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2010.09.30

9月の総括

 9月の総括です。

 小説その他は23冊。ええ。頑張りました。というか気がついたら読んでいた。うむ。
 最近は、Twitterで話題になっていたり推されたりしている本に手を出すことが増えています。TLで書名と一言の感想を見て興味を持つ→amazonレビューを見てみたりする→図書館サイトで検索してリクエスト、という流れ。で、気に入る作家が見つかったら、別の本を図書館でリクエストしたり、新刊や文庫であればwebで注文しちゃったり、とか。
 図書館フル活用ですが、一ヶ月に平均1~2万円は購入もしているので、許しておくれ。

 コミックは48冊。って読みすぎだろ久々に! しかもそのうち24冊は「3×3EYES」文庫版なので、これ、実質40冊+αあるのよね。ということは、通常のコミック換算だと、60冊以上という計算になるのか。
 変態的に読みすぎてます。でもなんだか続巻が多いので、いまひとつ物足りないというか。いや続巻が面白い&充実していれば、それはそれでいいのかもしれませんが、先月「軒猿」、先々月「ブレイクブレイド」という、自分的新発見掘り当て大ハマリがあったから……ああいう出逢いが毎月あれば幸せなのに。なのに。

 今月の一押し。


竜が最後に帰る場所:楽天ブックス
 読書メモはこちら
 一冊の本として、手に取って、いとおしく感じる。そういう本はなかなかに稀有。
 関連性の無い短編を集めた本なのに、どのお話も題名を見ただけで(むしろ表紙を見ただけで)はっきりと思い出せる手触りを持つ。それも稀有。
 とにかく装丁、帯含めて、現物を見て欲しい本であります。9月の新刊なので、今なら大きめの書店には面陳であるはず。


ワールドエンブリオ(7):楽天ブックス
 読書メモはこちら
 だいぶテンションが高くなって来たなあと。ネーネのあの表情だけで、お腹いっぱいの切なさを味わえます。ヒロイン覚醒、開眼。うーん素晴らしい。そしてリクはこの先どうするのか、どうなるのか。痛い痛いお話を、この先も期待しておりますですよ。

 10月の目標は、小説等が20冊、コミックが20冊。まあ軽いでしょ!(いきなり気が大きくなるのもどうか)
 インプットは出来るうちに、出来るだけ。それが、今のわたくし。
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2010.09.29

小鳥、ヘビ、カメ、フクロウ

 お品書き:「小鳥を愛した容疑者」「砂漠の悪魔」「刀圭」

 一転して、一冊完結のもの(現時点で)ばかり。うち初めて読む作家が二人。開拓開拓。


小鳥を愛した容疑者:楽天ブックス
 タイトルだけを見ると、受刑者が見上げる窓、小鳥がパンくずをつつき……なぁんてリリカルな連想をしてしまうのだけれど(え、私だけ?)、連作短編集の他タイトルを見てみれば、「カメを愛した容疑者」だの「ヘビを愛した容疑者」だの、なんだか怪しげというか面白げな。
 怪我のために、警視庁総務部の動植物管理係(容疑者や被害者等の飼っていた動物、植物の世話をする)に配属されてしまった鬼警部、という設定がまず面白い。そこに勤務する動物バカのヒロインがまた可愛い。冒頭に必ず出てくるにぎやかし動物と、主題となる動物と。豆知識も沢山で、ひたすら楽しい。
 でもってその動物がきちんと謎解きに絡んでいるのが見事。ユーモア・ミステリの佳作であります。


砂漠の悪魔:楽天ブックス
 近藤史恵の新刊。親友を死に追いやってしまったことから、人生の歯車が狂っていく。読み始めた当初は、どこまで破滅していくのか、あるいはどこかの時点で軌道修正が叶うのか、という部分に興味が行くのですが。なんだかそれどころじゃない人生の脱線っぷりに、読んでいて唖然呆然でした。ことに最終的に立ち現れる「砂漠の悪魔」には。読んでいて終始「どうしてこーなった」と呟き続けてしまう……。
 しかしこの作者らしい人物造形には、相変わらず惹かれてしまう。男性キャラは普通に好みだから良いとして、面白いのは女性キャラ。その女性に恋する男性の視点から描かれていると、本当に魅力的に見える。これは凄い武器だと思うんだ。


刀圭:楽天ブックス
 新人作家の最初の本らしい。堅物な町医者の若者と、遊び人で身体の弱い薬種問屋の若旦那って、いやもう狙ってるでしょうとしか言えないのは私が腐っているんでしょうかそうですよねきっと……でも帯のアオリを見る感じでは、作者は分からんけど編集がそういう層に手に取らせることを狙っているのは確実な気が。しかし実際に読んでみると、同じ長屋に住む世話焼きな女の子がきちんとヒロインしていて、特にアレな印象は無かったり。
 とりあえず、そういった萌え視点で読む分には、悪くなかったです。ただ、小説としては、登場人物の意識の描写にブレが感じられたり、後半になると視点保持キャラが自分の胸のうちをざらざらと地の文でぶちまけるようになってしまったりと、ちょっと読むのがしんどい感じでありました。キャラ読みは楽しかったけれど、シリーズ化するには難しいオチにしちゃってるし、どうだろうなあ。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2010.09.28

慣れ親しんで

 お品書き:「チョコレートビースト」「ふたりの距離の概算」「翔騎号事件」

 シリーズものの続編、三冊。安心して読めるのはいいことなのです。日曜の夜には、安心して読めて、後味のよい小説を読みたいものなのです。


チョコレートビースト:楽天ブックス
 やっぱり面白いこの「インディゴの夜」シリーズ。主人公が本気で絶妙。主要なキャラ、サブキャラとも、時に漫画的というか記号的に見えることもあるのだけれど、とにかく主人公の視点がきっちりかっちりしているので、安心して身をゆだねられる。一人称の地の文で「43万円」を連呼しているあたりも笑ってしまったし、そこが素敵でもあり。
 この本について著者が語っているページを発見したので、ぺたり。モデルが居たんだな……43万円。
 :Webミステリーズ!【ここだけのあとがき】加藤実秋


ふたりの距離の概算:楽天ブックス
 大好きな古典部シリーズの最新刊であります。発売直後に購入していたのに、もったいなくて読めずにいたという。シリーズものを好きになると、ありがちです。私には。
 今回は、マラソン大会。走っている間に、考えをまとめ、証言を集め、という構成が、なかなかに刺激的。ただ、どうしても小品だなあという印象は否めず。
 とは言っても、青春しまくっている様子がたいへん素敵でした。ミステリよりも青春小説としての楽しさが先に来てたかな。個人的には、それはそれで良し。次作でミステリ方向に舵を切っても、それもそれで良し。


翔騎号事件:楽天ブックス
 出てくれるだけで本気で嬉しい、狩野俊介シリーズ。今回は飛行船がモチーフとなって、一種クローズドサークルの雰囲気があり、緊迫感もあり。野上さんも俊介君も相変わらず。もとからレトロな雰囲気を持った探偵小説ゆえに、逆に時代に取り残されずに済んでいて。安心感のある一冊でした。また銀扇座のような大掛かりな仕掛けのものや、天霧家のように渋いものも、読んでみたいなぁ。とは思いますが。
 それにしてもこの表紙イラストはいただけない。装丁も酷い。長年のファンとしては、哀しくなる……。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(2) | TB(1) |
2010.09.27

「ブレイクブレイド」第三章

 雨&混雑の気配に、公開初日と翌日曜日は避けて。
 月曜日の夜、仕事帰りに行って来ましたシネマサンシャイン池袋。

 DVD&BD購入者特典の「第四章」場面入り特製ステッカー。特製ステッカーとか言いつつ、まあ、シールだよね。大層なものでもないけれど、いちはやく第四章のカットを目に出来る嬉しさ。
 ちなみに「男性キャラ編」「女性キャラ編」「ゴゥレム編」とありました。



 ええ。当然のように「男性キャラ編」を貰いましたですよ。ええ。

 下に敷いているのはパンフレットの設定資料のページです。第一章&第二章でも思ったけれど、パンフレットの充実っぷりはなかなか素晴らしい。キャストインタビューやらプロダクションノートやら設定資料集やらプラモデル解説やら。アニメ映画のパンフレットならでは、という気もしますが。

