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2011.06.30

6月の総括

 6月の総括です。

 小説その他は11冊。うう少ない。しょうがない今月はもうしょうがない。それでも頑張った……ような気がする。多分きっと。ええ。
 アニメの方に自分のウェイトがだいぶ行っちゃってるのと、まあ、本は充分読んできたよな、この3年。とか思い始めると、やはりモチベーションはダウンというか。
 読みたいものだけ読めばいいじゃない。ねえ。

 コミックは40冊。こっちは若干多め。「夏目友人帳」のまとめ読みがあるのと、まあ、今のうちにさくっと読んでおこうかな、おくべきだな。という感じで、昼休み等にぼちぼち読んでいたので。
 読まなくなっちゃう続き物、いっぱい出るだろうなー。それはまあ、そこまでのお付き合いだったということで。
 続きも普通に追いかけるつもりのものだって、沢山あるし。

 今月の一押し。

タソガレ
 読書メモはこちら
 沢村凛、やっぱり好きだなあ。と思うのです。元々はファンタジーから出てきた人なのに、なぜかファンタジー以外しか読んでいない。そのうち遡って手を出そうと思っています。


まじもじるるも(7) (シリウスコミックス)
 読書メモはこちら。7巻という中途半端な巻、しかも完結しているわけでもない(あまぞんでは<完>ってついてるけど)んですが、とにかくラストが衝撃的だったので。
 物語のスタート時点では、こういう設定でも、なぁなぁに終わらせるだろどうせ。と思っていたので、真正面から行ってくれたことに、敬意を表します。8巻冒頭もガチだよ。ガチガチ。

 7月からは、目標数は特に定めず。ただ、日記内で、読んだもののメモはつけていくと思うので、総括だけはやるかもしれません。やらないかもしれません。

 ま、適当に。適当にね。
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2011.06.29

夏とともに

 ずいぶんと適当な更新になってしまった6月でした。
 やっぱり、自分の中で何かが抜けたんだろうなあ。と、自己分析。

 それでも一応、6月は、今までどおりの形式でやってみました。
 読んだ冊数はだいぶ少ないけれど、これは環境の変化によるものじゃなくて、単純にハマりアニメがあったせい……ですね……はい。

 7月は(これを書いている時点で、すでに中旬なんですが)普通の日記形式にしようと思います。読んだ本も、読んだ日にメモっておいて。
 後半から無職になる予定なので、何をしていたか、後で見て愕然とするため……じゃなくて、振り返って後悔しない日々を送るために。

 ま、どうなるか、分からないけれど。
 ぼちぼち、やります。
2011.06.27

2011年夏終了番組

 完走は4本です。
 今期はけっこう頑張ってアニメ観た! という気分。いや本数はさほどでも無いんですが、なんというか充実していたなあと。アニメ充。しあわせ。
 オリジナル作品と、原作から好きな作品のアニメ化と。
 見応えがあったり、萌えやら燃えがあったりする作品が多かった……のでした。

・神のみぞ知るセカイII
 二期最終回は「なにかの☆よあけ」をやってくれるって、信じていたのに……。真打ちヒロイン、よっきゅん@丹下桜は嬉しかったけれど、でもでも。
 基本的にネタ回のように見せつつ、桂馬の内面をきっちりと描く最終回。一期・二期のヒロイン全員をチラ見させるというファンサービスつき。ありがとうありがとう。
 理想と現実について、モノローグで結論まで語らせちゃったのは、びっくりしましたが、三期の予定は未定なのだから、アニメとしての結論、落としどころを作っておくのは、作品に対して誠実な態度でありましょう。

・[ C ]
 最終戦が、なぜかすごい作画アニメに。目に楽しいのは良いことです、はい。
 ハリウッドエンドのようなハッピーエンドにも見て取れる結末でありました。実際には円なくなるとか再度の召喚とかオイオイな要素を残しているんですが。
 しかしあの人はともかく、あの人まで戻ってくるとか、予想していなかった……ぜ……。
 自分の頭の悪さゆえに、金融関連のあれこれは今ひとつ理解出来なかったのが(自分の頭的に)残念ではありましたが、全体に面白うございました。オリジナルアニメらしい尖りっぷり、好きです。

・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
 見せて欲しいもの、見せるべきものを、きっちりと纏め上げた綺麗な最終回でした。
 成仏する、しない。するはずが、しない。しないと思ったら、する。しかし、すると決まってからも、引っ張る引っ張る。
 成仏前になにやら弱った描写になっちゃっていたのは、なんだかピンと来なかったけれど。様式美かしら。ね。
 丁寧な作画に裏打ちされたドラマと、程ほどにリアルで程ほどに二次元的なバランスのキャラクター、何よりも卑怯すぎるエンディング。やりたいことを通した感があるのは、素直に良いと思うです。

・GOSICK
 終盤の展開の重さに、いったいどうなることやらと緊張しつつ視聴したけれど、きっちりとケリをつけて、思ったよりもずっと柔らかいエンドに仕上げられていて、ほっとしました。結局、あの予言は半分当たって半分外れたのか……。ここに至ってやっとデレた(というのも違うけど)グレヴィールが兄すばらしかったです。贅沢を言うならあそこでヴィクトリカさんは「兄さん……」とか呟くべきだったと思います。ただの兄萌えですスイマセンスイマセン。
 しかし初期のミステリ仕立てがやっぱり楽しかったです。ヴィクトリカかわいいよヴィクトリカ、一弥さんかわいいよ一弥さん、で。うん。ヘタレですから。

