11

「CHAOS;HEAD NOAH」雑感#2

 個別ルート再プレイが楽しいです。
 引き込まれるようにプレイした初回と熱量は比ぶべくもないですが、オチまで知った上でじっくりと読み込む楽しさもまた格別。

 今日は何となく七海ルートを再読してみました。
 初回プレイ時、最初に選んだルートなので、個別ルートの内容やらボリュームやら、手探りでプレイしていた思ひ出。
 で、非常にCHAOS;HEADらしいというか、ニトロプラスっぽいシナリオに(5pb.主体と言いながら凄まじいまでにニトロプラス味)衝撃。俄然、その後のプレイが楽しみになりました。



 ところでこの台詞を見るたびに、そんな場面じゃないのに笑ってしまうPSU脳なわたくし。最近は休止気味ですけれど。PSUスラングを意識したわけではないとは思いますが、それゆえの自分内での微妙さが逆にツボというか。

 閑話休題。
 七海ルートについて、ぼかしつつ、ちょっとネタバレ入ります。
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2009.03.10

積みあげた山を崩す

 お品書き:「弱虫ペダル(5)」「ピカピカ家畜(3)」「配達あかずきん」

 既刊続刊、蒐集中作家。高値安定で、読む時もあんしん。
 安心しすぎていると、足元をすくわれたりもするわけですが。それも楽しい。


弱虫ペダル(5):楽天ブックス
 表紙に驚いた。本編でさらに驚いた。巻島先輩がこんなにかっこいい人だなんて、前巻までの時点で誰が予想できたかー! 意表を突きすぎです。
 本編は地獄の合宿編、定番だけど楽しい展開。それぞれの得意分野に枷をつけられる、というのも、お約束ながら燃え燃え。
 合宿ということで「部」としての存在感が増しているのも、上手い手法だな、と。主人公含む1年トリオ、怖くて格好良い3年、ここにちらほらと出番の増えている2年生をどういう扱いで持ってくるのかも、ちょっと気になったりして。


ピカピカ家畜(3):楽天ブックス
 打ち切り、なんだろうなあ。明らかに急ぎ足で、説明過多になってしまっているのが残念。それでも、ちゃんと物語そのものには終止符を打ってくれていることは、評価すべきポイント。
 ところで、同時収録の読み切りにはけっこう吃驚。より本質に近い作風なんだろうか。ぶっちゃけ私の嗜好からは外れるけれど、面白かったし、「作品」としての力強さを感じた。でも、このままで受け入れてくれる場所を探すのは、やっぱり難しそう。BL風味が無ければ、行き場はありそうだけれど。


配達あかずきん:楽天ブックス
 これは面白いだろうなあと思って読んで、期待通り。とても楽しめた。
 原作つきであるために、これまでは少々舌足らずだったストーリーも、安心して身をゆだねられるものに。絵柄は初期からの変遷が開花した感で、可愛さと丁寧さが良いバランスで同居している。
 ミステリをコミックに落とし込むのは難しいんだろうなと思うけれど、この作品の場合、少々のぎこちなさはあるものの、書店や人物の描写を見ているだけでもかなり楽しい。それがまた伏線になっていたりして。
 でもきっと作者は独自の物語を描きたい人だろうと思うので、この作品やエッセイコミックをステップに、またオリジナルのストーリーものも見せて欲しい。ひっそりとエール。

 ■本日のBGM■

 そろそろ卒業シーズンですので。ボカロの合唱って、揺らがない揺らぎが面白い。

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2009.03.09

文字で綴られるものなら

 お品書き:「ポトスライムの舟」「星降り山荘の殺人」「新米女神の勇者たち(4)」

 芥川賞だろうがミステリだろうがライトノベルだろうが、まあ、読む分には同じですから。読み方を変える、意識を変えることは勿論有りだけれど、それを強要することは誰にも出来ないのだし。