 で、肝心の本編は、実に楽しゅうございました。OP前からもう、心は飛びっぱなし。
 そういえばテレビ放映時、このOPとEDを入れ替えるべきとか言っている人をちらほら見かけましたが、それはあくまでも「テレビで観ている」から。映画館で観たら、OPはこれしか無い! と断言できます。多分。きっと。

 今回はとにかく前半に戦闘が集中。ゴゥレム戦はもちろん、攻城戦の迫力もきっちり。
 サガレスの出番がカットされていたのは、ちょいと残念でしたが、尺を考えるとしょうがないか。かわりに(と言うのも何だけど)ライガットとシギュンの会話シーンは、原作でのとても大事なニュアンスがそのまま落とし込まれていて、嬉しかった。
 ちなみにわたくし、斎藤千和嬢は好きな声優のひとりです。演技と、演技に対する本人の姿勢が好み。

 デルフィング第三形態、多重装甲モードでの戦闘は、期待に違わぬ出来。一章、二章と製作を重ねてきて、そろそろゴゥレムの動き、動かし方、描き方もこなれてきたという印象があります。
 見どころはやはり多重装甲モードからの戦闘、ゼスとの対峙、そしてクレオの無双。いやぁ眼福のロボットアクションがいっぱい。

 あちこちで散見されたとおり、話の締め方は「……あれ、ここで終わるの?」と思いましたが、例によってCパートでのヒキがちゃんとあるし、もともと第一章&第二章と同じように、第三章も第四章とセットで大きなくくりとなっているんだろうな、と思ったので、納得。
 一ヵ月後には第四章が観られるわけですから。あああ楽しみすごく楽しみクリシュナのエルテーミス楽しみ……!

 とりあえず、あと二回は行くと思います。
 映画館の大画面で観るのは、やはり素晴らしいんじゃよ。

 BDで舐めるように観るのも良いもんですけどね。第三章早く出ないかなぁ早くぅ。

 
劇場版 ブレイク ブレイド 第一章 覚醒ノ刻【Blu-ray Disc Video】
劇場版 ブレイク ブレイド 第二章 訣別ノ路【Blu-ray Disc Video】
2010.09.26

緑一色

 誰が呼んだか知らないけれど、りゅーいーそー。芝生。言い得て妙。

 うーむ。



 なんつうか、やる気がゼロになる瞬間であります。
 小当たり、2確、2通の嵐。モーニングで18000発出たのでウキウキとインテを貼ったら、ごらんの有様。出玉は壊滅。

 それでもイベントにモーニングを仕込んでくれる限りにおいて、剛掌さんは好きですよ。
 前作よりもほんと演出が洗練されて、苛々は減っているし。蒼天の5通は我慢ならんのですが、北斗のこの潔さは悪くないと思ってしまう。ラオウ様かっこいい。ファルコって誰だっけ。まあそれはいい。

 しかし、なんだかんだでwatを購入しちゃう癖を治さなければ……。
2010.09.25

読書の秋とか

 お品書き:「竜が最後に帰る場所」「顔のない敵」「白い月 黄色い月」

 引きこもり中。本漬けの週末です。いつものこと? いやいや、意外と週末には本を読まないことも多いのですよこれが。


竜が最後に帰る場所:楽天ブックス
 恒川光太郎、初。
 少し不思議系というか、幻想的な短編を五つ集めた本。ホラー大賞からの作家ということで警戒して読んだけれど、背筋がぞくり、というくらいで、いわゆる「怖い話」ではない。むしろファンタジー寄り。文章と物語の雰囲気の調和が取れていて、非現実的な話にも、すんなりと入り込める。なおかつ、読んでいて良い意味での「距離」を感じるのが、なにか不思議。いや、距離というより、疎外感なのかもしれない。安心しつつ、少し淋しくも感じる。
 帯のあおり文句の出来が素敵であります。内容、装丁、すべてひっくるめて、素敵な本であります。


顔のない敵:楽天ブックス
 石持浅海の、地雷短編シリーズ。地雷をテーマとするミステリってどんなんよ、と思いましたが、ちゃんとミステリしつつ、人道的な見地からの様々な問題、考え方にも目を配っていて、読み応えがありました。
 それぞれに直接的な繋がりは無いものの、あちらに出ていた人物がこちらでは過去の姿を、こちらに出てきた固有名詞がそちらでも存在感を……という、読み手への若干のサービスは有り。ことに最終章となる「未来へ踏み出す足」は、読んでいてしみじみとしてしまった。闇を背負う者ゆえの選択か、という。
 巻末には加えて処女作の短編が収録されています。お得感はあるけれど、一冊の本としての調和は著しく損なわれてしまっていて、残念。


白い月 黄色い月:楽天ブックス
 初めて読む著者(多分)ですが。ファンタジックな世界、記憶喪失の少年。優しい雰囲気の中に見え隠れする不気味な影、失くした記憶に隠された謎……と、それぞれの要素は魅力的。しかしどうにも雰囲気先行で、「少年の心の旅」というテーマもありがちすぎて、なおかつ主人公の少年に感情移入できず(悪い子じゃないけれど、彼を彼たらしめる個性がどこにも見えない)興味を抱けなかったのが残念。終幕も唐突で、デウス・エクス・マキナのにおい。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2010.09.24

懐旧いやいや現役

 お品書き:「レッツ☆ラグーン(1)」「KATANA(1)~(4)」「壬生義士伝(1)」

 一巻なのに、初めてなのに、なんとなく懐かしいとか、そういう。ベテランってことで。


レッツ☆ラグーン(1):楽天ブックス
 岡崎武士とか、なにやら懐かしい名前なんですが……って13年振りだと? しかし絵といい物語といい、ギャップを感じさせないのが凄い。
 無人島に漂着する主人公の一人称状態で始まる物語。タイトルと表紙、ヒロインとともに無人島生活に馴染んでいく序盤の展開から、萌え萌えラブコメなのか? と思ったら、途中から一気に加速。SFめいた展開を見せて、緊迫感もモリモリ。しかし一番のキーアイテムがぶらじゃあだったりするあたり、一歩間違えば陳腐になりそうなところを、うまいバランスで渡っていくもんだなあと。
 ともあれ、今後の展開が気になります。そして、引き伸ばすことはせず、さくっと綺麗に纏め上げて欲しい。


KATANA(1):楽天ブックス
 既刊4巻まで読破済。基本は一話完結だし、適当なところまでと思って購入したら、よりによって4巻ラストの話が次へ持ち越されているとは、ぬかった……。
 微ヘタレだけど刀研ぎの腕は一流、な少年を主人公にして、刀を擬人化。というか人の姿に見えてしまうという異能(というとおどろっぽいけれど、雰囲気は明るく爽やかだったり)を持っていて、研げばみすぼらしかった浪人のような姿がしゃんとしたお侍さんになっちゃうとか、なにこれかわいいんですけど。ホラー雑誌に連載していたのはきっと何かの間違い。
 ゆるりと続きも買い集めましょうか。


壬生義士伝(1):楽天ブックス
 原作未読。以前の連載も読んでいません。
 これを別冊マガジンで連載しているのは、何かの間違いなんじゃないかと。あのラインナップに何故混じっているのか。
 ともあれ、さすがの一言で終わってしまう、さすがの一言な作品でございます。浅田次郎の原作もおそらく力があるのだろうけれど、作画の力も半端ない。新撰組もの数あれど、鉄板作品のひとつなんじゃないかと。
 問題はいつ完結するか、ですが。
2010.09.23

「うたの☆プリンスさまっ♪」#8

 オールクリアしたはずなのに、なぜかPSPに挿しっぱなし。そして一日一度は起動するという。
 何故って、ミニゲームの音ゲーが楽しいからですよ! ええ!

 無駄にやり込む日々であります。
 あれほど無理ゲーと思っていたHARDも、普通にプレイできるようになったりして……。



 とりあえず「永遠のトライスター」はLV3、「無限のトリニティ」はLV2まで、HARDでSランククリア済。
 他のオーディションソングも、LV1は全てS、LV2も二曲を除いてSクリア済、「騎士の~」のみLV3のSクリア済。
 何やってんだろうなあ!