 2クール付き合った作品が終わると、ああ、終わった……というしみじみ感がありますわね。
 夏開始アニメはどうなんだろう。やっぱり2クールあるほうが、思い入れ出来て好きなんだけど。

 今はひたすらタイバニにはまっているので、それだけでだいぶ幸せですがー。
2011.06.25

もう朧な

 お品書き:「マップス ネクストシート(13)」「Landreaall(18)」

 もっと早く更新できるひとにわたしはなりたい。


マップス ネクストシート(13)(フレックスコミックス)
 いやー……びっくりした。
 元々、伏線について熟考して、という読み方をするたちではないので、もう全然予想もしていなかったこの仕掛け。
 冒頭の、神帝ブゥアーのシミュレートのくだりでも、やたら盛り上がって心臓痛くなりましたが、さらなる衝撃。ミヤコ、そしてネムローネ、でもってあの人たちとの関わりやら正体やらに、ええぇええぇーとリアルに声を出してしまうことが何度あったか。
 やっぱり凄い。長谷川裕一凄い。と、再確認させられた一冊でした。


Landreaall 18巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
 いつも通りにランドリ。DX。というか、通常営業すぎてコワイ。
 個人的にはDXには普段特に何も感じないのですが、兄モード全開になると最大瞬間風速ががぁっと来るので、そういう意味において、今回はちょいとニヨニヨしてしまいましたハイ。
 馬とウマが合うまでが大変、ってあたりも、良さげであります。
2011.06.23

レクリエーション大会+チャリティ

 職場の組合のレクリエーション大会。
 東北のおいしいものを食べよう会。
 ついでに募金もしようぜ会。

 カフェテリアでの立食パーティであります。



 海鮮丼、けっこうなボリュームで、美味しゅうございました。
 列に並んでいたら、ちょうど私の前で作り置きが無くなってしまい、おかげで待ち時間は長かったけれど新鮮なものが食べられました。ちょっとしあわせ。



 なんか、野菜。有機野菜?
 びっくりするほど大きくて、甘くて、しっかりと野菜の味がして、素晴らしかった。

 募金箱が置いてあって、任意でお金を入れて下さい。というシステムになっていました。
 普通においしいご飯を食べたし、と思って千円札を入れたらば「こんなに! ありがとうございますー」とか言われたんですが、いや……そんなに、小銭入れる人しか居なかったのんか?

 まあ、気持ちが大事よね。気持ちだけでも。
Posted at 23:59 | 食べ物関連 | COM(0) | TB(0) |
2011.06.18

別マガ

 お品書き:「どうぶつの国(6)」「壬生義士伝(2)」

 この2作品がひとつの雑誌に載ってるのは面白いっていうかもうちょっと考えれっていうか。


どうぶつの国(6) (少年マガジンコミックス)
 どんどんSF作品としての色が濃くなってきて、峻厳だった初期、メルヘンチックな中期とも、また異なる路線に。ってまだまだ終盤ではないとは思いますが。
 一応、人間がトータル何人出るということは明言されたし、エンタメらしい物語性を入れ込むのは決して嫌いじゃないので、個人的にはOKではありますが。
 しかしガッシュの外伝をここにぽんと入れちゃうのは、なかなかあこぎな……。


 渋すぎるこの作品。うっかり原作が読みたくなる。
 酒井兵庫のエピソードが良すぎて良すぎて。発端から結末までの描き方が、新撰組もののお手本のような。隊士それぞれの個性や性格の描き方も、定番でありながら有りがちな感は無くて、実に美味しく読めます。
 しかしなんか語り口からして終わっちゃいそう、と思ったら本当に終わっちゃって、いや第一章が終わったというだけなんだけど、意表を突かれた。キリよく終わってくれたので、次に手を出すのが少々億劫では、ある。
2011.06.17

面白さ鉄板で

 お品書き:「ちはやふる(13)」「銀のスプーン(2)」「Pumpkin Scissors(14)」

 だらりと読む続巻たち。


ちはやふる(13) (Be・Loveコミックス)
 大会は続くよいつまでも。いやもう準決勝とか言ってますが。
 団体戦、部活動ものとしての色がさらに濃くなったこの巻、ライバル校もまたお約束王道の友情なスポ根なエピソードを抱えてきていて、楽しゅうございます。そして主人公がサブキャラのサポートありきで立て直していく様子は、やはり燃え。
 それにしても登場人物が増えたなあ……割を食うキャラが出なければいいけど。


銀のスプーン(2) (KCデラックス)
 1巻の時に懸念した方向には行かないでくれて(まだまだ予断を許さないけれど)ほっと一安心。葛藤は別の方向へと移り。
 高校生→大学生、「出来た子」な律が、年齢相応かあるいはもっと未熟な、子どもらしい動揺を見せるのが、なんとも切なくて可愛くて良いなあと。
 無神経な親戚とか、なんだかオトコマエな従姉妹とか、妙にリアリティがあり、それでいて嫌味すぎることもなくて、読み心地がいい。


