--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012.05.31

5月の総括

 四月と同じく、アニメ視聴&感想書きに追い立てられた感。
 職場の環境にもだいぶ慣れて、ゆるゆると過ごしております。ゆるゆるしすぎて困っちゃう。だらだらっちゃう。

 小説その他は10冊。一応、二桁。感想上げていない本も何冊かあるんですが、まあ、そのうち。けっこう絞って読んだので、満足感はありましたです。

 コミックは25冊。あれっ先月と同じだ。無理なく読んで、続巻含めて、このくらい。なのかしら。こちらもいろいろ満足感あり。新規開拓もそれなりにいろいろあったし。

 今月の一押し。

 小説その他。

◆amazon link

旅屋おかえり
 読書メモはこちら。今月はけっこう粒揃いで、読んだものはだいたいみな面白かったです。一冊だけ、Amazonレビューを見てげんなりした本がありますけれど。まあ、それはそれ。
 で、癒し度が高く、気楽に読むことが出来たこの本を。後味がいいってのが多分最重要で。最近、ヘタレてきているからかなあ。

 マンガ。

◆amazon link

タケヲちゃん物怪録 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
 読書メモはこちら。アバンチュリエとどちらにしようか迷ったけれど、あっちはやはり原作好き補正が入っているかなあと思いまして。とよ田みのる、今月の二冊同時発売は嬉しゅうございましたどちらも面白うございました。

 6月はさらに読書に力を入れたい所存。しかしゲームにも時間を費やしそうで。まあ、出たとこ勝負でござる。
スポンサーサイト
2012.05.30

続きと単行本の単発本と

 いずれにせよ鉄板。

◆amazon link

シュトヘル 6 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
 この表紙は確かにチャレンジングすぎ。だがそれがいい。
 表紙も内容も、地味(というほどでもないんだけど、シュトヘル無双が無いとどうしても)に見えて重要な巻。文字を伝えるということの意味、重さが、はっきりと作品内の登場人物によって語られたのは、胸熱な展開でありました。シュトヘルという存在の有り様は、このテーマに直結したものなんだな、と、改めて気付かされる。
 どうでもいいけどあとがきマンガの癒しっぷりは半端ない。本編でしんどい気持ちになったら、これを読めばいいんだもんな。嬉しい。優しい。

◆amazon link

ボクラノキセキ 6巻 (ZERO-SUMコミックス)
 堅調に6巻。何が堅調って、きちんと話が進んで行くことが。6巻ってけっこう長く続いている気がするし、初期状態と比べて本題となる謎は全然究明されていないんだけど、引き伸ばし感とか中だるみ感が無いのがいいんだな。というか普通に続きが気になりますよ毎巻毎巻……。困ッチャウ。
 サブキャラの事情や考え方の違いも打ち出してきて、さらに読みでがあるものになりつつあります。続きはよ。はよ。

◆amazon link

水木しげるの古代出雲 (怪BOOKS)
 単行本ですが、中身は基本的に漫画です。水木しげるの本の場合、文章も有り得るので、一応。
 古代出雲史の考察と、神話をそのまま漫画にした部分と。若干、エッセイ漫画風味もあり。
 おなじみの水木節な表現で描かれる神様たちが素敵です。普通に素直に楽しく読めて、お勉強になるし、知的好奇心も刺激される。面白うございました。
2012.05.26

BD「ファイ・ブレイン 神のパズル」初回限定版5巻

 最近のAmazonさんは発売日の発送がデフォになりつつあります。どうゆうことなの。いいんだけどさー金曜日の楽しみと思ってたら土曜日の待機になっちゃうのがさー。

 ともあれ第5巻。



 黄色づくし。メタルジャケットなスリーブは、黄色というより金色で、とても綺麗です。アナとキューちゃん。ゴールデンなコンビということで。

 ブックレットは毎度おなじみパズルの解説と設定。軸川先輩のリンゴジュースの設定がなぜかそこだけカラーで載ってたのが、なにやら面白うございました。



 メニュー。今回は映像特典として「福山潤 ギャモンを語る」というものが収録。「ボイス・アクターズ」インタビューに、未放映映像を含めたものらしいです。「ボイス・アクターズ」は見ていなかったので、個人的には丸ごと初めて見る映像。
 でもって、これ、福山潤&ギャモン好きな人は、見ていてニヤニヤ楽しすぎどうしようってレベル。
 収録時間は15分少々なんですが、余計な前振りや進行等は一切なく、一問一答方式で、ひたすらギャモンについて福山潤が語っていくという、美味しすぎる内容。
 話題が脱線することも無く、とても生真面目に、ギャモンについて語ってくれます。
 それにしても、最初にギャモンとして演じたのが、パズルの王子様コーナーの進行ミニキャラだったなんてなぁ……感慨深いというか、なんというか。

 ドラマCDは、今回はキュービック・アナ・オカベくん。えっオカベくん!?
 はい、オカベくんです。なぜか小野大輔の声で、大いに語ります。キューちゃんとの出会いについて、キューちゃんへの思いについて、他のメンバーの印象について。
 まあ、一発ネタも甚だしいわけですが、小野Dの美声に聞き惚れつつ、オカベくんの最期に想いを馳せましょう、と。
 フリートークもテーマが「理想のオカベくん」ということで、ワンテーマでだいぶ引っ張って、和気藹々とした雰囲気でした。