 で、EASYはと云いますと。
 Sランクでのクリアは当然、楽勝なので……。



 王冠マークゲットに着手したりして?
 見えにくいですが、Sの右側に。

 これどういう条件なんでしょうか。すべてcoolでのオールコンボ、と思っていたら、ひとつだけgoodがある状態でもマークついちゃったし、かと云ってgood一個でクリアしてもつかないこともある(というか基本的につかない)し、良く分からん。

 いずれにせよミス出来ない、というのは相当なプレッシャーなので、緊張しまくりでしんどいので、あまり根を詰めないようにしよう……とは思っています。

 しかし久々にハマってるなあ。
 本当に意外なほどきちんと作り込んであるミニゲームなので、難度を変えてプレイすると、譜面の違いも楽しめる。そして、音ゲーの「練習すればするほど、ちゃんと上達する」感覚が久しぶりで、なんとも楽しくてしょーがないです。
 曲にも思い入れが増すばかりで、コマッチャウ。


【数量限定特価】うたの☆プリンスさまっ♪通常版:楽天ブックス
2010.09.22

2010年秋終了番組

 新番組開始前に。

 とりあえず今期は1クールアニメを3本、完走しました。レコ様のおかげでございます。
 オートチャプターがあると、視聴するのも楽だなあ。毎週なぜか違う場所でチャプターを切られている番組もありますが、そこはご愛敬。保存する時には再度自分好みに切りなおせばいいだけだし。
 便利な世の中になったものでございます。VHSのスピードサーチで、CMが終わった瞬間にぴたりと止めることを特技としていた時代もありました。
 ……そういえばテープというものがどんどん遠くなるなあ。

・学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
 途中、だいぶ視聴意欲が減衰したものの、1クールという短さゆえに最後まで観ました。なんだろうこのエロとグロのバランスが、個人的なツボをことごとく外していて。駄目なんだな私。シリアスなシーンで無意味に揺れる乳とか、だいぶ苦手。そういうノリを含めて楽しむべき作品だろうし、純粋に合わなかったんだなあと思うのみです。
 ……でも、ヒラコーは良かったんだ。
 二期やるのかな。やるとしても、多分、観ないです。

・黒執事II
 何だかんだで完走。だいぶなまあったかく、まったりと観ておりました。第一期、しっかり視聴したつもりでいましたが、最終回が思い出せないんですよ実は。よくよく考えてみると、第一期の放映中にテレビを買い換えて、録画環境が無くなっていたのよね。だから途中までしか観ていなかった、かも……。まあ、ほら、適当に補完しながら観たから大丈夫。多分。
 絵は通して整っており、たまに作画のお遊びもあって、目にうれしい作品でありました。第一話のインパクトにきっちり捉まって、謎解き気分で観ていけたし。最終回は、なかなか意地悪な幕切れだなあとは思いましたが、アロイス関連は綺麗にカタがついたことで、個人的には満足。
 楽しゅうございました。

・オオカミさんと七人の仲間たち
 観ても観なくても別にいいよなあ、と思いつつ、観るのが意外と楽しみだったりして。それは多分に、キャラの好み、絵の好み、動かしかたの好み。
 適度にゆるくて、適度に緊張できるストーリー運びも、のんびり観るにはなかなか良かった。つまり中途半端でもあるのだけれど、私としてはわりと好みのバランスでした。ナレーションのアクも、観ているうちに気にならなくなったし。だんだん少なめになってもいた……のか?
 動かしきれていないメインキャラ・サブキャラも多数居たので、出来れば二期やって欲しいところです。難しいかな。無理かな。とりあえず、三番組の中で唯一、未だ消さずにレコにあり、なおかつBDに焼きましたわ。

 屍鬼とデジモンクロスウォーズは視聴継続中です。屍鬼はだいぶ楽しい。だいぶ楽しみ。デジモンはいまひとつ燃えどころや萌えどころが見つかっていませんが、ご飯食べながら流しとくにはいいかな、という感じで。
 これに何本、視聴が加わるのか。新番組ラッシュが楽しみであり、怖くもあり。
2010.09.21

しかもクロスオーバー

 お品書き:「アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク(3)」「新米女神の勇者たち(9)」

 今月のリプレイ二冊。品質保証のシリーズもの。でも、手に取ってみて! と薦めづらいのが難点だな。長く続いていると。


アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク(3):楽天ブックス
 あれっまだ三巻目? 無印とのシャッフルのせいで、こっちの巻数表示が詐欺に思えてしまう。「キングダム・フォールズ」という副題の通り、グラスウェルズ激動の一冊でありました。
 明らかになったあれやこれやには、素直に驚いたし、物語の流れ、行く末そのものが、全体に楽しかった。だんだん王国内での立ち位置が変わっていくPC、というのも、戦記ものらしさを醸していて良いなあと。
 ただ、まあ、彼の退場については、いまひとつ納得が行かないですが。いいじゃないか……そこまでして退場させなくてもさ……。


新米女神の勇者たち(9):楽天ブックス
 ロイヤル・シスターズ総出演、と帯にもある通り、なんとも華やかな巻でした。基本的に緩い雰囲気のシリーズではありますが、パーティを牽引することの多いジークを「身内」という要素できっちり釣って、それなりの切迫感、緊張感を出しているのが上手い。
 今回、ムーテス君の復帰も嬉しゅうございました。ぶっちゃけ個人的にはソラが復活するより嬉しい。トカゲ可愛いよトカゲ。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2010.09.20

暖色の秋

 お品書き:「タッコク!!!(4)」「神のみぞ知るセカイ(10)」「ちはやふる(10)」

 今月の続刊でございます。なぜか暖色の表紙が目立ちます。
 秋だから?


タッコク!!!(4):楽天ブックス
 表紙を見て「……誰?」と思ったので、カバー下マンガには笑ってしまった。
 長々と引っ張るのか? と思った修行&試練編を猛スピードで駆け抜けた、密度の濃すぎる一冊でありました。タッコクエストでは、相変わらずの超ゆで理論搭載卓球マンガ(褒め言葉)っぷりが存分に楽しめます。
 そしてなぜか突然の新展開。伏線を張り巡らせつつ大きく話を転がしていくようで、どうなることか。しかし基本的な物語の雰囲気は、良い意味で開始当初のままというのが、安定していて良かですよ。


神のみぞ知るセカイ(10):楽天ブックス
 購入したのはDVD付き限定版ですが、画像がなかったのでこちらを貼っておきます。
 本編は結編の決着と、新たに檜編。結編は楽しかったなああぁ……乙女ゲームバージョンでの攻略、素晴らしゅうございました本当に。絵的にも新鮮、最終的なオチも楽しく。一方の檜編は、まだ始まったところなので、なんとも。いまひとつ可愛く感じられない、感情移入しにくいヒロインだな、という第一印象ですが、はてさて。
 ところでDVDは酷かったです。アニメのプロローグ映像収録を売りに掲げているのに、現時点で未公開の映像はほんの1分半しか収録されていなくて、他にやはり1~2分のPVが一本、残りはすべて声優のトークとか……しかも物凄くやっつけな代物で(会話形式になっているけれどあからさまな別録りというお寒さ)見てらんない。
 DVD付き、二度と買いませんよ。評判を確かめるまでは。


ちはやふる(10):楽天ブックス
 もう二桁巻数突入なんだな。大会、それも部活動としての大会編になると、話がぐぐっと盛り上がるなあと。袴になるのも華やかで良いんだよねぇ。
 この作品で個人的にもやっとする部分である、モブ顔なサブキャラはモブキャラでしかない……という印象が、今回だいぶ払拭されているように思いました。そのせいか、今までのどの巻よりもすんなりと読めて、いつもより素直に面白いと感じられたりして。
2010.09.19

「3×3EYES」全巻一気読み


3×3EYES(24)特装版:楽天ブックス
 この連休中の自分ミッションとして、3×3EYESの全巻読破を課しておりました。
 文庫新装版、全24巻であります。最終巻の特装版はなぜかプレミアがついてるらしいです。ミニ画集つきということに加えて、新作番外編が収録されているため、最終巻だけ購入する人がそれなりに居たんでしょうね。きっと。

 3×3EYESという作品。むかしむかし初期の頃には読んでいたのですが、第二部の終盤がとにかく印象深く、その反動で、第三部が普通に展開し始めた時、どうにも熱を保てなかった……と記憶しております。そこで読むのを中断。いつか完結したら、まとめ読みをしよう、と。