Pumpkin Scissors(14) (KCデラックス)
 だいぶ出遅れての読み。カウプランがここに来てクローズアップされ、会議の描写はまあいつも通りなんだけど、マーチスはやっぱり和みで(えっ)、物語は交錯しまくり……という、通常営業すぎる巻でした。
 あっ伍長の怖いシーンだけ無いか、うん。
 読んでいて面白いことは確かなんだけど、けっこう真面目に前までを読み返さないと理解し難い箇所も多くて、気合い入れてついていかねばならん印象。それもまた楽しいんだけど。
 それにつけても、描きおろしページの暴走が止まらない……。
2011.06.16

新書

 お品書き:「テレビアニメ魂」「「幽霊屋敷」の文化史」

 今月の新書枠。講談社現代新書×2であります。


テレビアニメ魂
 テレビアニメ創成期を支えた人の回顧録、というのが一番正しい。だって取り上げられているのは「巨人の星」とか「アタックNo.1」とか「宝島」とか、なんだもの。
 裏話、エピソードとして、ふんふんと興味深く読めます。が、若干、著者の記憶違いや思い込み(あるいは思い入れ)による補正や誤記があるようなので、注意が必要。世代的に合うようなら、読み物としてはなかなかの佳作な新書。


「幽霊屋敷」の文化史 (講談社現代新書)
 ホーンテッドマンションを振り出しとして、ゴシックストーリーの成立と遍歴をさらりと流し、そこに生まれたからくりや雰囲気生成の仕掛けを俯瞰したのちに、またホーンテッドマンションに戻ってくる。という構成。
 ギミックについての種明かしのみならず、そこに宿る精神といったものをも解き明かすことを試みているのが面白い。読み終えていろいろと得した気分になれる一冊でありました。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2011.06.15

夏目友人帳

 既刊11冊、一気読み。


夏目友人帳 11 (花とゆめCOMICS)

 とりあえず最新刊のリンクを……って7月には12巻が出るのか。まあいいや。

 だいぶ昔、1巻だけ読んだことがあるような気がしますが、記憶の彼方。
 なぜか職場の人に貸して貰った(机の横に置いてあった「ボクラノキセキ」に反応したら……)ので、ふんふんと呼読んでみました。

 この作者の作品は、昔々「あかく咲く声」を読んで、うわぁいい少女マンガらしいファンタジーだなぁでも如何にも白泉社な感じだなぁと思いつつ気に入ったのを覚えています。
 その印象は良くも悪くも変わらず。

 少女マンガにおけるファンタジーやSFは、一部例外を除いて、感性で処理される部分がとても大きいので、その文法についていけるかどうかがネックだったりします。個人的に。
 で、この作品については、わりとぎりぎり許容範囲内。って言うと偉そうに聞こえてちょっとアレだけど、「感性で処理される部分」を気持ちよく感じられる、好感が持てる……かどうか、という問題なんだろうな、結局は。とかとか。

 理屈はともあれ、11冊、満遍なく面白かったです。
 すべて単品でも読める(徐々に登場人物が増えて厳しくなっては来たけれど)というのが凄い。個々のエピソードは一定の完成度を保っているし、それでいて少しずつ主人公の心境に変化が生じるあたり、いいなあと。
 とりあえず、登場するあやかしがどいつもこいつも可愛いのは鉄板。

 面白うございました。
 というわけで、第一期・第二期を観ていなかったからスルー予定だったアニメ版第三期、観てみようと思いマス。うへへへ。楽しみ。うへへへ。
2011.06.14

追いつけ今のうち

 お品書き:「超人学園(5)」「ゆうやみ特攻隊(7)」「エデンの檻(11)」

 少年マンガ大好きなので、職場の少女マンガ大好きな人とは好みがだいぶ合わないです。そんなもんですか。そんなもんですね。そうなのか……。


超人学園(5) (少年マガジンコミックス)
 前巻の引きが良かったので、さくっと続巻よみよみ。そしたらいきなり怒涛の盛り上がりでびっくりびっくり。
 ぶっちゃけ最強委員会がどいつもこいつもいいヤツ化して、敵としては陳腐になっちゃっていたので、ここで絶対悪ぽい存在を出してくれるのは読み手のストレス解消にはもってこいの展開。アダムの隠された部分とか、超ヒロイン体質☆ とか、なんだか素晴らしいですよギャグとシリアスのバランスが今回はすごくすばらしい感じでしたよ。
 この先読み続けようかどうか迷っていたけれど、継続決定だなーという。



ゆうやみ特攻隊(7) (シリウスコミックス)
 いやぁ表紙すげぇ破壊力です。何が凄いって、帯で半ケツ隠れる位置なのに、きっちり帯にも同イラストを印刷して見せているのが、こだわりすぎ素敵です。
 内容は今回充実。群れ女こえぇー。2号かわえぇーけど駄目だろおまえ。萌兄ちゃんかっけぇー。辻君覚醒フラグキタワァ、と、いろいろ要素が詰め込み詰め込み。ストーリーの進展そのものはスローだけれど、基本的に時限のある物語なので、そこまでどれだけ見せてくれるか。
 とりあえずおまけマンガ楽しすぎ。カバー下マンガも楽しすぎ。サービス精神旺盛な漫画家さんは問答無用で応援。