ポトスライムの舟:楽天ブックス
 読み終わってからアマゾンのレビューを見に行ったら、物凄い叩かれっぷりに思わず笑ってしまった。芥川賞なんて受賞しなければ、ここまで叩かれることは無かっただろうな。でも、ここまで読まれることも無かっただろうな。
 しかし、前々回の候補作だった「カソウスキの行方」の方が、好感の持てる作品だったことは確か。カソウスキで最も楽しい部分だった、ヒロインの毒とユーモアの絶妙な配合はこの作品には無く、変わってしんどい部分、病的な部分が浮き彫りになっているのが、とても残念。同時収録の「12月の窓辺」はその傾向がさらに顕著で、読むのが辛かった。
 これを読むなら「カソウスキの行方」を先に手に取ることをお薦めします。


星降り山荘の殺人:楽天ブックス
 倉知淳の独立長編。いろいろと噂は聞いていたので、かなり身構えて読んでしまい、素直に楽しむことが出来なかったかも。そこはちょっと残念だけれど、とりあえず、パズル系ミステリが苦手なはずの私なのに、最後まで興味を持続して、珍しくもトリックや犯人について考えながら読むことが出来た。
 登場人物全員に、どこかしら漫画的な特徴があって、読みやすかったのも有り難い。いい味を出しているキャラが多すぎる。
 そして、この作品のキモは、論争になりがちなあの部分ではなくて、探偵役を演じる人物、ひいては作品内での推理の組み立て方法だと思うのですが、どうでしょう。そのへんを見ていない人が多いよなあと、評価割れまくりのレビューを見ながら思ったりしたのでした。


新米女神の勇者たち(4):楽天ブックス
 いつものノリのソード・ワールド2.0リプレイ。4巻まで来て、キャラクターはきっちり立ったし、あとはだらだらと読み続けるのみ。というか、へっぽこでもぺらぺらでも思ったことだけれど、巻数を重ねたという実感が薄い。密度的な問題なのか、雰囲気の問題なのか、はたまた他の要因か。4冊って言ったら、ダブルクロスのシリーズなら全部完結しているよなあ……。
 まあ、ゆるーく読み続ける定番としては、全然OK。今回はPCの知られざる過去話もあり、なかなか面白かったし。

 ■本日のBGM■

 旋律違いのスカボロー・フェアアレンジ。さささPのオケはガチ。調教もガチ。

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Posted at 21:47 | 読書メモ | COM(4) | TB(0) |
2009.03.08

「CHAOS;HEAD NOAH」雑感#1

 週末。うきうきと「CHAOS;HEAD NOAH」の再プレイにかかってみました。一回目のプレイでは、どうなるのどうなってるのと気を揉みつつ読み進めた個別ルートを、じっくりと見直してみようかと。
 で、まずは、一番お気に入りの梢ルートから。
 どれだけ気に入りって、現在わたくしのPCの壁紙は、こずぴぃルート本編ラストのアレです。PCを立ち上げた時や終了する時に、デスクトップが表示されると、自分でも結構びっくりします……。

 深刻なネタバレは回避しつつ、あらためて所感を。

 こずぴぃルートの何が気に入っているのかって、止められない悲劇の連鎖。最悪の結末へと転がり落ちていく焦燥感と諦念を、プレイしていて強く感じられたことです。こずぴぃ、タク、梨深、セナ。そして三住。登場人物が次々に地雷を踏んでいく。
 取り返しのつかないことをしてしまって、取り返しのつかないことになってしまって、夢なら早く覚めてくれと願う。そんな辛さ。
 そして辿り着く終末。悲しすぎる最期の言葉と、美しすぎる最後の一枚絵に、素で泣けた。

 あとは、こずぴぃが可愛すぎ&辻あゆみさんの演技が素敵だったことも、気に入り要素のひとつです。終盤の悲しそうな台詞が、ひとつひとつ痛くて、ぞわっとしました。
 他のキャラと比べて、エンディングのキャラソンとのマッチングも良。こずぴぃの台詞にある数々のキィ・ワードに重なる部分が多く、曲と演出の相乗効果も有って、聴いてて泣けました。で、思わず買ってしまったり。