 読み返してみて、やはり第二部のクライマックスは凄い。素晴らしい。思い出補正込みとは思いますが、これ以上に燃えて、かつ切ないシチュエーションは、なかなかお目にかかれるものじゃないのでは。まあ後々、いろいろとぶち壊しになるわけですが、それはそれとして……。
 それと、ハーン関連。リバース・ハーンは、サブキャラのエピソードとしてさらっと流すにはだいぶ惜しいものでした。終盤のハーンの扱いの酷さには思わず笑ったけど、納まるべきところに納まった、と言っていいのかな。いいんだよな。とにかく行き当たりばったりに扱われすぎではありましたが。
 作者の中での様々な葛藤に、最もダイレクトに巻き込まれたキャラだったんじゃないかしら。と、巻末のインタビューを読んで、思いました。最初はさくっと生き返る予定だったとか、えええー……という感じであります。二重の意味で。
 第三部から第四部は、ハーンが居なかったらだいぶ読むのが辛かっただろうなあ。中だるみ感の凄まじさに、めげそうになりましたもの。
 ことにアンダカ編は酷かった。だらだらとながながと亜空間世界の事情をやっていて、当初の目的って何だっけと忘れてしまいそうになる。と思ってたら、あとがきページで、このあたり長すぎた、と作者自ら言及していて、思わず笑ってしまったり。

 しかし最終局面の盛り上がりは素晴らしかったです。ここまでの伏線をきちんと拾い上げ、サブキャラや退場したキャラにも目を配ることを忘れず、なおかつサプライズもある。
 ことに八雲が不死でなくなってからの展開は、「燃え」とはこういうものさ。という、お手本のような場面、台詞、シチュエーションがてんこもり、それでいて陳腐さは無くて、むしろその真摯さに心打たれるという。
 最後の八雲の選択、エピローグに至って、長旅を終えた感動と感傷は、怒涛のよう。

 これだけの長期連載、中だるみや私的公的な諸事情も抱え込みながら、最後にきっちりテンションを上げて、文字通りに燃え尽きてみせた作者と作品の熱には、頭が下がります。
 面白かった。ありがとう。

 ところで新規に描かれた番外編。シリーズ外伝としてなら、定期的に読み切りを描いて描けないこともないじゃない? と思ったり。
 しかしなんでヒロインにこういうタイプを持ってきたのかなあ。まあこれまでの本編には居ないタイプであることは確かですが、読者の共感を1ミリも誘えないぞ。
 あ、綾小路家の一日はたいへんたのしかったです。ハーン贔屓の俺様へのご褒美だな! とか思いながら読みました。
2010.09.18

チーズの魔力

 抗いがたいものであります。



 チーズスフレ。近くのお店の。お値段お手頃、あっさりしっとり、チーズ味。カロリーも(たぶん)控えめ。

 食事制限、最近はだいぶ緩めています。おやつは150kcal以内という決まりも、さほど厳守という感じではなく。しかし調子に乗って食べ過ぎてはいかんね。いかん。
 などと言いつつ、同時にシュークリームも買って来たりしましたが。同日には食べませんでしたけれど。

 本当は連休中にこのお店に行ってみようかなと思っていたのです。

 :西洋菓子 おだふじ

 シュークリーム、スフレ、ブッセ。なんという魔力。
 しかし微妙に行くのが面倒に感じられたのと、いやそういえば近くにもあるじゃん。お菓子屋さん。と思いつき。
 行って買うのが結局シュークリームとスフレなあたり、未練がましくはあるのですが、それはそれとしてー。

 美味しゅうございました。
Posted at 23:59 | 食べ物関連 | COM(0) | TB(0) |
2010.09.17

アニメ新番組チェック(2010年秋)

 レコ様様。今期はいくつか1クールものを完走出来そうです。
 というわけで、秋開始のアニメ新番組もチェックしてみました。

 自分的利便性から、うちの視聴環境での開始日付順。
 相変わらずテレ玉は映りません。MXでたいがいフォロー出来るから、まあいっか。と諦めていますが、それとフレッツ・テレビを許すかどうかは別問題だぜゴルァ。

 10/03(日)17:00 STAR DRIVER 輝きのタクト(TBS)
 10/03(日)23:30 俺の妹がこんなに可愛いわけがない(TOKYO MX)
 10/04(月)25:30 おとめ妖怪 ざくろ(テレビ東京)
 10/04(月)26:00 侵略!イカ娘(テレビ東京)
 10/06(水)25:50 神のみぞ知るセカイ(テレビ東京)
 10/07(木)23:00 探偵オペラ ミルキィホームズ(TOKYO MX)
 10/07(木)25:55 それでも町は廻っている(TBS)
 10/07(木)26:00 ヨスガノソラ(TOKYO MX)
 10/08(金)25:23 FORTUNE ARTERIAL 赤い約束(テレビ東京)
 10/08(金)25:55 咎狗の血(TBS)
 10/14(木)24:45 海月姫(フジテレビ)

 参考はいつも通りMOON PHASE様の新作一覧であります。

 あんまり楽しみだー! という感じのものは無いのですが、とりあえず第一話はある程度の数を録画してみよう、という。冒頭5分で消しちゃうってのもアリアリ視野に入れつつ。

 視聴前ひとこといんぷれ。

・STAR DRIVER 輝きのタクト
 オリジナル企画は全力で応援しようと思ってなぜか観てみると応援する気がなくなることが多い今日この頃ですが、これは大丈夫そうというかスタッフとキャストの補正もばしばし入りそうなので、とりあえず期待。

・俺の妹がこんなに可愛いわけがない
 ラノベ原作ラブコメはよほどツボらない限り脱落しがちなんですが。わたくし妹属性には興味ありませんが兄属性には激弱なので、それがプラスマイナスどっちに転ぶか、ちょっと自分に興味があります。

・おとめ妖怪 ざくろ
 原作未読。J.C.STAFF補正があるので、まず観てみないことには。しかし個人的にキャスティングがあまり好みではないのが。

・侵略!イカ娘
 原作未読。評判はちらほらと聞く。まったく関係のないところで聞く。ふしぎ! ……まあ観てみるのです。

・神のみぞ知るセカイ
 原作既刊読破済。アニメとしての出来は、PVを観る限り期待してはいるんだけど、これもどうもキャスティングが……ねえ。あと原作コミック10巻の限定版DVDが酷い商売だったので、好感度がだだ下がった。

・探偵オペラ ミルキィホームズ
 メディアミックス……はいいとして、なんか公式探してもアニメ絵に辿り着けないんですが。これもJ.C.STAFF補正が来るかどうかであります。

・それでも町は廻っている
 原作未読。よく話には聞きますが。アニメで先に観てしまうのと、原作を読んでから観るのと、どっちがいいのでしょうねえ。

・ヨスガノソラ
 原作未プレイ。エロゲ原作アニメは(略)いつもの如く、まずはなまあったかく第一話の冒頭5分を観るのです。

・FORTUNE ARTERIAL 赤い約束
 原作は体験版の途中までプレイ。エロゲ原作アニメは(略)(略)

・咎狗の血
 原作は……あれ? 一周か、二周くらいプレイしたっけか。萌えツボにヒットしなかったのが残念でした。ゲームが残念という意味じゃなく、自分が残念ね。念のため。気合い入れて作ったら面白くなりそうな素材だけど、なんだか予算と手を抜かれそうな予感がぎゅんぎゅんします……思い過ごしでありますように。

・海月姫
 原作既刊読破済。ノイタミナ枠でブレインズ・ベース。鉄壁じゃね? 月海に花澤香菜とか蔵之介に斎賀みつきとか修に諏訪部順一とかなぜか強烈脇役に千葉繁とか子安とか。完璧じゃね? と思ったらシリーズ構成が……。

 けっこう数があるなあ。観て切り観て切りになりそうな予感。
 何だかんだで楽しみです。いろいろと。
2010.09.16

たのしいぞっかん

 お品書き:「ワールドエンブリオ(7)」「サヤビト(3)」「となりの怪物くん(5)」

 読んでにこにこ楽しいなー。いや楽しいどころじゃない展開もあるけれど、それを含めて楽しいなー。なんですよ。


ワールドエンブリオ(7):楽天ブックス
 表紙はこれまでになく萌え系に見えるのに、本編におけるこの姿のネーネの心境といったら、ああ。
 いよいよ佳境といったおもむきで、謎や伏線の解明も多く、非常に吸引力の強かった巻。やっぱり既刊を読み直してから手に取るべきだったか、と後悔してみたり。次の巻の発売時には読み返すつもり。
 嘘というテーマが、ここに来てだいぶ深くなってきたのが良いなあと。いちばん厳しい部分での突きつけ、たいへん好みであります。


