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2011.04.14

よみよみ

 お品書き:「被害者は誰?」「七人の鬼ごっこ」「プラネタリウムのあとで」

 それなりにペースを上げてきている今日この頃。本を読んで、面白い。と思えるのって、幸せだ。


被害者は誰?:楽天ブックス
 貫井徳郎のユーモアミステリ系というのが、けっこうびっくり。しかも、大学時代の先輩である傍若無人なミステリ作家の素人探偵に、御意見拝聴に伺っては部屋の掃除をさせられたりコーヒーを淹れさせられたりする捜査一課の刑事くん、という組み合わせは、女子的な楽しみ方も……というのは置いといて。
 連作短編集。表題作は文字通り、被害者候補が複数いて、そこから探し当てるという。二編目は「目撃者は誰?」三編目は「探偵は誰?」という、フーダニット(って使い方して良いのか知らないけど)縛りの一冊。基本的に叙述トリックを使用した読み手の引っ掛け方も、けっこうフェアに感じられるものが多く、さっくり読んで楽しめました。


七人の鬼ごっこ:楽天ブックス
 久々に読んでみた三津田信三。鬼ごっこと言いつつ作中で使われているのは「だるまさんがころんだ」で、ちょっと題名に偽りあり? まあ広い意味では鬼ごっこなのかしらかしら。
 基本はホラーミステリ。ホラーの比重はさほどでもなく。怖さもさほどでもなく。ミステリとして、理詰めの部分が多く、謎解きの場面もボツ含め推論をいくつも展開していくタイプのもので、緊張感には欠けたかも。けれど、なかなか意表を突かれたし、ミスリードもありました。


プラネタリウムのあとで:楽天ブックス
 前作が「プラネタリウム」。で、「プラネタリウムのあとで」か。連作シリーズとなっていて、それぞれ主人公は違い、関わりも無し。若干グロテスクな不思議要素入りの青春恋愛もので、心に漣を立ててやろうという意図が明確。主人公は最初の話以外どいつもこいつも酷い性格と言動で、必ず欠損家庭(あえてこの言葉を使いたい、単親家庭ではなくてどこかしら壊れた家庭)の子というのも、なんとなくもやっとする。ううん。
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