~TRIGGER4~ 「ちいさな声に気づいて」:楽天ブックス
 楽天ブックスでは送料無料&ポイント5倍キャンペーンが行われていたことも背中を押し。えいやっとポチりました。
 在庫切れで取り寄せ中なのは残念ですが、焦って欲しいものでもないし、気長に待つのです。カオヘのキャラソン、初購入。唯一の購入になるのかな。梨深のものもちょっと欲しい気がしていますが。

 他にもこずぴぃルートは、写メによる追い詰め、フレパラ実況の恐怖、狂気に満たされる学園、といった要素がことごとくツボで気に入っています。七海の扱いについては妄想攻撃と解釈するとして、それに怒る兄属性発揮なタクさん超萌ゆす。肉体面・精神面とも個別ルートで一、二を争う酷い目に遭っているタクさん超かわいそす。という個人的嗜好へのヒットもありまして。

 タクの描写が割と曖昧というか、地の文で思っていること、考えていることがゆらゆら揺れているのは若干気になるけれど、他のルートに比べたら良い方かな。
 でもって、ラストの会話でこずぴぃの問いかけに即答だったのが、ポイントぶっちぎり。ああ、心の声だったのが勿体無い悔しい。あのやりとりは是非とも音声で聴きたかった。

 ところで、タクのフレパラリスト。こっそり(?)ネタがたくさん仕込んであって笑える。初回プレイでは急いでいたので、ざっと流し見をしただけだったのですが。



 どこかで見たことのある名前がいっぱい。個人的にヒットしたのは井戸魔神でございます。井戸魔神かわいいよ井戸魔神。「沙耶の唄」プレイ中のオアシスでした。

 関連:「CHAOS;HEAD」「CHAOS;HEAD NOAH」関連リンク&記事まとめ
2009.03.08

乱読気味

 お品書き:「ふたりめの事情」「東京トイボックス(1)(2)」「世界制服セキララ女学館(1)」

 少女向け、青年向け、少年向け。その違いに着目して読むのもまた楽し。
 好みに合う合わないはまた別の問題として。温度低めでスイマセン。


ふたりめの事情:楽天ブックス
 ん。刊行順に読んでいったのに、何故突然絵柄が古く? と思ったら、発表時期を遡ったコミックスなのか。ちょっとびっくり。というか、なぜこのシリーズを単行本一冊目にしなかったんだろう? 暴本でブレイクしたから日の目を見たのかな?
 そのへんの邪推はともかく、連作は予想外に面白かった。幽霊ものは雰囲気少女マンガの定番ネタではあるし、最後のエピソードは若干物足りなかったけれど、それらを差し引いたところに残る登場人物の心の在り方や行動が、気持ちいい。死因にはどっきりしたし。
 ところで、個人的には初期の絵柄の方が好みです。改造して不安定になっちゃったのかなあ。


東京トイボックス(1)新装版:楽天ブックス
東京トイボックス(2)新装版:楽天ブックス
 ゲーム業界もの、というカテゴライズで一応いいのかな。冒頭がけっこうゴチャついていて、どこに焦点があるのかわかりにくかったので。
 主人公の男女二人の造形と描写は良い感じだけど、この手の作品としてはわりとステロな印象かも。ただ、それを補う熱はじゅうぶんに有った。ライバルとの関係性も、不穏でありながら燃え展開、しかし甘すぎず、絶妙な配分。
 打ち切りな展開が惜しい……と思ったら打ち切り後に版元変えて続編というパターンですかそうですか。それで新装版なわけね。
 まあ、何だ。機会があれば続編も読んでみよう。


世界制服セキララ女学館(1):楽天ブックス
 シリウス連載作品の中でも、何だか捉えどころのない、ふんにゃり萌え系ギャグマンガ。ネットで作者の他イラストを見ると、独特の世界観を持ったものが多く、作品との落差に愕然とする。良い悪いは別として。
 とりあえずこの作品は、扱っているネタがきわどいわりに全体に嫌味が無くて、ドタバタ騒がしい楽しさもあって、萌え系のわりに私的には抵抗感が少なかったです。でも、この絵の、この作者の使い方としては、もったいないんじゃないかなあ。
 あとがきを読むとダメだしされまくった末の掲載らしいので、夜桜と同じく、編集のゴリ押しで描きたいものが描けなかったのかも、と邪推。今が楽しんで描いているなら、良いのですが。