エデンの檻(11) (少年マガジンコミックス)
 こちらは久々に。最新刊まで読んでおかなくちゃなあ。
 帯のあおりでは「全ての謎が明らかになり始める」とか書いてあるけれど、全然そんなことはなかったぜ! という巻でした。ええ。せいぜい人工物の存在が気になり始めたくらい。
 たいがいネタ度も高くなってきたし、お色気サバイバルとしても二桁巻数越えたら流石に飽きられても来るだろうし、そろそろまとめに入っちゃってもいいのよー。
2011.06.13

おろそかおろか

 お品書き:「民宿雪国」「花冷え」「聖なる島々へ <デイルマーク王国史2>」

 活字本がなかなか読めない最近。タイバニにハマりすぎですよ自覚してますよええ。


民宿雪国
 こりゃあ、また、奇作。
 短編を連ねて語る形式の、しかし全体に張り巡らされた仕掛けのある長編。
 第一章、一見して静かに始まった物語が、文字通りの殺戮の宴と化し、どんでん返しに至っては唖然呆然でした。一篇一篇、明らかになっていくような、不透明になっていくような、丹生雄武郎という人間の生きた軌跡、秘めた過去。
 グロかったりエグかったりする箇所も多々あるけれど、決して好みじゃない作風だけれど、読んでよかった。面白かった。


花冷え (講談社文庫)
 わりと渋めの時代小説。恋物語が殆どだけれど、無情というより無常感の漂う話が多かったり。しかし情緒はたっぷり。
 男と女の情愛、女と女の友情。時に擦れ違い、時に縁を結ぶ、七つの短編。
 しんみり、しみじみ。梅雨の季節に合いそうな一冊。


聖なる島々へ <デイルマーク王国史2> (創元推理文庫)
 シリーズ2冊目。1冊目に比べて、どうにも重苦しくて読みづらかった。主人公とヒロイン(なのか?)がとにかく性格言動ともに好感の持てない人物なのがネック。ダイアナ・ウィン・ジョーンズの書くティーンエージャーの「あの」感じ、と言ったら分かる人には分かるかと。
 終盤の盛り上がりは凄かったですが、そこに至ってもまだ主人公たちは互いに疑って怪しんでいたりするあたり、なんだかなーという。ファンタジー小説としては充分に面白かったんですが、ひとりくらい感情移入出来る人間を出して欲しかった。あ、弟は少しはマシだったけど。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2011.06.12

山崩し谷折り

 お品書き:「絶園のテンペスト(1)(2)」「ネクログ(1)」「これは恋のはなし(1)」

 いや今月はコミックの読破数が半端ないことになっていて。もうマンガ感想ブログの勢い。いやそれにしてはラインナップが片寄っているし適当すぎる感想だけど。

 
絶園のテンペスト 1 (ガンガンコミックス)
絶園のテンペスト 2 (ガンガンコミックス)
 原作の城平京が書いた小説「虚構推理」が面白かったので。原作・構成・作画と三人もクレジットがあるんだな。構成って、ネーム(コンテ)切る人かな? 確かに作画が時折りぎこちないのは、自分で考えた構図、手のおもむくままではなく計算された構図だから、なのかも。
 とりあえず面白かったです。いやあこれはミステリアスというか先が全然読めない。2巻で明かされたからくりも、わたくし全然気づきませんでしたよ……リアルに「ええっ」と言ってしまった。
 早いとこ3巻も読もう。買おう。近くの書店にはなかなか置いていないんだ……。


ネクログ(1) (アフタヌーンKC)
 こりゃまた、アクの強い。ちなみに「もっけ」の作者ですが、そちらは未読です。
 表紙のイメージと帯のあおり文句から、コメディノリの中華ファンタジーかと思ったら、いや軽い部分はあるけれど、基本的にグロいし救われない感があるし。表紙のキョンシーおねえちゃんはほぼ自由意志なく、グロいバトルをするし。
 そういう耐性がある人向け、かもしれない。可愛い絵でのグロとか。可愛い絵で人が(決して善人ではないけれど)ゴミのようにげしげし死ぬとか。そういうのの耐性。


これは恋のはなし(1) (KC×ARIA)
 ARIA掲載作品。だからARIAってファンタジーメインじゃなかったの……? まあ年の差(31歳と10歳)ありすぎって時点でファンタジーかもしれませんが。
 スランプの小説家と、拾い猫を介してその家に上がりこんできた(厳密には庭だけど)女の子。スランプゆえに、いやいやながら女の子をモデルに小説を書き始めて、互い微妙に意識し始めて、という。純然たる少女マンガとして読むと、なかなか面白いんではないでしょうか。ただ、話の構造に比して、サブキャラの配置が若干適当な気がしないでもなかったり。話を動かす為にだけ存在するように見えてしまうというか。繊細なお話だけに。
2011.06.11

続きばかり

 お品書き:「どうぶつの国(5)」「超人学園(4)」「岩戸石太郎の霊石奇譚(5)」

 ちょっと遅れつつの続きよみよみ。なんで遅れているかは、まあ、そういう理由なわけよ。


どうぶつの国(5) (少年マガジンコミックス)
 もう6巻が出ているけど、今さら5巻読み。
 いや、びっくりした。たまげた。何に驚いたってウマゴンの登場に驚いたよあたしゃ……いいのかこれ。というか、読み手としてはもぞもぞした気持ちになる……。
 話はどんどんファンタジー要素が強くなっている印象。なんか初期のどうすんだよコレ、というテーマからは、だいぶ遠くに来てしまいましたが、これはこれで面白いから困る。いや困らないか。とりあえず人間キャラ出過ぎではないでしょうか。


