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2010.11.14

あまり気にせず

 お品書き:「イシュタルの娘 -小野於通伝-(1)」「菱川さんと猫」「やみのさんしまい(1)」

 ベテランの作品と、新人の作品と。


イシュタルの娘 -小野於通伝-(1):楽天ブックス
 小野於通という、実在しながらも諸説ある人物をヒロインとした大和和紀の歴史もの。
 とにかく濃密さが半端なかった。ささっと流し読んだだけでは単に展開が速いように感じてしまうかもしれないけれど、じっくり読み込むと、詰め込まれた情報量の多さに圧倒される。というか今どき稀少な絵としての描き込み、台詞の大量さ。眼福であります。
 巻末のおもな参考文献一覧を見ても、どれだけ煮詰められたものか、分かる。しかし普通に、特殊能力を持ったヒロインに感情移入して読むだけでも、じゅうぶんに面白い。流石としか言いようが無いです。
 ただ、タイトルはどうなのかな。片仮名であることと、某作品を思い出させることは、マイナス要素だと思うのだけれど。


菱川さんと猫:楽天ブックス
 萩尾望都・作画、田中アコ・原作。って、原作どこにあるんだろうと思ったら、地方の文学賞受賞作品なんですって。書籍にはなっていない模様。
 人間に化けちゃう猫。主人公にだけは正体が(猫人間的に)見える。という設定だけだと何のことはないように見えるのに、読んでみると確かにこれはチャーミング。萩尾望都のドタバタ系描写と、ふてぶてしくも決定的な局面ではいい人(いい猫)なゲバラの魅力、そして妖しげな人外の世界の魅力をも垣間見せて、と、隙の無い仕上がり。しみじみと良作。


やみのさんしまい(1):楽天ブックス
 シリウスのショートコミック。ホラーギャグときどきほのぼの(……そうでもない)な四コマ。三姉妹が主人公ということで萌え系かと思ったら、ひとかけらも萌えさせてくれない素晴らしいキャラ造形。いや三女はちょっとかわいそう属性はあるけれど。
 だらっと読むには悪くない、という、いつものショートギャグへの感想になってしまうのは、私に素養がないからなんだろうなー……ショートギャグとか、四コマの。

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