 うむ。いろいろと堪能。いろいろと満足であります。
 本編もルークとの対立が激化するあたりで、見ごたえありあり。四話まとめて見られるのはやっぱり良いなあ。

 あと2本、か。
 ……その後に第2シリーズもあるわけだけど……うん……。

◆amazon link

ファイ・ブレイン ~神のパズル Vol.5 【初回限定生産版】 [Blu-ray]
2012.05.25

BD「境界線上のホライゾン」初回限定版6巻

 今月も無事、到着。



 二代さんの美尻を眺めるかんたんなおしごと。このケース、ほんと綺麗で、手に取った時の嬉しさが格別であります。

 偶数巻ということで、特典はミニ設定資料集でありました。
 今回は第10話でのナイト&ナルゼの変身シークエンスについて、詳細な解説が為されています。例によって原作者の書いた絵コンテから、ラフから、完成の映像まで、順を追って。
 毎度のことながら、事細かに設定が作りこんであり、なおかつそれらをひけらかすでもなく映像に組み込んであることが良く分かります。
 それゆえに、設定を知らなくても、設定が濃い作品だと知らなくても、見ていて何かしら熱を、厚みを感じるんだよなあ。



 他、毎度のリーフレット。スタッフインタビューはセットデザイン&プロップデザイン。
 美術&小物デザイナーが、あの世界をどのように受け止めたか、の証言としても、なかなか面白かった。

 あとはキャラソンCDと、映像特典は毎度の勉強会。すいません再生してませんすいませんそのうちね、そのうち。PCを新しくしたら。現在注文中。

 キャラコメはアデーレ、ナイト、ナルゼという、第10話のメンバーとして納得の構成。いぢられキャラを貫くアデーレかわいいよアデーレ。
 お菓子を食べながらだらだらコメントしているというのが、いわゆるそこらの声優によるオーディオコメンタリのパロディっぽくて、ちょいとニヤリ。
 楽しゅうございました。

 さてさて、来月は最終巻発売、そして再来月からは二期がスタート。まだまだ、お楽しみは続くよ。

◆amazon link

境界線上のホライゾン (Horizon on the Middle of Nowhere) 6 (初回限定生産) [Blu-ray]
 わりと残念天然属性な二代さんが、最近強烈に可愛く感じるようになってきました。思えばダブル本多はどっちも不器用っ子さんで、どっちもかわええです。どっちも好き好き。
2012.05.21

あまり気にせず

 初めての作家と、お馴染みな作家と。

◆amazon link

旅屋おかえり
 売れないタレントが、唯一のレギュラーだった旅番組が打ち切りとなったことを契機に、成り行きでなぜか「他人のかわりに旅をする」旅屋という職業を始めることに。
 原田マハ、初めて読みましたが、これはだいぶ軽妙な文章。とにかく前向きで明るく元気なヒロインが可愛くて楽しくて、泣かせの要素もあって、読み終えて満足した気分で置ける一冊でありました。
 泣かせという意味では、最初の依頼人のエピソードは特に、電車の中で読んでいてやばかった。登場するのがみな善人すぎて、話が綺麗に落ち着きすぎな感もあるけれど、いいじゃない。それも。
 綺麗なもので心を満たすことも、時に必要。

◆amazon link

トラップ・ハウス
 石持浅海お得意のクローズド・サークル系本音暴露友情崩壊もの。舞台がキャンプ場の宿泊施設として置かれたトレーラーハウスというのがちょっと珍しい。題名どおり、あっちこっちにトラップが仕掛けられた狭苦しい空間で交わされる議論。過去の亡霊が真実を求め、さらなる死者を作り出す。
 著者が過去作でも使ってきたモチーフで、あまり新鮮味は無いんですが、トレーラーハウスという舞台設定と、作中でごく短い時間しか経過しないあたりが面白かった。お約束のトイレネタもあるよ、ウン。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2012.05.19

少女まんぎゃ

 手をのばせばそこにマンガ。そんな生活、プライスレス。

◆amazon link

だから金田は恋ができない(1) (KCx(ARIA))
 ロジックを愛するメガネの青年理事長と、天然な美大生ヒロインの、だいぶギャグ方面に針が振れたラブコメ。理事長は、ツンデレと呼ぶには感情の振れ幅が大きくて、個人的な好みからは外れちゃうんですが、ギャグキャラとしてはなかなか面白かったです。スラップスティックに近いながら、きっちり恋愛描写も入れるようで、そっち方向からの楽しみ方もありそう。

◆amazon link

平安女子部!(1) (KCx ITAN)
 服飾系高校に通うおしゃれ大好き女子高生が平安時代にタイムスリップして、現代人の知恵とギャルのセンスで平安の殿上人たちもメロメロよ!という感じの内容。細かい理屈は抜きにして、頭からっぽであっけらかんとしたギャル無双を楽しめれば、それで可かと。しかしこういう内容なら、平安の雅さをもう少し絵でも描写でも出してくれれば、もっと魅力的になったんじゃないかなあ。
2012.05.17

手を出す

 話題作とかに。

◆amazon link
 
恋と軍艦(1) (講談社コミックスなかよし)
恋と軍艦(2) (講談社コミックスなかよし)
 西炯子がなかよしで描くって。絵柄も合わせたのか目デカ少女がヒロインで、違和感が……と思ったけれど、読みすすめてみれば、西炯子は西炯子でした。41歳の町長に惚れる純朴中学生女子とか、どうみてもほもっぷるですほんとうに(以下略)とか、いろいろと。掲載誌含めて、いろいろとチャレンジング。1巻はまだ手探り感が強いけれど、2巻になって、主人公の葛藤やら純情中学生な恋心錯綜やら町の派閥の争いやら、ぐぐっと煮詰まって面白く。このヘンなバランスのまま、どこまでも貫いていただきたい。うん。