 ■本日のBGM■

 歌詞は気にせず音に身を任せるのが楽しい、そんな曲。ちゃぁ氏の曲で一番気に入り。

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2009.03.07

「CHAOS;HEAD」DVD届きました。

 さすが早かった。というか、まだまだ在庫が潤沢なのかしらかしら。



 ROMはのっぺりと、色気無し。
 でも……ごめんなさい前回デザイン酷すぐるとか言ってごめんなさい裏パッケージは雰囲気出してて良かったです。これを見れば、普通の萌えアニメと勘違いする人も居ないでしょう。



 そ の 目 だ れ の 目 ? だし。
 ちゃんとサイコ・サスペンスとか書いてあるし。

 思ったよりもだいぶ丁寧というか、気合いの入ったつくりでした。色々と。
 封入物はグッズインフォメーションとアンケートと8ページのブックレット。ブックレットの内容は、作品概要1ページ、雑賀喜由氏の解説1ページ、カオスヘッド妄想辞典と銘打った用語辞典4ページ。既にお馴染みの言葉ばかりではありますが、アニメ画像をふんだんに用いており、見ていてなかなか楽しいです。
 映像特典はノンクレジットオープニング。……ってことは2巻はノンクレジットエンディングか! ちょっとセコい。
 音声特典はキャストコメンタリーで、喜多村英梨さん、宮崎羽衣さん、たかはし智秋さん。#1のみ、というのが淋しいけれど、終始テンションが高く、アニメに造詣の深いキタエリ嬢が居ることによりコアな話題にもなったりして、面白かったです。
 あとは、メニュー画面が無駄に凝っていて、雰囲気アリアリ。



 作中のサイコなシーンを繋ぎ合わせた動画になっています。怖い系の場面でのBGMもついてます。気分はMAD。っていうかヘッドフォンしてこの記事書きながら聴いてたら怖ぇぇぇ! ってなりました!

 OPは手直しされた4話(だっけ?)以降のものになっています。本編も、映像特典も。やっぱりあれは単純に作画直しだったんだな……。
 まだ第一話しか観ていませんが、今のところ作画直しは無さそう……です……。ま、まあ、第一話は作画はそんなに酷くなかったし、えーとえーと……。
 ……この点については、先行き不安です。

 とりあえず第一巻は買ってみて良かったかな、と思いましたです。はい。
 第二巻はどうしようかなあ。

 関連:「CHAOS;HEAD」「CHAOS;HEAD NOAH」関連リンク&記事まとめ


CHAOS;HEAD 1:楽天ブックス
2009.03.06

PC版「CHAOS;HEAD」体験版

 思いついたので書いておきます。
 Xbox360版の「CHAOS;HEAD NOAH」から入って、PC版をプレイしていないという方、環境が許すのであれば、体験版だけはDLしておくとちょっぴり幸せかと。

 基本的に第一章の内容+その後のシーンがダイジェストで少々、という構成になっていますが、なぜか超絶豪華なおまけの「第一章反省会」が収録されておりまして。
 ヒロイン6人+星来たん+タクの楽屋裏な雑談。

 ニコ動に上がっているものを置いときます。いつ消えるか分からないものではありますし、この画面で見ると文字が潰れて見えにくいですが。
 (ゆえに体験版のDLを推奨なわけで)
 ※ニコニコ動画のアカウントを所持していなくても視聴出来ます。
 ※第一章終了後のものなので、深刻なネタバレはありません。



 先ほど、久々に見たら、文字通り腹筋崩壊。
 NOAHから入ってこれの存在を知らない人が居たら勿体無いなーと思ったので、書いてみましたです、ハイ。
 ああ楽しいな。楽しいな。もう何でも楽しいな。

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