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2010.07.14

開拓は続くよ

 お品書き:「影法師」「少女ノイズ」「創世の島」

 読後感がしんみりだったり爽やかだったりどっきりだったり。本を閉じる時の感覚は、電子書籍だと別ものになるんだろうなあ。


影法師:楽天ブックス
 百田尚樹、今度は時代小説。一作ごとに道具立てを変えてくるのは、良いのか悪いのか。オンリーワンなジャンルは持たないのかな。
 時代小説の殻をかぶった、男の友情チャンバラ小説。過去を振り返り、そこに隠されていた意図を知る、という点においては「永遠の0」と似ているかもしれない。思い出すのは当事者なので、そこにある切実さは違いますが。
 友情に燃え萌えし、ラストに少しの感動を期待して読むには、じゅうぶんに面白かった。しかし「永遠の0」でも思ったけれど、綺麗で万人受けする表のテーマよりも、零戦なりチャンバラなりの戦うシーンの方が好きなんだよなあ。


少女ノイズ:楽天ブックス
 ラノベ作品は読んだことがなくて、いきなりここから入るのはちょっとアレかしら、と思いつつ。
 若干エキセントリックな主人公二人の出逢いから始まる、正統派ボーイミーツガールなミステリ。ただ、面白そうな設定のわりに、設定の表面を撫でるような感じでしか使われていないのが残念。ヒロインの造形は好みの分かれるところ。文体も苦手だったり……や、でも、語り手君は個人的に嫌いじゃないので、読み通せました。
 ラストは綺麗に締められていて、読後感はなかなか良かったです。


創世の島:楽天ブックス
 帯に見返しに解説に、くどいほど「衝撃の結末」と書かれていて、どんなもんよと思いながら読みましたが。
 読了して、逆に「衝撃の」と書かれていなかったら、本当に衝撃というかダメージを受けた可能性が高いだろうな、と思いましたです。ただ、やはり先入観を植えつけられたせいで、ある程度は推測できてしまいましたが。
 いずれにせよ、読後感のしんどさと、それに見合った面白さは有り。
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