◆amazon link

ボールルームへようこそ(1) (講談社コミックス月刊マガジン)
 巷で話題のスポ根もの。王道な出だし、王道な主人公、王道なライバル、可愛いヒロイン。これだけ取り出してもスポ根としては実に高品質だけれど、競技が社交ダンスということで、新鮮さに満ちている。そこが魅力。作者自身も社交ダンス経験者のようで、思い入れもありそう、豆知識もたっぷり。うーん楽しい。絵も、新人らしく瑞々しくもしっかりした技術があり、素晴らしい。
 ひとつだけ気になるのは、キャラクターの枝葉の描写が、若干ステロすぎるところ。主人公は主人公としての才能のカリスマ、ヒロインは絵的な可愛さ、だけで保たせている感じも、しないでもなく。ライバルキャラは魅力的だけれど、ちょっと与えられた属性が取っ散らかっている感があったり。まあ、まだ1巻だし、掘り下げられて行くであろう続きに期待。
2012.05.16

江ノ島いきたい

◆amazon link

徒然モノクローム/流線形(アニメ盤)

 お約束のアニメ盤。買いました。
 初回限定の方はボリューム有りのライブDVD付きだそうで、そちらも少々惹かれたのですが、やっぱりこっち。
 ジャケットイラストは初期絵のようで、ユキが若干やさぐれ風なのが面白い。

写真 1

 アニメ盤の特徴としては、ジャケットイラストの他に、「徒然モノクローム」のTVサイズが収録されていること。あと、嬉しいサプライズとして、歌詞カード(と呼んでいいのかな?大きめのペラ一枚)の裏面が、キービジュアルイラスト使用のミニポスターになっていました。

写真 2

 こういう小さいサービスはとてもとても嬉しいですよ!

 曲は鉄板、フルサイズで聴いても爽やか楽しい。「流線形」もけっこう好み。オザケンカバー「僕らが旅に出る理由」も、なかなか良い感じでした。

 江ノ島いきたいなー。釣りは怖いからやりたくないけどもー。
2012.05.15

うだうだ

 一巻たち。

◆amazon link

タケヲちゃん物怪録 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
 とよ田みのるの新作、連載中。何がしかの理由により祟りを受け、不幸&不運の極みな人生を送っているタケヲちゃんが、妖怪たちの棲むアパートに住むことになり、脅かされたり(でも不幸に慣れすぎちゃって並大抵のことでは驚けないタケヲちゃんが無表情かわいすぎる)追い回されたりツンデレられたり、という。
 物語の仕掛けはけっこう凝っていて、けれど根底にあるおおらかな雰囲気と、人間(あるいは妖怪)の持つ優しさといったものはしっかり描き込んでおり、賑やかな造りなのにお話そのものは(絵に癖はあるものの)とても読みやすく分かりやすい。そのへんが何よりすごいと思うのですよ毎度ながら。
読み終わって本を閉じて、なんだか嬉しい気持ちになる。得がたい。

◆amazon link

アポカリプスの砦(1) (ライバルKC)
 ゾンビパニックもの。噛まれたら感染しちゃうよとか、主人公が無実の罪で収監されるところから始まるとか、最近はもうスタンダードで、ジャンルとして確立しちゃっているような気も。しかし、この作品の特徴としては、同室となった少年達と主人公とでグループ行動をしているところかと。いわゆる、「仲間もの」になる可能性が有るのがポイントというか、ひとつきっかけがあれば男子にも女子にも人気が出るかもしれない的な。全員イケメンなんだよ……ちょっとイイね。

◆amazon link

我妻さんは俺のヨメ(1) (講談社コミックス)
 原作者が上記のゾンビものと同じ人、なのにこっちは正統派ラブコメ(というよりギャグに近い)、SF風味。なぜか突発的にタイムスリップするようになってしまった主人公。あれっ、同級生の高嶺の花な美少女が奥さんになってたよわぁい!でも未来を知ってつい過去(現在)をいじったら、奥さんが別人になっちゃったよわぁい!とか、そういう。現在と未来を行き来しつつ、右往左往する主人公を見て笑ったり、ヒロインの可愛さを愛でるマンガ。
 なぜタイムスリップ出来るようになったか、等の説明は一切ないんですが、この先、出てくるんだろうか。そしてシリアスになったりするんだろうか。いずれにせよ、どうとでも転がせるタネとしては、なかなかに優秀であります。どう転んでも面白く出来るだろうし。
2012.05.14

だらだら

 軽く読めそうなものを、二連続で。

◆amazon link

京のほたる火 京都犯科帳 (講談社文庫)
 京都犯科帳、という名前の通り、京都を舞台に、罪に手を染めた人を描く短編集。作品ごとのつながりは、テーマ以外には無し。あとがきで触れられているけれど、捕物帖ではなく、犯科帳。主人公は基本的にみな罪人、あるいは犯罪に近くあった人物で、やむにやまれぬ理由で堕ちていってしまう様子が、落ち着いた語り口で叙情的に描かれる。
 全体にやるせない話が多いけれど、後味は悪くない。なかでも「送り火」が気に入り。お菓子美味しそうだし、結末での主人公の割り切りが小気味良くて。

◆amazon link

舟を編む
 本屋大賞受賞作。三浦しをんって初めて読む。帯のイラストを見ずに読んだので、イメージを固定されずに済んで、ちょっとラッキーだった。いやイラストはイラストで心ときめく絵ではあるんですが、ラノベでもないのにイラストイメージが先行しちゃうのは、最近ちょっと、どうも、いまいち(煮え切らない)……年を取ったってことですかね。
 国語辞書編纂に奮闘する編集者と周辺の人々、ということで、面白かろうなぁと期待して読んで実際面白かった。けれど、もっと書き込めるだろう、オイシイ部分だろうと思うところを、わりとあっさり流されているので、肩透かし感があるというか。若干の消化不良感。ラストのエピソードも、ちょっと、お約束にすぎる……面白かったことは面白かったんだけど、いろいろともったいないなあ。という。この三倍くらいの分量で読みたかった。

Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2012.05.13

短編集

 気軽に気楽に読めて、よいものです。

◆amazon link

とよ田みのる短編集 CATCH&THROW (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
 安心安全、約束された良作。とよ田みのる短編集。商業誌発表作品と同人誌発表作品が並べてあって、比べてみると、やっぱり読み心地といったものが違うなあとしみじみ。ボツにされたという作品は、なんだかんだで、商業誌にはやっぱり向かないテイスト。なにか、なにかを、漉しきれていないような。まあ、後出しジャンケン的に、そうと知った上で読んでいるから思うのかもしれないけれど。
 でも同人誌作品の「片桐くん」は何やら好みでした。片桐くんかわいいかっこいい男前。普段と違うタッチの絵もよいかんじで。

◆amazon link

サタニック・スイート (アフタヌーンKC)
 初期作品集に最近の読みきりも添えて。物議を醸した受賞作等、投稿作品も収録。初期作品はやっぱり初期らしく、読みにくいし、こなれていない。それだけに原石の輝きらしきものもあるし、どのへんに影響を受けて、どういう道程を辿っていったのか、だいぶ分かりやすい。作者のファンで、軌跡を辿りたい、という人なら。
 最新作の「MUD」はグロテスクながら流石に面白かった。これが最後に置いてあるのは納得。読み終えた後の満足感が全然違うもの。
2012.05.11

若干の

 積み消化。

◆amazon link

花曇り (講談社文庫)
 短編集。というか、短編+ショートショートが、よい具合にまぜこぜされていて、面白い読み心地の一冊でした。ミステリであったり、ミステリ風味であったり、という話がほとんどだけれど、そのいずれでもない(ちょっとした仕掛けはあるけれど)囲碁小説である表題作「花曇り」が、個人的には一番面白かった。人生のあわい、流転。巡る因果。そういったものが、じわりと沁み込んでくる作品。

◆amazon link

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)
 久しぶりに東野圭吾。わりと初期の作品なので、軽めというか、最近多い人情もの風味よりも「推理小説」らしくロジックが強め。まあ、題名に「殺人事件」とついていたら、そうでなくっちゃね。
 ある状況下に閉じ込められた山荘。そこで起こる殺人事件。端を発するは、それに先んじての不審死。登場人物の誰もが誰もを疑う、という筋立てにふさわしく。
 ちなみに、折原一の解説がなかなか熱いんだけど、先に読むと若干ネタバレになってしまうので注意。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2012.05.10

であいませう

 新しい作品と。知らなかった作者と。慣れ親しんだ作者の新作とも。

◆amazon link
  
アバンチュリエ(1) (イブニングKC)
アバンチュリエ(2) (イブニングKC)
アバンチュリエ(3) (イブニングKC)
 アルセーヌ・ルパン(三世じゃないよ)シリーズを、原作のイメージそのままにコミカライズ、という。なぜ今の時代、今これをやるのか、なかなか謎。だがそれがいい。
 わたくし小さい頃、アルセーヌ・ルパンシリーズ大好きでした。小学校一年生の時、初めて読んだ「絵本」「児童書」以外の「小説」が(子ども向けに書かれたものではあったけれど)ルパンシリーズだったこと、はっきりと覚えています。しかし、後年、より多く読み返したのはホームズの方だったりするんですが。
 ともあれ、かつてのファンには嬉しい、記憶を蘇らせてくれる一作であります。原作のルパンが持つ魅力……大胆不敵で時に冷酷、子どもっぽくて惚れっぽくて。犯罪者だというのに、どうしようもなく惹かれてしまうカリスマ。そういったものが、見事に再現されていて、あの頃のときめきがそのまま蘇りまくりニヤニヤしまくりで困っちゃう。ガニマールとの関係性、至極エレガントに描かれるホームズ(ではない)との対決、いずれも楽しく。今後、長編の名作にも手をつけてくれるんだろうか。楽しみ。

◆amazon link

パラダイス パイレーツ 1 (花とゆめCOMICS)
 山口美由紀の新作は、海賊もの……というか、海洋冒険ファンタジー。一途でけなげで勤勉な女の子がヒロイン、第一印象はむっつりしているけれど強くて頼りになり案外内面では悩んでいる青年がヒーロー。もう、安定も安定、ド安定の山口美由紀ワールドで、安心して楽しめる半面、新鮮味はゼロという。うーむ。でも、素晴らしき絵と、情に寄り添った物語を楽しむだけで、満足すべきなのかな。とか思っていると、時に思いがけないストーリーの容赦なさに足元をすくわれたりするから、油断は出来ませぬが。

◆amazon link

無重力コミュニケイション(1) (講談社コミックス)
 出だしを読んだ時点では、ごくあっさりとしたラブコメ、かつての幼なじみと現在の女友達が丁々発止のプチハーレム、そこに超能力の味付け……と思ったら、思いのほかシリアスな超能力ものへと舵を切っていく物語に、少々びっくり。超能力者を集めた特殊部隊とか、超能力犯罪とか、なにごとかっていう。
 とりあえず、気弱なのに強大な能力持ちのヒロインたんが可愛い。幼なじみの少年(主人公)が弱点で、トリガーになるってのも、お約束だけど、ときめき。
2012.05.09

