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2012.02.28

がしがしと

 読みたいと思ったんだけどなぁ。なかなか数がこなせないなぁ。

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瞳の中の大河 (角川文庫)
 渋い、渋すぎるファンタジー。冒頭から大河歴史ものを予感させ、期待がどんどん高まる膨らむ、このわくわく感は、最近なかなか出逢えないもの。
 ひとつの国の内乱と、その終結に至る歴史の断章を描いて、淡々とした筆致ながら熱くなれる部分もあり、歴史小説風でありながら冒険も多分に含み。
 いわゆる剣戟が響いたり魔法が飛び交うようなファンタジーではないけれど、地に足のついた骨太の架空戦記として、とても楽しみました。

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理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)
 第16回鮎川哲也賞佳作入選作。いわゆる青春ミステリ、日常の謎系?それなりに大きいというか刑事事件も絡んでくるので、日常の謎ものというとちょっと違う気もするけれど。
 芸術棟という設定がいいなぁ。なんか余った建物があるから、文化部まとめて詰め込んじゃいましたっていう。そこで発生する幽霊話、発展して幽霊目撃話。トリックを解き明かしたと思ったらまた別口で出る、という、なんつーか連続殺人事件ならぬ連続幽霊目撃事件。文化部ものらしく奇人変人キャラや、主人公に巻き込まれ型語り部少年も装備で、その手のジャンルが好きであれば普通に読んで楽しめましょう。楽しめました。ので、続きも読む予定。

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コラプティオ
 連載を単行本にまとめるにあたって震災を織り込んだものに改稿した、ということで注目を集めていた作品。でも、読んでみたらそれは素材のひとつでしかなく。こんな安易な切り込みをかけるなら、無いほうが良かった。あと、片仮名で「フクシマ」と表記してあの事故の代名詞としているのは、ものを書く人間としては、だいぶ無神経かつ安易だと思うんですが。
 話自体は、カリスマ総理大臣をめぐるごたごた。いろいろ。視点となるダブル主人公ふたりとも登場してすぐに意思がぶれる描写があるので、どうにも性格が掴めなくて読み進めるのに難儀したり。読み口は凄く良いんだけれど、ぐぐっと惹きこまれるものがなく。あ、田坂というキャラはちょっと面白かったです。こういうヘンなキャラをもうひとりふたり出してくれればいいのに。
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