サヤビト(3):楽天ブックス
 綺麗な絵は変わらず、安定。サヤビトという設定の甘さが1巻からずっと気になっているけれど、どうやら主人公達の特殊な関係については(というかクイファの特殊性?)さらに隠されたものがありそうで、期待度が上がった。それと、作者が楽しんで描いていそうだなあと思わせてくれるのが気持ちいい作品だと思います。
 一冊の締めのエピソードが泣かせ系なのは卑怯だなあ。もちろん良い意味でね。


となりの怪物くん(5):楽天ブックス
 うーん青春だなあ。夏目さんというキャラは、多分実際に近くに存在したら(そして中学生とか高校生だったら)作中のモブ女子みたいな反応をしてしまうこと間違いなしなんですが、マンガで読む分にはたいへん魅力的であります。もたもたと動かない主人公達より、こっちのほうがだいぶ惹かれる。というかそもそも群像劇的な色合いを持たせているのか、この作品って? と、次巻予告を見て初めて気付いたのでした。
2010.09.15

シネマコレクション

 自分用メモ。
 現在最も頻繁に利用している「ユナイテッドシネマとしまえん」にて。

 心に残る名作シネマコレクション2010秋

 10/02-10/08 燃えよドラゴン <デジタル・リマスター版>
 10/09-10/15 M:I-2
 10/16-10/22 2001年宇宙の旅 <デジタルリミックス・サウンドバージョン>
 10/23-10/29 ゴッドファーザー <デジタル・リマスター版>
 10/30-11/05 ローマの休日 <製作50周年記念デジタル・ニューマスター版>
 11/06-11/12 インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説

 これはちょっと燃える。
 とりあえず2001年は行くつもりであります。ちなみに料金は1,000円、メンバーズカード会員だと800円。良心的というか、飲食代の方が高くつくんじゃないの。という。私は基本的にポップコーンとか食いませんけれども。

 なんつうかどれもこれも(比較的新しい2本は除いて)、テレビでふんふんと観た記憶はあるけれど、最初から最後まで通して観ては居なかったり、昔すぎて細部は覚えていなかったり、というラインナップ。
 この機会に映画館で観るってのは、素晴らしいんじゃないでしょうかどうでしょうか。

 どうでもいいことですが、テレビで映画を観るのがあんまり好きではないのです。わたくし。
 映画はやはり集中して観たいのですが、自宅のテレビ視聴だと、集中の途切れるきっかけが内的外的に山ほどあるのがネック。そして吹き替えも苦手。
 レンタルなりセルなりで観る時も、基本的にヘッドフォンをして、最初から最後まで一度も止めないことを己に課していたりするのです。ってそんなご大層なものでもないけれど。

 思えば小さい頃、テレビでの映画放映時に、畳敷きの茶の間にわざわざ椅子を持ってきて、えいがかんのつもりでさいごまでたたないでみるの! なんてこともやってたなあ。
 三つ子の魂なんとやら?
2010.09.14

終わり良くなくても

 お品書き:「ヨコハマ買い出し紀行(10)新装版」「女たちよ(1)」「君がウソをついた(3)」

 何にせよ完結するのはよいこと。終わらない物語なんて、はた迷惑なだけだから。


ヨコハマ買い出し紀行(10)新装版:楽天ブックス
 新装版、完結。最終巻になって、時の流れが速くなった。子どもは大人に。大人は……直截に見せることはしないけれども。
 最後まで雰囲気は変わることなく、世界についてはっきりと説明されたり、大きく変動することもなく(緩やかな滅びを示唆する小さな変化は沢山あったけれど)、穏やかに過ぎていった時間なのでした。それは、読み手にとっても同じく。
 最後の掌編「峠」が気に入りです。凪のなか、風に乗る。そんなイメージで。


女たちよ(1):楽天ブックス
すごいタイトルで、すごい表紙。正直、あまり見栄えのする絵ではないけれど、この作品にこの絵だからこそひきたつという個性なのに。
 基本的に無表情ながら感情の激しい女性を主人公とした、オムニバス短編集。話のつながりは無し。さまざまな極限状況、狂気との境界線上にいる女性を描いて、時に恐ろしく、時に物悲しく。しかし食傷することはないのが凄い。読みごたえのある一冊でした。


君がウソをついた(3):楽天ブックス
 あれ。なんだか、へっそりと終わってしまった。もっともっと盛り上がって、サスペンスフルな展開になるかと思ったのに。
 ちょっと竜頭蛇尾というか、もったいない気がする。ウソが見えるという設定そのものはありきたりながら、要所での見せ方が凄く上手くて、引き込まれて読んでいました。2巻のラストまでは、本当に面白かった。少々残念であります。
 またサスペンスっぽい作品を描いてくれないかしらん。
2010.09.13

初めて

 お品書き:「百瀬、こっちを向いて。」「破線のマリス」「メルトダウン」

 初めて読む作家、三連発でございます。


百瀬、こっちを向いて。:楽天ブックス
 潔い表紙だなあ。
 文庫版発売に伴って。新人という触れ込みですが、えー……別名での作品は、一冊も読んだことがありません(コミック化されたのをさらっと見たくらい)。しかし、ああいうのを書いている人が、恋愛小説を? という好奇心もあり。
 ……すいません何かすいません。いやあ、凄く、良かった。
 関連性の無い(お遊び程度に小道具として出てくることはありますが)四つの短編すべて、無器用な高校生が主人公。本が好きで、クラスでは同じく地味なグループに属して、目立たずそっと過ごしているような。感情移入しまくり。そして、そんな属性ゆえにか、どの話も気恥ずかしくなるほどまっすぐな純愛なのだけれど、ちゃんと腑に落ちる。
 生き方も恋のし方も無器用な主人公達だから。
 なかではやっぱり表題作の「百瀬、こっちを向いて。」と「なみうちぎわ」が良かった。どうでもいいけど「百瀬~」を読んでいて、神林先輩が「お茶にごす。」の部長、百瀬が同じく夏帆ちゃんのビジュアルでしか想像出来なくて困った! ほんとどうでもいいね!


破線のマリス
「川の深さは」と乱歩賞を争った作品だそうで。
 物語そのものは、面白いことは面白い。しかし、やらせ一歩手前の映像表現を得意とするバツイチ女性が主人公とか、誰得なんだろう。
 とにかく主人公をはじめとして、好感を持てる人物がひとりも出てこないのが辛い。ミステリとしても、最初に呈示した謎、伏線を、全部放りっぱなしで終わるとは思わなかった。
 文章の緊迫感、テレビ局の描写など、読ませる作品ではありました。オチといい、終わり方といい、好きにはなれないけど。


メルトダウン
 題名から予想したものとはだいぶ違ってた。ハリウッド風味なサスペンスに9・11以降のアメリカという要素を入れ込んで、ダブルプロットの主人公二人はどちらも新聞記者。一方は新型核爆弾の設計図をめぐる報道、もう一方は大統領補佐官の死の疑惑。で、終盤になって掛け合わされる、と。
 道具立てからして、アメリカが舞台なのは納得なんだけど、片方の主人公を日系にする意味ってあったんかな。むしろ不愉快さを増す箇所にしか生きていないような……あれが、作者の主義主張だとしたら、ちょっとやだな。
 ともあれ、エンタメ小説としては、それなりに面白く読めました。子どもの描写がやたらかわいかった。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2010.09.12

「うたの☆プリンスさまっ♪」#7

 最後のひとり、隠し(?)キャラクリア。
 一応、ネタバレしない範囲で。

 いや、誰か、止めろよ……。
 おかしいだろこれ! 何なんだよ!
 面白かったけど!