超人学園(4) (少年マガジンコミックス)
 もう5巻が出てるけど以下略。
 サエ編の決着と、最強委員会突入編。というとシリアスそうなのに、緩い雰囲気が崩れない! ふしぎ! ……いや不思議でもなんでもないかー。
 突入時にトラウマ刺激されてる山田太郎くんがかわいかったです。そんなもん話の流れにぶっ飛ばされちゃいますけれど。シリアスとギャグのバランスがだいぶピーキーな漫画だなあと思う。
 しかしラストの展開には吹いた。うん。これは吹くわぁ。


岩戸石太郎の霊石奇譚(5)<完> (KCデラックス)
 完結。もう完全にバトル少年マンガとして、綺麗におさめてくれました。
 とにかく初期の主人公の異様なキャラ立てが印象深くて、そのキャラのまま熱血仲間バトルに突入したもんだからどんな顔して読めばいいか分からなくて、うん。でもストーリーを取り出せば、やっぱりバトル少年マンガなんだよね。王道の。
 とりあえずこの主人公は、平和に石いじりをしていてくれるのが何よりであります。おつかれさまでした。
2011.06.10

アニメ新番組チェック(2011年夏)

 夏です。番組改編期です。
 つまりアニメ新番組チェックです。

 放映前のチェック、してみました。視聴前ひとことインプレつき。

 参考:MOON PHASE - ANIME

7/02(土)
・うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%(TOKYO MX)
 原作プレイ済(ファンディスク未プレイ)。あの妙なテンションが再現されてギャグ推しになるなら化けるかも……?

7/04(月)
・異国迷路のクロワーゼ The Animation(TOKYO MX)
 原作未読。なんつーか「GOSICK」枠な第一印象だけど、さてさて。絵の可愛さは鉄板かしらん。

7/05(火)
・神様ドォルズ(テレビ東京)
 原作……冒頭だけちょろっと立ち読みしたことがあるような。とりあえずシリーズ構成・脚本の上江洲誠は鉄板なので、注目。

7/07(木)
・うさぎドロップ(フジテレビ)
 原作未読。ノイタミナだからある程度安心して見られるでせう。擬似家族ものという認識でいいのかな。
・NO.6(フジテレビ)
 原作3巻くらいまで既読。ほもくささに耐えられず読むのをやめたんだけど、アニメで客観的に描かれるなら、素材自体は王道なので、いいかもしんない。
・THE IDOLM@STER(TBS)
 原作未プレイ。箱持ちなのにね! わりとまっさらに見るつもり。ぜのぐらしあは最初の3話くらいまでは見ました。
・まよチキ!(TBS)
 原作未読。いかにもラノベだなーという印象だけど、なんでここに吉田玲子。

7/08(金)
・セイクリッドセブン(TOKYO MX)
 アニメオリジナル作品は問答無用で応援。
・BLOOD-C(TBS)
 CLAMPかあ……うーん。うーん。まあ、実質アニメオリジナル作品なわけなので、とりあえず応援。
・神様のメモ帳(TOKYO MX)
 原作未読。J.C.STAFFの作品は何故か好きになることが多いので、個人的に補正がありそうな。

7/13(水)
・いつか天魔の黒ウサギ(TOKYO-MX)
 原作未読。すごく、伝勇伝ぽい。あっちは早々に退散したわたくしですが、これはどうかしら。

7/15(金)
・ダンタリアンの書架(テレビ東京)
 原作未読。ざっとあらすじを見た限りでは、誠実で正統派な作りを期待。

 こんなところか。
 しかし、いっぱいありますのう。ラノベ原作の多さが目に付きます。2011年春はオリジナルが豊作だっただけに、一抹の淋しさ。
 まあ、シュタゲとタイバニの2クール目があるから、生きていけます。

 タイバニが終わったらどうしよう。虚脱状態になるかもしれない。とか心配になるくらい、ハマってます……。
2011.06.09

紛らわしい

 お品書き:「脳内ポイズンベリー(1)」「メゾンde長屋さん(1)」「ヒゲの妊婦(43)」

 1巻、1巻、43巻。ではありません。


脳内ポイズンベリー(1)(クイーンズコミックス)
 マサル会議という言葉を思い出したりもしたけれど。恋愛ぐるぐるテンパっての脳内会議が主で、現実が従、という。描写の比率的に。逆というか脳内会議がエッセンスに使われる作品ならいくらでも(天使と悪魔の囁きレベルならそらもう有象無象に)あるけれど、ここまで比重を偏らせたものはなかなか珍しい。
 ヒロインの崖っぷちっぷりも含めて、面白うございました。


メゾンde長屋さん(1) (講談社コミックスキス)◆amazon link
 長屋を舞台としたオムニバス。というと路地恋花を思い出すけれど、あれから「職人長屋」要素を抜いて、よりライトに。元ネタは落語というエッセンスをふりかけました、という印象。
 第一話目のノリは正直あまり好みで無くて読むのをやめそうになったけれど、その他はなかなか。ことに豆腐屋のエピソードは、とても楽しくて気に入りました。


