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2012.03.06

きっかけ

 手に取るきっかけが必要なこともあるよ。うん。

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ルーズヴェルト・ゲーム
 ルーズヴェルト・ゲーム。面白い言葉だなあ。野球は8対7の試合が一番面白い。という、ルーズヴェルトの言葉にちなんだものだとか。
 まあいつもどおりの池井戸潤。頑固にモノをつくる中小企業が危機に陥り、銀行やらライバル会社やらの妨害やいじめを受けつつ、己の道を全うし、従業員一同発奮して逆転劇を決める、という。
 で、今回はそれに社会人野球というスパイスつき。経費削減で存亡の危機に立たされたチームと、社そのものの趨勢とを重ね合わせて、物語は進行していく。新聞連載小説だそうですが、ありがちな行き当たりばったり感も少なく(たまに、連載らしくハッタリ決めたな、という箇所はあるけれど)さすが、こなれた一作。
 だけどまあ、少し食傷気味でもあったり。今回、チョイ役だけの女性実業家がえらく格好良かったので、こういうキャラとか、また『不祥事』みたいな女性主人公の爽快な作品を書いてほしい。願わくば連作短編集で。長編だと、序盤から中盤のいじめ描写に、ちょいと疲れてしまうので。

写真

 で、わりと珍しく(決まった大好きな作家さん以外は基本的に文庫待ちですスイマセン)新刊の単行本で買ったのには理由があって、サイン会が催されていたのですね。
 ご本人に会って、「また不祥事みたいな女性主人公のお話を書いてください」と言ったら、そういうこと言った人が他にも数人居たらしく。不祥事はミステリなので、書くのが大変、と仰ったので、「じゃあ、下町工場を経営する女社長のお話とか、どうでしょう」と言ったら、固まられてしまった……なじぇだ。もしかして構想しているものがあるとか?予想の埒外だったとか?生意気だなこんにゃろ、と思われたとか……?
 まあいいや。
 ともあれ、気さくで話しやすいかたでした。
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