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2011.01.16

「蒼穹のファフナー」TVシリーズ全話視聴

 年末、映画公開に向けて、MXで再放映されていたのを捕獲。
 映画の公開が終わる前に、視聴しておかねば、と。

 ファフナーは初回放映時、序盤はきっちりチェックしていました。
 しかし、ロボットアニメの王道なお約束を全部入れ込んだ第1話・第2話あたりは普通に楽しんで観ることが出来たものの、それからはしんどくなる一方。
 春日井夫婦と狩谷の存在が、ことに辛かった。愚かであることを体現するだけの人物を見せられるのはしんどいという、ねぇ(狩谷はまた違うけれど、見ていて苛々しっぱなし)。
 そして迎えたお約束の第6話、壮絶に盛り上がる感動話のはずなのに、なぜか全然感情移入することが出来ず、とどめのポエムに転げまわって、次の週にはもう観ることはありませんでした。
 あとになって、中盤から終盤にかけての盛り上がりが素晴らしく、名作になったとは聞きましたが、あえて再度手を出そうとも思わぬまま、機会も無いままに、時は過ぎ。

 今回、観ようという気になったのは、ブレイクブレイドの影響が一番大きいです。監督つながり&広報氏の大プッシュで、イヤでも気になり。ええ。ついったーって怖いな!

 序盤は構えつつも気長な姿勢を保とうと思いつつ観て、1話・2話は大丈夫だったんですが、6話でやっぱり転げる転げる。ダメージ大きすぎ。
 もう本気で「おもしろいくらいにつまらない」の。「おもしろいはずなのにつまらない」の。何なんだろうこれ。このつまらなさの理由をいつか解析したい。

 しかし、そこを越えたら、ある程度普通に観ることの出来る話が続き、噂の12話以降、さらに16話以降は、本気でノンストップに面白かったです。今度は、面白くて転げて転げて転げまわるという。
 作品そのものとして面白いのはもちろんのこと、個人的には、ものすごい勢いでそれまでのぐだぐだを回収しつつ、足りなかった描写をこれでもかと詰め込み、さらに貪欲に風呂敷を広げていくさまが、ツボに入ってしょうがなかった……。
 16話以降は、一見お遊びエピソードに思えても、すべてが交わされるべき会話であり、提示されるべき情報であり、密度の濃さに圧倒されまくり。その詰め込みっぷりは半ばヤケクソに見えなくもなかったけれど、正面からがっぷりと取り組んでいて、潔い格好良いなあと。
 それでいて序盤のエピソードやシチュエーションも細かく細かく拾い上げ、フォローしているあたり、脱帽。

 終盤へ向けて、きっちりとテンションを上げ、キャラクターの生き死には濃密であったりあっけないものであったり、しかしいずれもドラマには必要かつ十分であり十分かつ必要という理想の配分。

 ……大団円に近くありつつも、後味に幾分の苦味を残すエンディング。

 実は事前に、主要キャラクターの誰がどうなるか(生死その他)をある程度知っていたので、覚悟していたし、だいぶ平静に観ることが出来ましたが、これ初視聴時に不意打ち喰らっていたらいろいろと痛かったろうなあ、としみじみ思いました。
 良い意味での痛み。視聴していて傷つけられる痛みを楽しむことが出来そうだなあというか。
 フィクションはすべからく、安全なる痛みを楽しむものである、というのが私の持論なのであります。持論というよりスタンスかな。自他含め、創作物に関わる上での基本の立ち位置。

 閑話休題。
 そういうわけで、ある程度どうなるか知った上で観たというのに、うだうだ悩むというか考え込むというかそういういわゆる賢者モードの真っ最中なわけですよ今現在!

 ……うん。まあ。映画。近いうちに行ってきます。
 ブレブレと同時期公開も、何かの縁。
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