ヒゲの妊婦(43) (ワイドKC)
 なんでヒゲやねんと思ったら、心にヒゲが生えてるくらい女性らしくない自分、を表しているらしい。
 妊娠・出産を描くエッセイコミック。(43)は43歳での出産、ということ。序盤からの流れで、割とえーかげんに妊娠したのかな、と思わせておいて、後半になって重い話を(それでも軽やかに)入れてくるのは狡い……。こんなパターンの泣かせ(という意図ではないけれど)初めてだわよ。読んでいろいろな意味で考えさせられた。
2011.06.08

ばらばらじゃんる

 お品書き:「タソガレ」「日月めぐる」「詩人たちの旅」

 現代もの。時代小説。ファンタジー。節操が無いのはいつものこと。


タソガレ◆amazon link
 沢村凛の四文字タイトルシリーズ。って何時からシリーズになったんだよ! タイトルがひらがなor片仮名の四文字ということ以外、ストーリーも登場人物もテーマも、なにひとつ共通点は無いのに……ま、いっか。
 相貌失認を扱ったミステリは過去にも読んだことがあるけれど、単に「人の顔を識別出来ない人物」ということに留まらず、それゆえに顔の造作以外の部分から多くの情報を読み取る技能を身につけた、というひと捻りが効いている。ミステリの味つけが為された連作短編集で、通して読むと、穏やかでちょっと無器用な恋人同士の物語としても、実に美味しくいただけます。この作者(というかこのシリーズ)には珍しく、素直に心地良さに浸れる読後感といい、気に入り&おすすめの一冊であります。


日月めぐる◆amazon link
 諸田玲子の時代小説短編集、ふと手に取りたくなるのよね。
 駿州小島藩を舞台とした連作短編集。時代は幕末だけれど、直接動乱を取り扱うことはせず、あくまでも小藩に生きる人々の目線で書いていて、ほんの僅かずつ重なり合う登場人物の描き方といい、とても好みの一冊。
 裏(というほど裏じゃない)テーマの「渦」がまた趣有り。人が生きていくうち、何処かで覗き込む渦。あるいは禍。読み終えて表紙絵を見ると、また感慨深い。
 収録作の中では、微笑ましい『女たらし』が気に入り。お小夜さんがいいキャラすぎる。


詩人(うたびと)たちの旅―デイルマーク王国史〈1〉 ◆amazon link
 久しぶりに読むダイアナ・ウィン・ジョーンズ。これはだいぶ初期の作品、それもシリーズ開幕の一作目ということで、いつものトリッキーさは薄く、とても正統派なエピック・ファンタジーでした。
 南北に分かれて争いあう貴族、反乱の兆し、歌の持つ力。うーむ、王道。
 唯一王道じゃない部分があるとすれば、母親の行動……いや、なんか、びっくりする。こういう展開をどうも苦手に感じてしまうあたり、保守的なんだろうな。わたくし。
 四部作となっていて、すべて読破するとまた印象は変わるらしいので、1巻の記憶が消えぬ間に読んでしまいたいな。と思っております。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2011.06.07

完続完

 お品書き:「メテオ・メトセラ(11)」「王狩(2)」「なごみさん(3)」

 続き物。うち二つは完結。
 どうでもいいけどリンクはアマゾンにしました。楽天ブックスも最近は敬遠気味なわたくしです。一度失った信頼を取り戻すのは難しいよ楽天たん。


メテオ・メトセラ (11) (ウィングス・コミックス)◆amazon link
 無事、完結。WEB連載に描き下ろしをたっぷり……というか、最終回は「紙」で読んで欲しいからと、WEB掲載を断ったそうですが。
 分厚さ圧巻、カラー口絵も美しく、長い年月をかけて完結に辿り着いた作者の思い入れ、心尽くしが、目に見えるかたちで呈されているのは嬉しいことです。
 物語は綺麗に終わりました。主人公達は言わずもがな、サブキャラの行き先も丁寧に描き、エピローグに至るまで美しく感動的に。
 ぶっちゃけSFとしてはだいぶ物足りなかったんですが(不思議空間解決は諸刃の剣だよね、という)、少女マンガらしい浪漫に満ちた大団円で、佳き作品であったなぁと。


王狩(2) (イブニングKC)◆amazon link
 期待の将棋コミック、第2巻。
 将棋のシーンがなんか、その、イメージしまくり(ヴァンガード的な意味で)で、ちょっとびっくり。しかしハッタリは効いていて、なにやら面白かった。今回表紙の曰佐と、ヒロイン杏の激突。それぞれ頑とぶつかりあう、楽しさ。杏の能力が、完全記憶そのものではなく、そこから閃き導かれるもの、としたのも面白く。イケメン少年揃いなのも美味しく。よき作品です。


なごみさん(3) (モーニングKC)◆amazon link
 完結。いろいろと迷走していた和さん、最後まで惑い迷って、出した結論は、なんだかよく分かりませんでした……。
 怖い顔という出オチ芸から始まり、喫茶店から商店街へ、そこで起こるドタバタものへとシフトし、終盤はさらにどんどん広がっているのか狭まっているのかワカラナイ話に。何だったんだろう……。
2011.06.06

かわいいやつ

 そろそろ暑さが気になりはじめましたが。

 エアコンはコンセントを抜いたままです。熱帯夜が来るまではこのまま行きたい。
 まあ、夜型人間なわたくしの場合、エアコン使用時間はピーク時からはだいぶ外れるはずなので、無理のない程度に、とは思っております。

