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2009.11.24

読んだ本も読み終えた本も

 お品書き:「桜宵」「フィルム」「寝ながら学べる構造主義」

 部屋に積みあがっていく。どんどん積みあがっていく。タワーになる。それが本の宿命ですねわかります?


桜宵:楽天ブックス
 北森鴻のバー香菜里屋シリーズ。出てくる料理やお酒がとにかく美味しそうで美味しそうで、お腹が空いている時には絶対読んではいけないシリーズなのでございます。
 注意すべきは、料理のくちあたりの良さに騙されそうになるけれど、実は後味のよくない話や、若干腑に落ちないトリックや物語構造もあったりする。まあ、バー香菜里屋という場所の気持ちよさが、それらをすべて包み込んでしまうわけですが。登場人物の誠実な造形(善人も悪人も)込みで、ごちそうさま、な一冊。


フィルム:楽天ブックス
 短編集。いわゆる「いい話」「泣ける話」の詰め合わせ。時間潰しにさらっと読んで、ほろりとした気分を味わうには、良いかもしれません。残念ながら私には合いませんでしたが。このお題とこの素材をこう組み合わせて、小粒な感動話に仕立てますよ。という、その意図が、いかにも見え透いている気がして。邪推かもしれませんけれども。
 そしてあとがき対談、こんなにも目の滑る、興味の持てないあとがきは初めて見た……。


寝ながら学べる構造主義:楽天ブックス
 新書枠。構造主義は多分十年くらい前に一冊だけ入門書を読んだ記憶。ついでにポスト構造主義の本も一冊だけ読んだ記憶。その時より確実に脳みそが退化している今のわたくしには、なかなか親切で分かりやすい本でございました。
 平易な言葉と豊富なたとえ話で、頭にすっと入ってくる。とりあえずこれを読んでおけば、構造主義という言葉が会話に出た時に、ふんふんと知った顔をしておける……かもしれない。
 今さらですけれど、レヴィ=ストロース氏のご冥福をお祈りいたします。
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Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
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