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2011.03.21

事前事後

 お品書き:「プールの底に眠る」「裁く十字架」「ミストボーン(3)」

 わりと気楽に読める本たち。このなかの一冊は、震災後初めて読んだ本でした。


プールの底に眠る:楽天ブックス
 メフィスト賞受賞作+序盤のいかにもな雰囲気に少し身構えてしまったけれど、最初に醸した雰囲気をきちんと醸造して、最後まで炊き上げた感があり、後半は安心して身を委ねて読むことが出来た。ミステリというより青春小説、そして某所レビューによると村上春樹の影響が半端ないらしいですが、私は村上春樹を読んだことがほぼ無いので、気になることもなく。ラストは若干肩透かしではありましたが、そこが逆に良いんじゃないでしょうか。気持ちよく本を置けたことだし。


裁く十字架:楽天ブックス
 レンテンローズシリーズ、復刊。昔、富士見ミステリー文庫で読んでいたので、再読ですが、書き下ろし新作の同時収録が嬉しい。
 統一したフォーマットに則っての短編集なのだけれど、普通にミステリとしての謎の他に、超自然的な存在であるキャラクターの謎もあり、それでいて互いに邪魔をすることのない構造は、さらりと書かれているけれど、稀有なものなんじゃないかと思う。基本的に心の闇を描いていながら、物語の落としどころが、後味に苦さを残しつつも前向きなものであることも嬉しい。
しかしアカンサスよりノブさんだよね……やっぱり。メガネだよね。うん。


ミストボーン(3):楽天ブックス
 とりあえず第一部完。あるキャラクターの退場と、それによる展開には、素直に驚かされた。
 おさまるべきものがおさまるべきところへ。回収されるべき伏線は回収され。見事な大団円でした……と言っても、まだまだ物語は続くし、不穏な要素は残しているので、先行き不安な感ではあります。
 全三部作、翻訳済だけれど、どうやら最終的に明るいハッピーなエンドでは無いらしいので(物語としてはきっちりまとまっているらしいけれど)心の準備が済んだら読もう。
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