 でも、ある程度までは、扇風機で間に合わせるという考え方もアリアリで。


◆amazon◆ナカトミ(NAKATOMI) ポータブル充電ファン 扇風機 PCF-15(W)

 3月に購入済。

 充電式で手頃な価格のものを、と探して、行き着いたのがこれでした。
 レビューも悪くないし、えいやっと購入。
 ……すると、数日後には品切となり、その状態が6月(つい先日)まで続いていたという。しかも私が購入した時よりかなり割高だったりするっていう。
 思い切って買っといて、良かった。

 ポータブルでパーソナル。大きくは無いです。重くも無い。手に持ってぶらぶらと部屋を歩ける。
 風量は強弱二種類で、近くに置いて使うなら十分。ファンの音はそれなりだけれど、うちの場合PCのファンの音が結構大きくて、比べると似たようなもの。
 何よりコードレス、充電式。これが便利&気持ち的にも大きい。
 窓際に置いて外の風を取り込んだり、PCに密着させて冷やしたり、食事時には手元に引き寄せてとか、本当に手軽。
 コンセントで運転しつつ充電できるので、フル充電になったらタップのスイッチを切れば、電力消費ゼロになる。5~6時間で切れてしまうけれど、使い方次第で、ナチュラルにおやすみタイマーにも出来るんじゃないかしらん。

 暑い時、扇風機に顔を寄せるのではなく、扇風機を胸元に引き上げて抱きかかえる。そんな使い方も有り。
 便利です。気に入りです。
 これでしばらく乗り切れる。乗り切る。うむ。
2011.06.05

1巻など

 お品書き:「信長協奏曲(1)」「おはようおかえり(1)」「よいこの黙示録(1)」

 1巻、並べてみました。


信長協奏曲(1):楽天ブックス
 なんか評判が良さげなので。
 1巻の時点ではだいぶ導入……と思っていたら突然2年も時間が飛んで驚いた……。タイムスリップ&天然カリスマ(ちょっと違うけれど)主人公による信長成り代わり、というと新鮮味はあまり無いのだけれど、主人公の緩さがワンテンポ違うものになっていることとか、奥方可愛いとか、カリスマというより誤解の積み重ねだとか、そのへんが独特の味になっているかなと。あと、意外と(?)正統派少年マンガ。
 とりあえず続巻、読んでみるつもりです。


おはようおかえり(1):楽天ブックス
 京都を舞台とした、なんというかレンアイものなの? どっちかって「ドラマ原作になりそうもの」というジャンルのような気が。
 主人公がひたすら女難というか、モテ系に見えて実は(ふたりの姉含めて)運が無いよねぇというのが、読んでいて若干ストレス。基本的に自己中心的な女性ばかり出てくるせいか。まともに話が通じそうなのは、職場の既婚女性くらいという。
 巻末の作者のトーク含め、なんとなく首を傾げて読んで、首を傾げて置く。そんな印象。


よいこの黙示録(1):楽天ブックス
 小学生が宗教を興す、という。だいぶ人を食った話で、それをこんな可愛らしい萌えエロ系の絵でやることにより、逆に妙な緊張感を醸し出している……かも。
 ストーリーラインだけを取り出してみるとけっこう怖い話だと思うんですが、絵柄で緩和されて、さらさらと読みやすい。ただ、視点というか、進行を取り仕切る人物が、教師と生徒、互いに立場も利害も乖離している二人に割り振られていて、感情移入して読むことは難しかったり。
2011.06.04

まくどなるどください

 普段、ハンバーガー食べるにしてもマクドナルドにはまず行かない。のですが。
 ツイッターでなんか見かけて、こりゃ欲しいわ。と、うっかり買いに行ってしまいました。

 バリューセットLLで貰える、コーラグラス。



 きっちり一期目と二期目に買って、素敵に青×青で揃いました。らっきーらっきー。
 おまけものには弱いんだ。良く無いな。良く無いよ。

 で、久々にマクドナルドのハンバーガーを食べたわけですが、クォーターパウンドとかいう高いのにしたら、普通に食べられました。コストパフォーマンスは落ちるけれど、通常のハンバーガーを我慢して食べるより全然いいや。
 ポテトは、土曜の昼やら金曜の夜に行ったためか、回転が速かったらしく、割と美味しかった……。
 ダイエット的にどうなのよ? とは思いますが、マクドナルドのオフィシャルWEBに行くと、栄養表示がちゃんとあるので、それを目安に前後を引き締める方向で。

 とりあえずグラスの色で当たりを引けたので、満足です。
 二個セットで活躍して貰うのだ。
2011.06.03

いろんなジャンルで

 お品書き:「ジェノサイド」「Jの少女たち」「夏の吐息」

 多種多様。でも全部面白かった。


ジェノサイド:楽天ブックス
 やたら評判が良かったので。高野和明は「13階段」「6時間後に君は死ぬ」「幽霊人命救助隊」と、ふんふんと面白く読めた、という作家だったけれど、この作品はそれらとは一線を画すスケールの大きいエンタメ大作で、びっくり。ハリウッド的というか何と言うか。何しろ、人類滅亡の危機がー! という話なんだもの。
 あおりを見ると、ダブル主人公っぽいけれど、他にも視点を持つ登場人物が居て、そのキャラがちょいと好みでした。秀才の道を選んだ天才肌くん。
 とにかくスケールでかいし吸引力あるし小ネタや専門知識も詰め込んであって、読み応えあり。後半はノンストップで読める。面白い、面白いんだけど、唯一気になったのは、この作者、どんだけ日本と日本人が嫌いなんだろう……という。「幽霊人命救助隊」の時にもあった主義主張、批判めいたものが、作品としてはノイズになっちゃっているような。その点において、面白いんだけれど、好きな本には成り得なかった。


