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2015.11.19

映画「エール!」

 フランス映画って久しぶり。

 映画「エール!」公式サイト

 家族全員が聾唖の中、ひとり聞こえる喋れる、ゆえに家族の支えとなっているヒロイン。でも依存とかそういうのではなくて、とても明るく、からっと、仲良しの家族。
 それが、ヒロインに歌の才能があると分かり、揺れ動いていく。家を出て本格的な歌の道に進むか否か、そして「聴こえない」家族ゆえに、葛藤と反対もまた、心の問題と身体の問題が絡み合って。

 っていう、もうこの設定だけでOKな感じ。
 そこにガツンと来るヒロインの歌、ユーモラスな家族の描写、スパイスとして音楽教師の個性的な言動、ほんのりときめきと幻滅を行ったり来たりする恋愛描写。
 見ていて自然とヒロインに入れ込み、家族に愛情を感じ、登場人物の全員を応援したくなる。
 ヒロイン役の女優さんがまたすごく可愛くて。ちょっとふくよか(婉曲)な農家の娘さん、でもしっかり者で、元気で明るく。どんどん可愛く見えてくる。
 歌のシーンはもちろん最高だけれど、親友と会話をするシーンが、なんだかすごく好き。この親友がまたいいキャラで、なにげに要所で重要な役回り、ヒロインに決断を促す役割も果たしているという。

 映像的には、主人公一家が酪農を営んでいて、牛の可愛さ、農場の風景の美しさがとても良かったです。フランスの田舎の農家、いいですねぇ美しいですねぇ。これ日本の農家だとどうしても薄暗い印象になっちゃうもんなぁ。気候風土とか家の構造とか、いろいろありますけれど。

 エンドロールの歌と、ちょっぴりのおまけがまた嬉しく楽しい(立ち上がりかけた人が座りなおすのを目撃)、最後まで気分の良い、素直に良い映画でした。
 観に行きたいと思いつつ観そびれそうだったところ、きっかけを貰って、観に行って。良かった。
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2015.11.14

映画「ホビット」一挙上映

 ありがとう新文芸坐。

 一作目だけは公開当時に見たのですが、原作既読ゆえに(もうずいぶんと昔ですが)若干冗長に感じられたのと、前後編→三部作とかさらに長いのかよもういいや一挙上映待つわー。とか思いまして。
 ありがとう新文芸坐(二度目)。期待通り、やってくれました。

 朝の11時上映開始、20時上映終了予定。休憩時間のずれ込みにより、もう少し遅く終わったかも。
女性客圧倒的多数(多分九割超とかそれくらい)ゆえに、女子トイレの混雑っぷりが凄くて、休憩時間延長がデフォとなっておりました。親切。
 しかし女性比率高すぎで驚いた。びびった。
 耳に入ってくる細切れの会話は、明日のイベントの話、弱ペダの話、絵師との交流話。
 近くの席の人が第一部の開始直後に鼻をすんすん鳴らしていて「風邪かな?長時間なのに大丈夫かな」と思っていたら、休憩時間に「みんな楽しそうで幸せそうで、ラストの展開を考えたらもう泣けちゃって……」とか言ってたのは、なんちゅうか。ほんちゅうか。古いね。

 ともあれ、三部作、一挙上映。これで見て、しみじみ良かったです。
 児童小説であり、中編であった原作をとことん膨らませ、ロード・オブ・ザ・リングでの人気キャラクターもねじこんで、サービスはたっぷり。ただ、大河ストーリー感のあった指輪と比べると、素直な冒険活劇、アクション大作としての色が濃いので、一日かけて体力消耗して見て、はー面白かった!ってのが、なんか正解だったなぁと。
 ただ、エピローグ部分が若干物足りないというか、もう少し語って欲しかったなぁと思いました。指輪の長すぎるほどに長くて丁寧なエピローグが大好きだったので。作風が違うから、しょうがないというか、これくらいでいいのかなぁ。 

 映画として見て気に入った部分としては、バルドの扱い。映画オリジナルでかわいい娘ふたりも追加されて、父ちゃん頑張る。初登場時のうさんくささといい、ちょいとアラゴルンっぽくもありました。統治者の血筋だからかなぁ。
 人により忌み嫌われそうな、こちらも映画オリキャラのタウリエル。綺麗で強くてかっこ良くて、恋には弱い赤毛のエルフのお姉さま。なんだこれ最高だな!可愛かったです。
 レゴラスのチートキャラっぷりは留まるところを知らぬ!武器を持っても武器を捨てても強い強い。時系列的に安心して見ていられるのもポイント。個人的には、はなぢ出してキレる(っぽい)ところにフェチぃ魅力を感じました、ええ。
 あとはやはり、純粋にファンタジーとして、画面を見ているだけで幸せでございました。至福の一日でございました。

 でもやっぱり指輪のほうが見たいんだよね……日本での上映権は切れてしまったとのことで、当面望めないのが、とても残念です。
2015.11.12

かつて好きだった

 そして今も現役。


[まとめ買い] マネーフットボール

 十年とか二十年とかそれくらい昔、けっこう好きだったマンガ作品の作者がツイッターで、現在の連載作品が、コミックス初動の悪さにより打ち切りの危機であると言っていて。
 試し読みがけっこう面白かったので、注文して購入しました。

 試し読み http://comic.pixiv.net/works/1811

 わりとストレートに、題名そのまま。お金とサッカーの話。
 プロスポーツ選手とお金の関係を描いた作品は、青年誌におけるスポーツものの細分化ジャンルとしてそれなりに本数が存在していますが、読んでいてどこか不穏な印象を受けることも多く。
 それは、スポーツ選手が時に高邁な精神を求められる職業であること、またその生命が短いものであることにより、どろどろとしたお金の話を見せられることに抵抗感があるのかなぁ。とか、ぼんやり思ったり。

 この作品の場合、ほのぼのとした作風と、主人公の行動原理(お金にこだわった言動をする理由)が明確、かつ深刻になりすぎず情に訴えるものであることにより、その「読み手の居心地の悪さ」がほぼ発生しないのが、独自の味。
 人によっては物足りないと思うかもしれませんが、私としては、とても嬉しい。有り難い。優しい作品。

 熱を持って追いかける、という感じではないけれど、じっくり読み込んで読み返して楽しむに耐え得る。長く続いて欲しいなぁ。連載継続祈願。


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