コミック版「UN-GO 敗戦探偵・結城新十郎(1) 」&「UN‐GO 因果論」

 UN-GOのコミカライズ、二冊同時発売。いそいそと買ってきました先週いそいそと。
 メイトで買ったので、山積み平積み多面置きを見ることが出来て、幸せ。普通の書店では、なかなかお目にかかれないでしょうけれど。

 どちらもなかなかに読み応え有り、ファン必携のハイ・クオリティなコミカライズで、嬉しい限りでございます。

◆amazon link

UN‐GO 敗戦探偵・結城新十郎(1) (カドカワコミックス・エース)
 山田J太による、TVシリーズ本編のコミカライズ。第一話の冒頭は、脚本集の準備稿と比べてみると面白い、かも。アニメ本編と同時進行で制作が進んでいたんだなあと。
 それ以外は、基本的にアニメに忠実な内容で、素直にコミック版に落とし込んだ感。ただし、UN-GOという作品そのものが「素直」じゃないものなので、そのイメージを保ったままコミカライズされているのは、実は妙手。マンガらしい表現をきっちり取り入れた上で、作品の、キャラクターの魅力を、しっかりと描いている。
 ことに第二話「無情のうた」は、はっとさせられる場面も多く、単体の作品として充分に魅力的。
 絵柄はアニメ本編とは若干異なってはいるけれど、雰囲気はきちんと踏襲して、さしたる違和感もなく、むしろ梨江の可愛さが際立っていたりして。良コミカライズでした。

◆amazon link

UN‐GO 因果論 (カドカワコミックス・エース)
 キャラクター原案のふたりによって手がけられた、三つ目の「因果論」。映画版とも小説版とも違って、本編の時間軸上に組み込まれており、パラレル度合いは一番高いかも。実際、ノイタミナが13話あったら、こういう形になった可能性が高かったのかな。
 パラレルとして、世良田の扱われ方が実に美味しゅうございます。由子と新十郎と、三人組で幼馴染だったとか、なにそれ面白すぎる設定。しかし由子は因果と別天王と、ふたりのよりしろに使われるとか、不憫すぎるな……。
 コンテは高河ゆん、作画はpakoが担当したとか。絵については、美麗、かつイメージそのままで、一コマ一コマ堪能出来ます。マンガとしての文法が今ひとつぎこちない部分も散見されるけれど、とにかくキャラ原案のイラストレーターが作画しているというだけで、そんなの全然チャラに出来る贅沢さ。
 因果論という物語の魅力を、懐の深さを、今一度確認できるコミカライズ。UN-GOファンであれば必携でありましょう。

 UN-GOファンであれば、どちらも買って損は無し、かと。
 まあ一応、純粋に「マンガとして読みたい」なら、「敗戦探偵」のほう。「因果論のアナザーバージョンに興味がある」なら、「因果論」のほうをどうぞ。そんな感じで。
2012.05.08

ぞっかん

 少年マンガぞっかん。わりとまめに買ってます読んでますね。

◆amazon link

弱虫ペダル 22 (少年チャンピオン・コミックス)
 今回は文句無し、面白かった。やっと……ほんとに、やっと、総北が話の中心になってくれたのが、何より嬉しい。ほんとライバルの話ばっかり長かったから。
三年と一年がそれぞれ背負ったもの、引き継ぐもの、まだまだ続いていくもの、っていう先輩後輩のドラマはやっぱり燃えます。そして、来て欲しいところで来てくれるカタルシス。主人公の不屈っぷり。ええのうええのう。

◆amazon link

超人学園(8) (講談社コミックス)
 話にひとつの区切りがついて。……ま、また、敵が居なくなって終わった!これもう作風として徹底していくんだろうな。当初対立していた存在と、戦いを経て理解し合い(というか敵である存在が抱えた事情を主人公側が溶かし)、仲間というかゆるい感じの「同志」になっていく。それを心地よく感じるか、茶番と感じるか。
 しかし毎度のことながらキャラクター増えまくり、しかも、次のエピソードに移っても、出番が完全に消失するキャラがほとんど居ない。いいんだけど、初期キャラの存在感がどんどん薄まっちゃうのがなあ。
2012.05.07

冒険しない

 鉄板×2。

◆amazon link

誰かが足りない
 宮下奈都は二冊目。読んだら確実に、ある一定以上に面白いことは分かっているので、急いで読まずにゆったり構えているというか、なんというか。
 連作短編集。レストラン「ハライ」を舞台にして、というより、レストランに予約を入れるに至るまでのシチュエーションを集めたお話たち。いずれも、それなりにドラマチックだけど、格別にドラマチックではない、ささやかなエピソード。けれど、どこかしら心に沁みる、「ふつうの人々」の小さなドラマ。
 個人的に感心したのは、こういう連作だと、一本読んで次に取り掛かる時に、面倒くさくなることがままあるのに、この本ではそういう気持ちがいっさい起こらなかった。次はどんな人か、どんなエピソードか。ただページをめくる楽しみだけがある。良いなあ、やっぱり。

◆amazon link

金色の獣、彼方に向かう
 久しぶりに読んだ恒川光太郎。タイトルがとにかく良いなあ。『竜が最後に帰る場所』にちょっと通じる。
 短編を四本収録。舞台となる場所や、匂わせる「サンカ」の存在、「鼬めいた生き物」の登場という共通項はあるものの、基本的には独立して読める。ただ、同じ世界をバックボーンにしている、と感じ取れるのみ。その、ゆるやかなつながりかたが、逆に心地よかった。
 一作目の「異神千夜」は、いつもの幻想文学ノリだけではなく、元寇という歴史を編みこんで書かれているのが新鮮で、刺激的。歴史小説を書いても、物凄く面白いものを読ませてくれるんじゃないかな。という期待を抱いてしまう。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2012.05.06