 オールスターキャストのお話でファイナルルートというのは悪くない、とは思うんですが(攻略キャラ全員と再度お付き合い開始、という感じで、やけに新鮮で面白かった)いくら何でも飛ばしすぎ……。
 実はルート突入前にちらっと、これこれこういう感じの展開なんだよという書き込みを見てはいたのですが、ぶっちゃけ半信半疑でございました。そうしたら、ねぇ。
 予備知識ゼロでこのルートをプレイしたら、脳味噌沸騰状態になっていたであろうなぁ。たぶんきっと。

 ま、とりあえず、面白かったことは面白かったです。「オカシイ」という意味でだが!
 このルートでの攻略キャラよりも、今までの攻略キャラを、別の意味で攻略していく各章が楽しかった。あほらしいながらちゃんと「そのキャラをクリアして、設定や物語を知っている」ことが前提となっているあたり、意外に(失礼)誠実な作り込み方。さっちゃんや薫にまた会えたのも嬉しかった。先生たちもまるきり逆のベクトルながらそれぞれ見せ場があったし。
 欲を言えば、後半は全員がだいぶ空気になってしまうので、もういっちょ見せ場が欲しかった気がします。ヒロインの一人称視点ゆえ、難しいかもしれませんが。

 これで全員クリアであります。

 全体を通して、楽しゅうございました。
 ボケとツッコミをはっきりさせて、サブキャラに至るまで心配りのされたキャラ立てをしていること。
 若干イロモノ要素を取り入れてあったり、音ゲー部分がしっかり作られていたりで、ワンアンドオンリーかつ「ゲームらしいゲーム」として破綻なくまとまっていること。
 攻略キャラごとに(一部共通したイベントや、最終目標は同じであっても)異なった物語展開と異なった雰囲気で、飽かずプレイ出来ること。

 クリア後のキャストのコメントで、とにかくスタッフが丁寧に愛を込めて作ったゲームだ、と力説している人が複数居たのが印象深いです。

 よいゲームでした。

 ファンディスクの発売予定もあるんですって。シャイニーが攻略出来るんですって。
 今後に楽しみを残しているのは、いいやね。うん。
 いっそアニメ化しないかな。


【数量限定特価】うたの☆プリンスさまっ♪通常版:楽天ブックス
2010.09.11

リアルでは

 絶対に手を出さないMAXのST機。
 しかしサミタで打てば痛くも痒くもないよ! ないよ!



 すいません痛いです。

 一段が100回転。最上段まで行くと1000回転オーバー。
 それで単発とか喰らった日には。

 今回、小当たりと突確はカウントしない仕様となっているので、潜伏STを引いてのスルーも何回かは有りそうです。
 しかしそれにしても。あんまりじゃないか。900回転単発の後、1400回転出玉無し。

 どうもジョーは相性が悪いのか、まともに出てくれません。一度だけイベント配布の25000勲章券で清算して、なんとか未勲は免れた、というだけ。
 激闘モードは見ていてだいぶ楽しいし、ラウンド消化の小気味良さも快感ですが、なにしろそこに行くまでが長い。長すぎる。そして単発とか喰らった日には(略)

 イベント参加するとどうしても気分的にギスギスしてしまうなあ。やはりまったりと懐かしい機種を打つに限る、か。
2010.09.10

黄色い表紙の

 お品書き:「記憶する力 忘れない力」「ラテンに学ぶ幸せな生き方」「誤解されない話し方」

 なんとなく軽い新書のシリーズをまとめ読み。1冊あたり1~2時間で読めちゃう。楽々。
 いろんな分野の人に、いろんな切り口で書かせてみる。そういうコンセプトなんだな。軽い読み物ではありますが、受け取り手次第で、如何様にも生かせる。……のかな?


記憶する力 忘れない力:楽天ブックス
 落語については全然知識が無いもので、普通に記憶術の本か何かと思って読んだら、どっちかって、落語の世界を通して、社会人としての心構えについて語った本でした。
 記憶については、どうやって噺を覚えていくかということは一応書いてありますが、結局のところ、落語家って凄いなぁと思うばかりで。書かれているコツについては、常識の範囲内。でも、そこじゃないんだろうな、この本のキモは。落語好きな人には、なかなか楽しかろうと思います。


ラテンに学ぶ幸せな生き方:楽天ブックス
 序盤の掴みがうまいなあと。日本の閉塞感を出されたら、するっと入らざるを得ない。
 アリとキリギリスの話が面白かった。そうだよね、アリがキリギリスに学ぶって、有りだよね。この話、イソップの中でも特に後味悪いもんね。著者が歌手ということもあって、音楽を武器とすることについて語ったくだりも興味深く。なんだろう、うつうつとした気持ちで居る時に読んだら、少し気楽になれるかもしれない一冊。


誤解されない話し方:楽天ブックス
 コピーライターが書いている、ということがミソなのね、多分。実践的、実用的な交渉術。口下手だったり、仕事での遣り取りに苦手意識があったり、あるいは社会人として出る前に、一読するには悪くない内容だと思います。
 あるいは説得術の教科書としても、応用が利くかも。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2010.09.09

ばらばーら

 お品書き:「ウイちゃんがみえるもの」「さんかれあ(1)」「コラソン(1)」

 単巻と、1巻。ジャンルばらばら、多分きっと対象読者層もばらばら。面白きゃいいのよ。読んだ人が面白いと思えたらいいのよ。


ウイちゃんがみえるもの:楽天ブックス
 いや、ちょっと待って、1,500円だと? いくらなんでも高いわー。オールカラーだし装丁凝ってるし全体的に丁寧な本の作りだけど、しかし。ねえ。
 価格はさておき、よき本でした。「変なもの」が見えてしまう女の子、ウイちゃん。妖怪というか、物の怪というか、ツクモガミというか(課題:これらの違いを400文字以内で説明しなさい)しかし怖いわけでは全然なくて、可愛いのがポイント。「ありをりはべり」みたいな、というか、まあ、もっと分かりやすく言えばジブリ的な。そして、なんかぼーっとしたウイちゃんのキャラクターがまた、いいんだな。


さんかれあ(1):楽天ブックス
 はっとりみつる。って初めて読みましたが、なにこの女の子の破壊力半端ねぇ。こんなに可愛いのに、この子、ゾンビなんだぜ……いや表紙の時点ではどうだか知りませんが。
 なんだかすごく危ういところでバランスを取っている作品だなあと。基本はあくまでもラブコメでありながら、偏執的な父親などというやけにダークな環境も置いてあって。ゾンビを生み出すという冒涜的な行為を致す主人公でありながら、心の中に一線は引いてある。この綱渡りな感じが、なかなか類を見ない不可思議な味わい。
 そして、ゾンビ娘とのラブコメであるからこそ、の萌えゾンビシチュエーションがなかなか芸コマで、可笑しい。可笑しくて、時々切ない。この設定と展開で、あざとさが微塵も感じられないのが、何より凄い。
 いいマンガだなあ。そして、落としどころが何処らへんになるか、気になります。


コラソン(1):楽天ブックス
 新しいのに懐かしい、そんな塀内夏子のサッカーマンガ。うん、昔、「オフサイド」は大好きでしたよ。って歳がばれるな。今さらだけど。
 アクの強い主人公を据えているので、読んでいてけっこう好き嫌いが分かれるかもしれません。しかしアクが強いわりに、さらさらと読めてしまうのも、微妙な気持ちかしら。人間関係が深まっていったら、楽しめるんじゃないかとは思いますが、この作者の場合、けっこう第一印象勝負だしなあ。
2010.09.08

映画「魔法使いの弟子」

 映画カテゴリ、作りました。
 あとになって探すのが面倒、というのがもっぱらの理由。探そうにもなにを観たか忘れてしまうと、題名での検索が出来ず。記憶力は破壊的に低下中であります。

 ともあれ、今回は「魔法使いの弟子」であります。例によってレディースデーに。ポイントが貯まっているので、無料での鑑賞も可能なんですが、ついつい。貧乏性で、もったいながり。

 :映画「魔法使いの弟子」オフィシャルサイト

 うわあイラッとするオフィシャルサイトだなあ……じおしてぃーずのほーむぺーじかと思っちゃったよ。

 観に行った動機としては、魔法の映像描写が観たいなと思ったこと、「魔法使いの弟子」という素材そのものに惹かれたこと(「ファンタジア」は大好きです)。あとは、最近ちょっと観ていて疲れる映画が続いていたので、お気楽極楽な作品をひとつまみ、という気分で。
 で、これらについて、すべて満足しました。

 魔法の描写については、パンフレットでも突っ込まれている通りカメハメ波の応酬なのはちょっとどうよ? と思わないでもなかったけれど(しかしばっさり否定するニコラス・ケイジなのであった)プロローグ部分はそれなりに重厚で見応えがあったし、ホルヴァートの復活シーンは死ぬほど気持ち悪かったけれどそのぶん逆カタルシスがありました。しかし台所の黒い悪魔(またの名をごきげんようおひさしぶり)が苦手な人には厳しかろう……。

「魔法使いの弟子」は、アニメ「ファンタジア」のオマージュシーンがあるとは知らずに行ったので、嬉しいやら驚くやら。楽しい場面でございました。全体の構成から見ると、すごく余計なシークエンスじゃないか、とは思ったけれど。

