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2010.11.22

おなごっぽい

 お品書き:「恋縫」「ダリアの笑顔」「恋愛小説」

 女性作家の女性向けっぽい本が並んだよ。珍しいよ自分的に。


恋縫:楽天ブックス
 諸田玲子、久々に。
 濃淡さまざまな時代小説短編集。恋愛もの、というよりは、女の情念的なものを強く打ち出している感。四編収録されていて、うち二編(「竹薮をぬけて」「花火」)は、ちょっとだけミステリっぽい要素と雰囲気有りで、面白い仕掛け。ただ、どちらもだいぶ昏い印象で、個人的には表題作「恋縫」が、可愛らしく後味もよく、好みでした。いずれにせよ、安定して面白いなあと。


ダリアの笑顔:楽天ブックス
 オムニバス。四人家族の姉、母、弟、父をそれぞれ語り手として、四篇の物語が収められたもの。初っ端、姉の物語は、綺麗にまとまった成長話ではあるものの、そんなものを廃品回収に出す母親はどうなのよ? と気になってしょうがなかった。で、次の母親が視点となる短編では、さらに困った人っぷりをセキララに。ちょっとやだな。しかし弟と父の話で帳消し。弟は潔く格好良いし、父は微妙な情けなさが、苛々の一歩手前でユーモアに留まっていて、微笑ましかった。


恋愛小説:楽天ブックス
 で、同じ作者の、一般向け小説の方も読んでみようかな、と。しかしタイトル通り、びっかびかの恋愛小説でした。ヒロインが物凄い恋愛体質ってのは良いんだけど、男がいない状態は無い=常時ふたまたをかけるのが当然だから、というキャラ立てはいかがなものか……。
 そうそう、振り返りな構成もあって、時代は平成初期に設定してあるらしく、微妙な懐かしさがありました。この小説、三十代~四十代くらいがターゲットなのかな。実は。
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