気がつけば

 どちらも原作つきだった。だから何って何でもないです。はい。

◆amazon link
 
新装版 生存 LifE(1) (KCデラックス)
新装版 生存 LifE(2) (KCデラックス)
 全2巻。福本伸行原作、かわぐちかいじ作画。最強すぎる組み合わせの、サスペンスドラマ。
 癌に冒された主人公が、十五年前に起きた娘の失踪・殺人事件の真相を解き明かすべく奮闘する、というお話。時効を巡っての駆け引き、自白を引き出すためのやりとり、証拠が続々と集まりくる様子などが熱く、上質の二時間ドラマを見た時のような満足感。いや二時間ドラマって殆ど見ないですが、そういう印象。
「なにかさくっと面白いマンガが読みたいなあ」くらいのテンションの時に手に取ると、よいかんじかと思います。

◆amazon link

しずかの山(3) <完> (イブニングKC)
 完結巻、未読だったのを思い出して。しかし、開始当初は、こんな話になるとは思わなかったなあ。基本的に山岳サスペンスな雰囲気ではあったけれど、テロリストと軍隊がドンパチ、人死に出まくり、とか。何処へ行ってしまうことかと。終盤は駆け足感があり、三巻目だけ異様に分厚いことから、まあ、大人の事情で早期連載終了かなぁと邪推させられるのですが、物語そのものと登場人物達の事情、精神面については、きちんと決着がついていて、誠実さも感じられ。
 山岳ものとしてはいろいろと粗がある作品だったらしいですが、「マンガ」としては、とても面白い作品でした。もう少し読みたかったな。
2012.05.05

「UN-GO會川昇脚本集」&「UN-GOオフィシャルログブック」

 脚本集は読書カテゴリに入れようか迷ったけれど、まあ、アニメグッズということで。「UN-GO」関連書籍×2種、でございます。

 まずは、脚本集。

◆amazon link

UN-GO會川昇脚本集 (ANIMESTYLE ARCHIVE)
 発売後すぐに購入したは良いものの、全部読み通すにはボリュームがありすぎて。ベッドの横に置いて、寝る前に少しずつ読みました。なかなか良い夢を見ることが出来ますよ。多分きっと。

 分厚いし中身が濃いし。準備稿はなんと三段組で、目がショボショボする……。

写真 3

 でも有り難い有り難い。因果論含む全話の脚本を収録しているだけでも有り難いのに、準備稿や企画立案時のプロット等、とにかく片っ端から入れときますね!といった感じで、読み応えありすぎのボリュームありすぎ。
 その他の部分だと、坂口安吾作品に絡めた部分の解説も興味深く。あえて本人ではなく、監督へのインタビューを収録しているのも、編集方針を表しているようで、面白いです。

 脚本については、いわゆる教科書的な書き方ではないですが、それにも増して勉強になります。勉強?うん。
(実はわたくしむかしむかしシナリオスクールに通ったことが。どうでもいいですねスイマセン)

 形式を頑迷に守ることはせず、たとえばトリックを台詞よりも絵にゆだねる比率の大きい話数においては説明的なト書きを増やすなど、まず意志の伝達に気を配っているのがうかがえるあたりも面白かったです。でもって、読み物としても普通に楽しめるのが、なんかびっくり。とってもびっくり。

 水島監督のインタビューは、脚本集とあわせて読むためにきっちり考えて構成されたもので、これまた面白かった。
 ともすれば主義主張、思想めいたものを(意図していたにせよ、そうでないにせよ)におわせてしまいそうなところを、良い意味で緩和しつつ、より人口に膾炙する形へと整えた手腕、素晴らしいです。
 どうでもいいけど、いまさらハガレン一期が見たくなってきたぞ……。

 お次は、ログブック。

◆amazon link

UN-GOオフィシャルログブック
 こちらはムック本。いわゆるアニメのムックというやつ。判型が小さめ(A5サイズ)なのがちょっと珍しい。
 版権イラストギャラリー、各話紹介、インタビュー多数、作画スタッフによる描きおろしイラストメッセージ、という内容。小さいけれど、ぎゅっと詰まって、読み応えあり眺めて楽しい。
 ただし設定資料の類はほとんど無いので(ちょろっと人物紹介があるくらい)そっち目当てでの購入には向かないかな。

 各話紹介はごくスタンダードなもの(囲み記事で変化をつけてあるのと、レイアウトその他で雰囲気は出してる)ですが、ざっと振り返りたい時には重宝するかな、と。UN-GOの場合、他に類似の本や特集も出ていませんし。

写真 2

 囲み記事は、小ネタでの解説補足と、なんか知らんけどゆるいノリのキャラ萌えっぽいのと。この部分だけは、ああ、アニメディアなノリね……と思いましたです。

 インタビューはほんとにたくさんあって、いずれも読み応えがありました。キャストよりもスタッフのインタビューにページを割いているのが、なかなか分かってるね。と思ったり(えらそう)。監督インタビューなんて12ページもあるよ!勝地涼インタビューは2ページなのに!

