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2011.04.02

みすてり異色

 お品書き:「丸太町ルヴォワール」「ホテルパラダイス銀河」「消えた自転車は知っている」

 いろんな風味のミステリ。結局、ちょっとだけ逸脱した非日常の物語が好きで、そうすると需給の関係上、ミステリを読むのが手っ取り早い。それだけの話。


丸太町ルヴォワール:楽天ブックス
 BOXなのに確か「このミス」でランクインしていたなあと。冒頭を読んで癖のある一人称になんじゃこりゃと思ったら、この第一章はプロローグとなっていて、本番は第二章から。私的裁判というか法廷ごっこというか、そういう仕組みの中で虚虚実実なやりとりをする、という。むしろプロローグか何かで、それが本筋になることを予め示していただきたかったと思わないでもない……けど、面白かった。うん。何度も何度も引っくり返す、価値を見い出し価値を失う証拠品、思いがけない証人等々、法廷ミステリらしい仕掛けがいっぱい。登場人物も個性的&魅力的で、BOX作品らしくキャラ読みも可能。逆にBOXということで、純正のミステリ好きを遠ざけているかもしれないことは、勿体無い。


ホテルパラダイス銀河:楽天ブックス
 タイトルからして素敵な加藤実秋の新刊。大学進学のために上京してきた青年が、ホテルに住み込んで働きつつ、なぜかホテルマンとして以外によろず相談事請負業の手伝いをさせられる、という設定も素敵。若干(いやかなり)奇抜でまんがちっくなオーナーからの連絡も楽しく。ただ、キャラの濃さに比して物語はわりとオーソドックスな感じで、もっともっと活躍が見たかったなあという印象。シリーズ化は有りかしら。


消えた自転車は知っている:楽天ブックス
 原作・藤本ひとみ、って、これ昔コバルトで出ていたシリーズじゃないか。当時は既に離れ気味だったので読んでいないのだけれど、いろいろ検索したら、設定とあらすじはそのまま、表現を若干現代ナイズして文体に手を入れた程度らしい? どうゆうことなの……と……。
 まあ、それはそれとして、藤本ひとみだなーと思いつつ楽しく読みましたですよ。小学生男子逆ハー万歳。ヒロインの存在意義をもう少し高めていただけたら、満点なんですが。
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