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2010.09.28

慣れ親しんで

 お品書き:「チョコレートビースト」「ふたりの距離の概算」「翔騎号事件」

 シリーズものの続編、三冊。安心して読めるのはいいことなのです。日曜の夜には、安心して読めて、後味のよい小説を読みたいものなのです。


チョコレートビースト:楽天ブックス
 やっぱり面白いこの「インディゴの夜」シリーズ。主人公が本気で絶妙。主要なキャラ、サブキャラとも、時に漫画的というか記号的に見えることもあるのだけれど、とにかく主人公の視点がきっちりかっちりしているので、安心して身をゆだねられる。一人称の地の文で「43万円」を連呼しているあたりも笑ってしまったし、そこが素敵でもあり。
 この本について著者が語っているページを発見したので、ぺたり。モデルが居たんだな……43万円。
 :Webミステリーズ!【ここだけのあとがき】加藤実秋


ふたりの距離の概算:楽天ブックス
 大好きな古典部シリーズの最新刊であります。発売直後に購入していたのに、もったいなくて読めずにいたという。シリーズものを好きになると、ありがちです。私には。
 今回は、マラソン大会。走っている間に、考えをまとめ、証言を集め、という構成が、なかなかに刺激的。ただ、どうしても小品だなあという印象は否めず。
 とは言っても、青春しまくっている様子がたいへん素敵でした。ミステリよりも青春小説としての楽しさが先に来てたかな。個人的には、それはそれで良し。次作でミステリ方向に舵を切っても、それもそれで良し。


翔騎号事件:楽天ブックス
 出てくれるだけで本気で嬉しい、狩野俊介シリーズ。今回は飛行船がモチーフとなって、一種クローズドサークルの雰囲気があり、緊迫感もあり。野上さんも俊介君も相変わらず。もとからレトロな雰囲気を持った探偵小説ゆえに、逆に時代に取り残されずに済んでいて。安心感のある一冊でした。また銀扇座のような大掛かりな仕掛けのものや、天霧家のように渋いものも、読んでみたいなぁ。とは思いますが。
 それにしてもこの表紙イラストはいただけない。装丁も酷い。長年のファンとしては、哀しくなる……。
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深く蒼い夜の似合う街・渋谷。近頃女の子たちの話題を集めているのは、一風変わったホストクラブ“club indigo”。スタイリッシュで魅力的なホス...
チョコレートビースト・インディゴの夜 加藤実秋 | 粋な提案 at 2010.10.16 02:54
この記事へのコメント
やっぱり晶とその周囲の面々とのやりとりが楽しかったです。
トラックバックさせていただきました。
Posted by 藍色 at 2010.10.16 03:23 | 編集
TBありがとうです。
このシリーズの魅力の八割は晶にありますよねぇ。私も続編、読むつもりです。
Posted by ちき at 2010.10.16 03:29 | 編集
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