写真 1

 みっちり。ただ詰まっているだけじゃなく、全体の流れがあるインタビューで、ある種、物語的というか、ドラマ的というか。インタビュー記事自体が「作品」しているというか。
 ちなみに、執筆者一覧には、お馴染みりょっぴー……じゃなかった、藤津亮太氏の名前があったりしますよ。

 とりあえず。
 インタビュー読むの大好きーそれもスタッフインタビューで裏話や製作秘話を知るとゾクゾクしちゃうぅうー!という、私みたいな人種には、お宝のような本であります。
 判型の小ささだけが残念だけど(版権&メッセージイラストが素敵なだけに尚更)「UN-GO」という作品のファンであれば、必携と言えるかと。

 二冊とも、買って満足ハイクオリティ。でありました。
 デザインワークスといい、小説版といい、関連書籍のレベル高いよなー。

 お次に控えるは、コミック版×2種。楽しみでございます。
2012.05.04

映画「ロード・オブ・ザ・リング」一挙上映

 わりと久しぶりに、一挙上映。行ってまいりました。いつもの新文芸坐。
 最近は開催自体、年度によってやったりやらなかったりしている気がするんですが。やってたのかな。アンテナ低くなってるだけかな。
 でもまあ「ホビット」の公開も間近だし。ってことで、「ホビット」のフライヤーが貼られていたりして、ロビーはけっこうな盛り上がり。

 今回はオールナイトではなく、日中の上映。朝の9時半に開場して、終了は22時半。
 実に、13時間。

 とは言え、第一章と第二章、第二章と第三章の間にそれぞれ三十分、第三章の途中でインターバル十分の休憩があり、途中外出も出来ます。
 まあ、濃いことは確かなんですが、満席でしたよ満席。それっぽいお嬢さん達から、なぜかカップルまで。おまえらGWのど真ん中に丸々一日映画館で過ごしていいのか?ええのんか?

 内容については、いまさら言うまでもなし、堪能いたしました。
 一番好きなのは「二つの塔」だなぁと思うのも、既に毎度おなじみ。ローハンいいよねローハン。王様は頑固かっこいいし、お姫様は可憐いさましいし。
 あと、見なおすたびに、終盤でのボロミアさんの美化、神格化っぷりに、なんとなくにやにやしてしまう。

 しかし、何度見ても楽しいシーンと、何度も見るには若干しんどいシーンが、はっきり分かれてきたなー。
 個人的に、フロド&サム&ゴラムのパートは見ていて辛い。心休まる要素が、サムの下げてる調理器具のガランゴロンくらいしかないから。
 そしてスメアゴルの経緯と末路が、ああだから。

 逆に、全編通して、ほんとに何度見ても嬉しい大好きなシーンというと、ギムリ&レゴラスやメリー&ピピンの会話が筆頭でしょうか。
 あとは、個々にあげていくとキリが無いので、ぱっと思いつくところだけあげると、第一章ではガンダルフの雪の中での詠唱。第二章ではエルフの援軍、ハルディアの到着。第三章では烽火がつぎつぎと点され、繋がりゆくシーン。このへんは、場面自体好きだし、映画館のスクリーンで見る快楽が半端ないので、殊に気に入りかなっと。

 ともあれ、楽しゅうございました。やっぱり映画館で見てこその映画だよなー、一気見の快感は半端ないよなー、とか、だらだら思いつつ。
 ゴールデンウィーク、これだけで満足。いや本当に。
2012.05.03

サスペンス?ミステリ?伝奇?

 ジャンル小説のジャンル分けなんて飾りですよ。えらいひとには(略)

◆amazon link

武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)
 初めて読む作家のミステリ。なかなかに面白かったです。壊れた精神で綴られた日記から始まって、歴史ある武家屋敷が秘めた謎、暗部。うーん王道。バディもの(と呼ぶには互い単独の行動決定が多すぎですが)になっているのも良かった。ただ、探偵をつとめる人物の性格描写は正直、※ただしイケメンに限る としか言えない酷いものだし、もうひとりの主人公の「~っす」という語尾も少々しんどかったり。ミステリとしてとても面白かったので、まあ、いいんですが。キャラクターでも読ませてくれたら、さらに極上だったろうに、もったいないなあと。

◆amazon link

ブラック・アゲート
 人喰い蜂の脅威にさらされる近未来。未だ上陸していないと思われていた主人公の住む島にも、とうとうそれがやってきて、娘が刺され……という発端。わたくし個人的に蜂って怖いので(小さい頃に刺された経験があり、若干トラウマに)首筋を何度も押さえながら読みました。うう、怖い怖い。人間の死体を食い破って出てくるとか、怖い怖い。
 主人公が、病院の事務職員という地味な立場ながら、父親として、ひとりの人として、立ち向かって行くのは、等身大で頑張ってる感がありました。
Posted at 23:59 | 読書メモ | COM(0) | TB(0) |
2012.05.02

ダブルクロスThe 3rd EditionドラマCD・デイズ

 限定版、いそいそと予約。購入いたしました。
 もともとダブルクロスのデザイアとデイズはかなり気に入りのリプレイ。デザイアは、オリジンに次いで好きかもしれない。



 ご立派な豪華特装版。ブックレット分厚すぎ!
 ケースも頑丈で、高級感があります。

 個人的に一番のお目当ては、片桐いくみによる、おまけコミックでありました。



 デザイアの4人とデイズの4人が、ここでもクロスオーバー。ううう楽しいあああ楽しい。真くんの出番が無かったことだけが残念ですが、時系列上しょうがない。とりあえず会長かわいい。リーダーかっこいい。若君ヴァカ君。九鬼の発音に違和感……(それはドラマCDのほう)。楽しゅうございます。というか、本気コミック化はまだですかー。

