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2010.07.05

楽しみが増えるよ!やったね!(略

 お品書き:「青葉の頃は終わった」「ルナ・ゲートの彼方」「帝都衛星軌道」

 気になった作家が、気に入りの作家になる。これ楽し。


青葉の頃は終わった:楽天ブックス
 あ、やっぱり好きだわ、近藤史恵作品。四作品目にして確信。
 男性キャラにすごく好みの色気があり、女性キャラには女性作家ならではの、良い意味でのいやらしさがある。そういう意味で、とても女性向けなのかもしれない。
 学生時代の仲間のひとりが自殺し、その死が本当に自殺なのか、自殺であるならば原因は何だったのか、を探っていく(というほど能動的でもないけれど)というと、ちょっとだけ石持浅海の「セリヌンティウスの舟」を思い出す。ただ、あちらは純然たるミステリだったのに対し、こちらは原則、青春小説。傷つけ、傷ついて、登場人物の味わう苦さが、読み手には実に心地良い甘みとなる。ご馳走様でした。


ルナ・ゲートの彼方:楽天ブックス
 久々にハインラインのジュヴナイル。
 学校の課題としてのサバイバル、武器は何でもアリアリ、生きて帰れたらOK。と、まあ、燃えるシチュエーションの元祖みたいなものかしらかしら。出発の場面で、なんとなくバトロワを思い出した。武器を受け取るとか、ひとりずつゲートをくぐるとか。源泉のひとつなのかも。開始早々クラスメイトの死体が転がるあたりも。
 けれどこの作品の場合、みな覚悟を決めて、己の力を試す意気で臨んでいるため、悲愴感はほぼ無いのがいい。試験中のハプニングで取り残されてしまったことが分かってもそれは変わらず、むしろ燃えはじめるあたり、強いなあ格好良いなあ。
 結末に向けて、二転三転どんでん返しを用意しつつ、最後はとてもまっとうに終わってくれるのも、いつものハインラインのジュヴナイル。いやあ面白かった。でも意地悪すぎ!


帝都衛星軌道:楽天ブックス
 考えてみたら島田荘司って初めて読んだかも。ずっと昔、手を出しかけて挫折した記憶はありますが。
 不可解な誘拐事件から始まる序盤に、するりと引き込まれました。謎を残したまま終息する事件、しかしそれは実は始まりであり、また別の事件の終わりでもあった、と。
 しかし途中でなぜか全然関係ない中篇が始まるんですが、どういうことー。構成意図が全然分からん。そして再開された後編は、まるごと解編というか、説明の羅列になっていて、若干興醒め。だいぶ流し読みしてしまった。
素直に占星術に再挑戦してみるか……うん。
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