 お気楽極楽っぷりは、まあ予想通り。シリアスなはずの場面でもどこかしらユーモラスな要素を残してあって、良い意味でゆるい。戦闘や、キーアイテムであるグリムホールド争奪の駆け引きも、敵味方どちらも詰めが甘すぎて、あらあらウフフ。
 そして大団円。ハッピーーエンドは想定内だし、そうでなかったら嫌だなあと思って観ておりましたので、歓迎大歓迎。

 エンドロール後のシーンは、ちょっと蛇足な気もしましたが。というか、エンドロール中に席を立つ人が物凄く少なかったのは、これがあると知っていたからか。基本的に、必ずエンドロール後に1シーンを入れる監督だったのね。知らんかった……最近本当に映画アンテナが低いからなあ。

 ともあれ、楽しめました。ファミリー向け、あるいは気晴らしに観るには良い映画かと。1800円出すのはちょっとしんどいかも、ですが、ニコラス・ケイジファンなら充分に元が取れるかしらかしら。格好良かったですよ。
2010.09.07

コミケ販売物(コミケ78)

 なんでダンボールまで特別仕様なんだ……! エンブレムぅ。タクさんのディソードのエンブレムぅ~。このダンボール捨てらんないじゃないですか!



 コミケは華麗に回避したわたくし。カオヘグッズは、通販で購入致しました。
 えー、ちなみにまだ買えるみたいです。

 :5pb. OnlineShop

 送料の分、コミケより若干高めですが、出かける手間隙と交通費、持ち帰る面倒さを考え合わせたら、通販はむしろ賢い選択。と、自画自賛。



 箱を開けると、また箱が。ヒロイン全員集合ビジュアルが眩しい。ICカード用デザインジャケットと、イラストレーションズコレクションの表紙も、同じイラストですが。



 で、中身。「イラストレーションズ コレクション(以下イラコレ)」「ICカード用デザインジャケット」「WEBラジオ+サントラCD」の三点セットでございます。
 やはり本命はイラコレ。ちなみに、ICカードジャケットは、わたくしの場合、以前のゲロカエルんセットに入っていたゲロカエルんのものを未だに使い続けているので、貼り替えの必要性を感じなかったり。CDは、まあ、そのうち聴く……かも……? もともとWEBラジオにはあまり心を動かされないたちでして……。

 イラコレは素晴らしかったです。全106ページのボリューム。カラーページ八割。絵だけが無造作に並べてあるわけじゃなく、ちょこっとですが、松原・林・松尾各氏へのインタビューも収録。
 キービジュアル、各種ジャケット絵の収録は当然として、公式サイト限定トップ絵、特典テレカ、雑誌描きおろし版権絵、プレゼント用色紙絵など、余すところなく収録。贅沢を言わせて貰えば、PC版の発売前にニトロプラスの公式サイトにあった絵日記の絵もあれば完璧だったんですが、まあ無いものねだりよね。
 ぶっちゃけ「CHAOS;HEAD 松尾ゆきひろ&ささきむつみイラストレーションズ」なわけですし。

 なお、マンガは期待しちゃいけません。してなかったけど。目が泳ぐのなんの……。

 ラスト、「エリンとChu☆Chu!」。いや、あの、すいません、

 さすがに

 ひいた

 よ!

 これまじでヤバいほんとにヤバい
 購入前に年齢確認とかあったっけ。と、考えてしまったよよよ。

 とりあえず、イラスト4枚のうち2枚にタクさんがいたからいいや。
 たとえそれが、ょぅじょの でるたちたい を あわあわあらっている絵であろうと!

 ……せつない夏の終わりの日でございます。

 :「CHAOS;HEAD」関連リンク集
 :「CHAOS;HEAD」ブログ内記事まとめ
2010.09.06

新シリーズリプレイ

 お品書き:「シノビガミ・リプレイ戦(1)」「Bite The Dust!(1)」「エターナルブレイヴ」

 先月、先々月のリプレイ居残り。最近、リプレイを読んでいると、眠くなってしょうがないのは何故だろう何故かしら。


シノビガミ・リプレイ戦(1):楽天ブックス
 とか言いつつ、これは読んでいて一瞬も眠くなりませんでした。いやん何これ楽しい。楽しすぎる。冒頭部分から既にニヤニヤニヨニヨ時々噴き出す、そんな感じ。
 シノビガミというゲームそのものも面白そうで惹かれましたが、やはり何よりキャラ立ちの素晴らしさ、TRPGらしい話の作り。ライティングもしっかりしていて、読みやすさと読み応えがきちんと同居。新書版も読んでみようかなあ。
 冒険企画局のゲームは、「トーク」よりも「ゲーム」していて、しかしそこが個性でありちゃんと楽しげに思えます。迷キンの時にも思ったことですが。
 とりあえず修羅ノ介が素晴らしすぎた。萌え的にも燃え的にも妄言的にも。久々に田中天氏のPCで萌えた……応理以来かもしれない。


Bite The Dust!(1):楽天ブックス
 正直、以前の「剣神」で懲りていたので、買うつもりは無かったのですが。案外(?)評判が良かったので、手を出してみました。
 お約束台詞の応酬が最初に出来上がってると、そりゃ強いわなあ。「恥ずかしい」「恥ずかしくねぇ」のやりとりだけで、ニヨニヨ。いやもう面白かったです。キャラ立ちは強烈に、システムは単純わかりやすく。読みやすいリプレイかと。キャラは、中でも、TRPG初心者(……という「設定」なだけかもしれないけれど)が演じているはずの蛍子さんがナイスキャラでございました。高校生二人もたいへんよろしいです。わんこのルーシーはちょっと言動が好きになれませんでしたが、好みの問題かな。
 あ、シリーズタイトルがQUEENの「Another One Bites The Dust」から来ているということで、個人的好感度三割増しです。


エターナルブレイヴ:楽天ブックス
 ナイトウィザードのリプレイ、久々に読む気がする。版上げ前と版上げ後のリプレイを一本ずつ収録という、なんだか最近お馴染みのような気がする構成。しかし、版上げ後、五年の月日を経てGMとプレイヤーが揃うってのは、なにげに凄いな。社内メンバーを中心としている強みかしら。
 で、ぶっちゃけ前半の「幼年期の終わり」は、けっこう読むのがしんどかった。何だろうテンポの問題かしらあまりにも王道すぎる(悪く言えばワンパターンな)展開のせいかしら。
 しかし後半の「地球の長い午後」の方は、道具立てがなかなかはっちゃけていたせいもあって、普通に楽しく読めましたです。なんだよハルミシリーズって。あとベータが可愛かったなあ。真ヒロインかもしれない。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2010.09.05

満足のため息

 お品書き:「土星マンション(6)」「おおかみかくし(2)」「エデンの檻(8)」

 楽しみに待った続巻を、手に取って読んで、期待通りに楽しめる。嬉しゅうございます。


土星マンション(6):楽天ブックス
ちょ何で表紙画像が無いの。タマチの表紙。素晴らしいのに。
 怒涛の展開でした。ミツの成長や、窓拭きに関わる人々の人間模様を描ききったところで(真がデレたところで、一段落ということなんだろうな、多分)物語は大きなうねりへと突入。ここまで張られた伏線が、回収というよりは一気に噴き出した感で、読みごたえがありました。
 しかし上層の人間と下層の人間の軋轢、というか下層の酷い被差別っぷりは、見ていて正直しんどい。と言ってニシマルに同調するわけにもいかず、悲劇は訪れ、なんというかストレスがたまる。
 その分、タマチについては、答えが示される……ということで、バランスを取っているのかもしれませんが。とりあえず、続きが早く読みたいです。


おおかみかくし滅紫の章(2):楽天ブックス
 発売前からだいぶ楽しみにして読みました。これのおかげで「軒猿」と出逢えたし、「軒猿」以後に読んだら、どういう感想を持つのかな自分。という興味もあって。
 結論、やっぱり面白かったです。
 絵的には、PEACH-PITデザインのキャラとの食い合わせが今ひとつなこともあって、不安定に感じられることも多々ありますが、それよりも狂気の描写が(少年誌らしくマイルドではあるけれど)存分に楽しめる点、作者の持ち味が生かされているのではないかと。
 ストーリーについては原作を知らないので比較して語ることは出来ませんが、1巻で個人的に惹かれたシーンは殆どがオリジナルのものだったという……原作ゲームを良い感じに補完しているらしいです。
 予告ページから見るに、次巻で完結かと。どうまとめてくれるのか、楽しみに待ちます。