 ドラマCD本編のほうは、まあ、こんなもんだよね。といった感想。
 キャスティングは素晴らしかったです。まずキョウ君はリプレイを読んでいる時点で既に岡本信彦の声を脳内アテレコしていたので、自然というか、当たり前にそこに在るといった感。凛々花は消え入りそうな萌え声がなかなか合っていたし、会長は可愛すぎ。こんな可愛い声の子が女の子のはずないよね、そりゃあね!
 みゆきの薄幸そうな声、九鬼の若干えろいけど残念なおじさん(と呼ぶには若いが、メイン連中から見て)声も、素敵でした。そのへんが、特に気に入ったキャスティングかな。他のキャラクターも全員、素晴らしく合っていたし素晴らしく耳に嬉しい声でしたが。
 ストーリーは割と単純明快で、とりあえずダブクロの基本をなぞりました、といったところ。ただ、オーディオドラマへの落とし込みかたが、あまりにも適当かつステロで(キャラの説明台詞で済ませる部分が多すぎ)、素面で、というか、正座して聞いていると、脱力してしまうレベル。
 二度聞くことは無いだろうなぁ……。

 とりあえず。このキャストのままで、アニメ化しましょうよアニメ化。わたくしとしてはデザイア希望なんですけれど、デイズでも全然嬉しい。
 TRPGリプレイのアニメ化も、普通に定番化してもいいと思うんだ。良素材がごろごろしていると、思うんだ。

◆amazon link

ダブルクロスThe 3rd EditionドラマCD・デイズ(初回限定特装版)
2012.05.01

BD「ヒロイック・エイジ」北米版 BD-BOX

 話には聞いていました北米版。
 DVDの時代には、リージョン違いで日本の機器では基本的に再生できませんでしたが、BDは北米と同じリージョンになり、ホイホイ見ることが出来ちゃう。

 北米版って、海外Amazonを経由しなければ買えないと思っていたんですが、日本のAmazonでも普通に買えちゃうんですね……。
 といっても、基本的にマーケットプレイス。業者出品なわけですが。個人単位で輸入代行をしている人も居そうなので、購入時には評価等をひととおりチェックした方が良さそうです。

◆amazon link
北米版ブルーレイ・検索結果
 キーワード「北米版」「ブルーレイ」での検索結果。ずらり並ぶのが、まずはアニメのBD-BOXというあたり、ニーズに応えてのもの……なのでしょうか。

 北米版はとにかく安いということは以前から知っていましたが、日本ではBD化されていないアニメも発売されているとか、どうゆうことなの……日本頑張れよ日本。

 というわけで、BDは日本では未発売の「ヒロイック・エイジ」を買ってみました。放映時、なかなか気に入りの作品だったので。



 記事タイトルにはBOXと銘打ちましたが、パッケージは通常のBD/DVD一枚製品と同じ。シンプル、というか、バリュープライスバージョンを示す帯みたいな部分がとても雰囲気を壊しているのがもったいない。
 内容物はアンケートはがきらしきものと、他製品紹介のリーフレットのみ。
 ジャケットイラストの裏面には各話のタイトルが書かれていて、こっちを表面にすると、すぐにサブタイトル(英語版だけど)が分かって良い感じ。リバーシブルジャケってことかな。
 他に作品に関する封入物は一切無し。ほんと、超絶シンプルな商品構成。



 中身。BDが三枚。
 三枚ですよ!素敵にコンパクト!
 一枚目と二枚目には九話ずつ収録、三枚目には残り八話に加えて、他作品のトレイラーと、スタッフクレジットを省いたOP&EDを収録。ノンクレジット……と言いたいところなんだけれど、なぜか下部字幕は消せないっぽい。通常再生時は消せるのに。
 いやあ、一度再生を開始したら、三時間以上入れっぱなしでいいって、素晴らしくないですか。
 画質は、わたくしそんなに詳しいわけではありませんが、とりあえずDVDとは比べ物にならない高精細さ。見ていて普通に満足できるBD画質だと思います。



 字幕つき再生中。
 音声は英語吹き替え版・日本語版が収録されており、英語字幕はどちらでも表示・非表示の設定が可能。
 日本語で再生し、字幕を非表示に設定すれば、内容自体は日本版のソフトを見るのと同じです。違いといえば、OPとEDのクレジットが英語になっていること、くらいかな?

 英語吹き替えがちょっと面白いです。けっこう元の声優と似通った声が多い中、イオラオスがいかにもハリウッドイケメン脇役キャラっぽい声だったり。お兄様達のいかにもな小物声に笑ったり。
 英語での演技の良し悪しは分かりませんが、実はだいぶ侮れないんじゃないかな向こうの声優。とか思いました。

 英語バージョンのまま、BGM代わりに流すのも、ちょっといい感じだったり。
 そのうち、ゆっくり見たいと思います。

◆amazon link

【BD-BOX】ヒロイック・エイジ 北米版(ブルーレイは日本未発売)(PS3再生、日本語音声OK)
 バリュープライス版。ちなみに、どうやらバリュープライスじゃない版もあるらしく、北米版で探すと二種類出てきます。でもやっぱり安いのはこっち。
 在庫を持って販売している国内の業者(在庫リスク分、価格は高め)、在庫無し・取り寄せで販売している国内の業者(待たせる分なのか、若干安い)、海外の業者(たいてい日本語で取引OK、不安分の値段なのか一番安い)、といった感じで、いろいろあるっぽい。私は二番目の「在庫無し・国内業者」から買いましたが、思ったより全然早かった。多分、人気商品ゆえに、在庫を持っていたのかも。
 リスクと待ち時間のバーター。購入を考える場合、別バージョン(今回のようにバリュープライスかそうでないか)の有無や、マーケットプレイスの業者の詳細(発送元はAmazon倉庫から海外まで様々)もひととおり確認することをおすすめします。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。