Jの少女たち:楽天ブックス
 阿南シリーズ、第二作。
 再読なんですが、以前に読んだ時と多分ほぼ同じ感想。つまり……これほどまでに理解と共感を持って、興味本位でもネタでもなく、ほも同人誌の世界が描かれた一般小説(ミステリだけど)は稀有。絶滅危惧種。しかもストーリーそのものはハードボイルドしている、という。びっくりです。作中に実作品名が出まくっている(シュラトとか星矢とかの時代)のもびっくりです。
 そして、それらの一種イロモノな要素を内包しつつ、しっかりと阿南シリーズの味……太田忠司の小説の味、になっているのが凄いんだよなあ。


夏の吐息:楽天ブックス
 小池真理子、初。清冽で美しい恋愛小説短編集。しかし何がいいって、ヒロインがみな30代~50代。成熟した落ち着きを持ち、けれど悟りきったわけではなく、揺れ動く心情がとても良いのであります。
 基本的には文学的というか、いずれもきっちりと話としてのオチがつくわけではなく、後はご想像におまかせします……的な物語の締めになるのだけれど、余韻の心地良さ、文章の静謐さが心地良くて、物足りなく思うことはない。うーん、良い短編集です。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2011.06.02

ないようなもの

 今の仕事、7月末で終了と決定しました。

 派遣元の会社が変わっていなければ、延長も有り得たかもしれない……とか、言っても詮無いことだけど。担当の営業がいまひとつ信頼出来ずに、もやもや燻っております。

 いろいろと特典が多かったし、仕事は適度だったし、環境も良かっただけに残念ではありますが、まあこれはしょうがない。3年満期、勤め上げた自分を褒めよう。えらいえらい。嘘です。自分を褒める気になんてなれなくなって幾星霜ですもの。

 ちょうど有休が発生するので、それを使うことにして、7月は前半で終わり。
 無職期間に突入ですよイェー。人生何度目かな。駄目な人生送ってるな。
 とりあえず失業保険は出るはずだし(派遣会社がどう出るかによるので、即時支給されるかは不明瞭だけど)、貯えは全然無いけど生きては行けるじゃろう。

 出来れば、次の仕事に就くまで、若干の猶予が欲しいな。などと思っていたり。なので、よっぽど条件が素晴らしくなければ、すぐには働かない予定です。
 もういい加減、自分の賞味期限も切れてるんだけどね……。

 ぶっちゃけ、今回の契約終了後に仕事がすんなり見つからなかったら実家に帰ることも考えに入れていたのですが、今となっては仙台に戻ってもさらに仕事は見つからないだろうしなあ。

 まあ、過去何度かあった失業期間中のだらけ生活には、今度こそ陥らずに済むよう。
 頑張ります。多分。
2011.06.01

もえけいみたい

 お品書き:「まじもじるるも(7)」「ネコあね。(2)」「とめはねっ!(8)」

 6月です。ジュテームの月です。つづきものからです。つづいていくからね。
 なんだかひらがなとかたかなタイトルの組み合わせに……。


まじもじるるも(7):楽天ブックス
 あまぞんでは<完>ってつけられてた。いやいやいやまだまだまだ続いてますから続きますから!
 とは言え、大きな転換、第一部完であることは間違い無し。ドタバタの中にちょっぴり人情話、な日常を続けていても十分に面白かったこの作品だけれど、ちゃんと物語としての動きを見せてくれることは、個人的には大歓迎です。しかもこの展開。いやちょっとは予想していたけれど本当にガチにこれやってくれるとは思わなかったので(この巻に収録された回の次の話がまた凄かった)嬉しいやら切ないやらで鳥肌が立つ。
 目の離せない展開。であります。


ネコあね。(2):楽天ブックス
 かわいいほのぼのしあわせ。1巻と同じく、優しい登場人物たちの優しい物語。少し懐かしい雰囲気の日常話がなんとも心地良いのです。扇風機の話とかこたつの話とか、ああ良いなあ。と思う。杏子の可愛さはもう反則レベルだし、銀之介も良い子で良い子で辛抱たまらん。
 無駄に登場人物を増やしたりせずに(登場動物は増えてるか……)一見して地味だけれど楽しいエピソードを積み重ねていく。安心して、しあわせに読める一冊でありました。


とめはねっ!(8):楽天ブックス
 高値安定。時間はわりとさっさか進んで、新入生が入部。しょっぱなからキャラ立ちは素晴らしい、ですが、また女の子かー。いやまあハーレム状態キープってことで妥当なのか。
 相変わらず楽しく読めるんだけど、最初の頃に比べて安定しすぎというか、テンションの上下もある程度予想がつくものになってきている感があるので、新味が欲しいところ。新キャラじゃない新味の投入が、ベストなんですが。
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