エデンの檻(8):楽天ブックス
 のんきに構えていたら、今月もう9巻が発売されてしまうので、読み読み。
 表紙の矢頼がいい男すぎる。本編でもいい男すぎて、死亡フラグに見えてしょうがないです。死ぬとしても最終局面だろうなあとは思うけれど。
 展開としては、漂着先が単なる無人島ではない、ということが明らかにされて、ようやっと物語のからくりに切り込むのか。と思ったらなにやら予知能力者の女の子が出てるとか、カオス度には磨きがかかるばかり。それでもずっと一定の面白さを保っているから、いいんですが。個人的には真理谷と矢頼を眺めているだけでも楽しいです、はい。
2010.09.04

満足できれば

 お品書き:「小さいおうち」「ねむりねずみ」「PLAY」

 心穏やかに置ける本はいい。
 心躍らせて置ける本もいい。
 まあ、つまりは、感ずるところがあれば。


小さいおうち:楽天ブックス
 直木賞受賞作。これは文句無しだなあ。実に面白かった。
 題材としては、だいぶ地味です。戦争へと向かう時代に、女中として過ごした主人公の回想記。基本的に淡々と書き綴られる、当時の世相、庶民の暮らし、思い、といったもの。しかし戦争ものにありがちな、暗く落とす影といったものは、語り口の優しさと、市井の人々の感覚に包まれて、読んでいてしんどい辛い気持ちになることはないのが、いい。いいんだよ。そういうのが、いいんだよ。
 物語の芯にあるのは、いろいろな女性の、いろいろな形の淡い想い。それも押し付けがましくなく、過度に装飾されることもなく。
 最後に置かれたサプライズがまた、切なく、しかし沁みる。良い作品でした。賞を取れたことが不思議なくらい、本当に本気で地味な作品ですが。


ねむりねずみ:楽天ブックス
 歌舞伎は全然知らないので、おっかなびっくり読みましたが、薀蓄を垂れ流されたりすることもなく、説明は過不足なく、普通にすらすらと読めました。
 そして根幹はいつもの近藤史恵らしく、どこかしら翳のある恋愛要素を絡めたミステリ。複数の人物による一人称はあまり好みじゃないですが、小菊は良いキャラだと思いましたです。探偵のキャラクターも味があって良い感じ。と思ったらシリーズものだということで、楽しみ増し増し。


PLAY:楽天ブックス
 山口雅也、初読であります。純然たるミステリではなく、ファンタスティックな要素の強いものから入ってしまったのは、いかんかったかしら?
 でも、面白かった。「遊び」をテーマとした四つの短編を収録。怪異譚に徹している作品もあれば、どんでん返しの鮮やかなミステリもあり。全体を覆う雰囲気は、明らかにホラーのものですが、基本的に理詰めのミステリ的な作品郡のため、怖がりのわたくしでもなんとか読めました。今度はミステリ寄りのものを読んでみよう。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2010.09.03

「うたの☆プリンスさまっ♪」#6

 Sクラス最後のひとり、一ノ瀬トキヤ、クリアでございます。

 最後に取っておきました。
 なぜって、えーと……キャラの構成要素とかは別にすごく好みというわけでもないんですが、HAYATOとの関連性がオイシソウだなと思ったのと、声優さん。えーとえーと……別にすごくファンというわけでもないんですが、演技の確かさとノリの良さは折り紙つきだろうなと思ったので。
 ……なんかこう、煮え切らない文章ですいません。素直に好み! とかファンです! とか書いとけばいいのにね。でも何か違うんだ。いや好みだしファンだけど。
 よくわからないね!

 ともあれ、期待通り。HAYATOの出番がけっこうあったので、にんまり。
 わたくしゲームにおけるテキストは、基本的に瞬間表示にしているので、序盤を過ぎるとだんだん音声は飛ばしてしまうようになりがちです。
 ゲームは、待たなくてもいいから。プレイヤーが決められるから。飛ばそうと思えば、飛ばし放題。
 そのへんをきちんと意識して、飽きないように演技の緩急をつけてくれていると、ちゃんと聞きたくなる。音声が飛ばせなくなる。困る。けど嬉しい。楽しい。

 しかしHAYATOいいキャラだよな……。イッチーとセットで、ぐんと深まる存在感。

 ストーリーは、正統派だなあという。アイドルという存在、作曲家という存在、その関係性をしっかりと生かした筋立てで、まっとうに楽しめました。
 他のキャラと比べても「歌」へのこだわりが強く、途中のイベントで、パートナーへの独占欲ではなく「歌」そのものを取られることを危惧する感を前面に出しているのが、だいぶ好みでありました。

 あと、大事な一因として、文章による賞賛にそれなりに応えうる歌唱であったことが、エンディングの感動を深めているんじゃないかな、と。

 メイン全員クリアで、やれやれです。
 って隠しキャラですかそうですか……ええ、やりますよ。やってやろうじゃないの?
 もうちょっとだけ続くんじゃよ。な気持ちであります。頑張るよう。


【数量限定特価】うたの☆プリンスさまっ♪通常版:楽天ブックス
2010.09.02

踏ん切りつかず

 いい加減にサミタをカテゴリ化したほうがいいかなあ。などと思いつつ。
 基本的にサミタについてのエントリは、割とブログの日付埋め更新に使っているので、そこまでの熱があるわけでもなく。
 ……でもイベント参加はけっこうマメにしてるし、コアな方なのか実は。わたくしのサミタプレイは。
 ゲーム内ヒッキーしているので、いまひとつ良く分かりませんそのへんの基準。



 とりあえず勲章取得状況。未勲は残り7機種。
 アレジン・オークス2・麻雀物語・CRじゃぽんFN・CRフィーバーパワフルZERO ST7・CR竜王伝説Z・デジハネCR北斗の拳ユリアSTV。
 見事に難関機種が残っているなあという。

 バグのせいで難関と化している竜王伝説、元々の性能からして厳しいパワフル、インテ系枯渇で死ねるじゃぽん。このへんがやはり厳しそう。
 次に手をつけるのは、インテ・ゴールドの手持ちがあり、眺めていて楽しいと思える機種……オークス2、麻雀物語、ユリアSTVあたりの予定。

 ぼちぼち、埋めていきます。PCに負担をかけすぎないようにしつつ。
2010.09.01

1日の1巻まつり

 お品書き:「主に泣いてます(1)」「なごみさん(1)」「花に染む(1)」

 今月最初のエントリは、コミックの読書メモから。
 8月に読んだものも混じっているけど、気にしない気にしなーい。


主に泣いてます(1):楽天ブックス
 東村アキコの新作ということで。この表紙とタイトルの絶妙なるハーモニーが醸し出す未曾有のインパクトが、って嘘です適当なこと言ってみましたすいません。
 あまりに美しすぎて、しかし精神的に残念すぎる脆弱さで、周囲に混乱をもたらす女性。による、悲喜劇。一発ネタになりそうなところを、サブキャラをてきぱきと立てて、きちんとストーリーものとして展開していける素地が作られているあたり、なかなか周到。コスプレの水木しげるネタがツボって、やばかった。
 ただ、個人的には「海月姫」の方が好みではあります。


なごみさん(1):楽天ブックス
 表紙画像がそのまま本編。
 新しくオープンしたカフェのマスターは、顔が壮絶に怖い。でも名前が「和(なごみ)さん」という可愛らしさ。性格も割と小市民なのでした。ってな出落ちネタで、どこまで持っていけるかという勝負。
 顔の怖さ、迫力と、当人の性格との微妙なギャップが面白いのは当然として、その面白さゆえに娘が父親ウォッチを趣味としているってあたりがなんか良いですよ。


花に染む(1)
 くらもちふさこって実はあまり真面目に読んだことが無かったり。で、思ったのとはだいぶ違っていたわけですが、著者の作品の中ではどういう位置なのかな、というのが気になります。
 空気感のある独特の絵が、魅力的でもあり、読みにくくもあり。関連作を読んでいないせいもあるでしょうけれど。それこそ「ぱっと見て何が起こっているのか分からない」絵が多いわけですが、「何が起こっているのかを知らせるためにだけ描かれた絵じゃない」ことも確かなんだろうな。
 とりあえず、読み込んでみようかと思います。
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