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2011.07.09

新鮮新味

 お品書き:「地上はポケットの中の庭」「赤の世界」「痣使い」

 ITANコミックス。大手からでは最近わりと珍しい気がする、同人作家を主に発掘していくレーベル……らしい。


地上はポケットの中の庭 (KC×ITAN)
 これはね、いいマンガでした。ちょっと手慣れすぎていて、そしていかにもコミティア出身ぽくて、鼻につく人もいるかもしれないけれど、それを差し引いても良かった。
 庭をテーマとした短編集。各々につながりは無く、庭というものの捉え方も様々。個々の話の完成度がとにかく高くて、一話読むごとに、ふうっと息をついて反芻したくなる。余韻を味わいたくなる、味わえる。
 おすすめです。


赤の世界 (KC×ITAN)
 こちらも面白かった。連作短編集となっていて、こっちは、世界はひとつながりで、時間軸をばらばらに展開。登場人物にも緩やかな繋がりを持たせていて、読み進んでからへぇっと思って戻ってパラパラと見返す、そんな楽しみもあり。
 統一したテーマとして、こちらは、赤……というより戦争。過去にあった戦争、只中の戦争。翻弄される個々人を描いて、基本的に厭戦なのだけれど、いやみなくさらりとした少女マンガらしい筆致。面白うございました。


痣使い (KC×ITAN)
 こなみ詔子ってこんな絵だっけ? と思いつつ読んでいたら、巻末に古めの作品があって、そちらは記憶通りの絵でした。随分と絵柄が変わったんだなあ。
 秘密を抱える双子の兄弟に、巻き込まれる天然少女のヒロイン(なぜか冒頭、ホームレス状態という設定有り。どうなのそれは)、特別な存在であるということ、その代償。道具立てはきっちり揃って、いかにも少女マンガらしい、ジュヴナイルSFとなっておりました。でも逆にこれITANでは浮いちゃわないんだろーか。
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