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2012.04.05

読みます読みます

 手当たり次第ではなく読みます。手当たり次第でも面白そうなら読みます。それってどう違うの。違わないの。まあいいや。

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降霊会の夜
 主軸となるのは、降霊会により、過去の傷を目の前に突きつけられること。なのだけれど、主人公の感情描出がとても抑え目であるがゆえ、乾いて醒めた印象が強い。良く読めばぼろぼろ泣いてるし、傷ついているんだけれど、このぶっきらぼうさによって、おそらく感傷的になりすぎることを阻止しているんだろうなあと。そのへんが面白いバランスでした。
 忘れること。置き去りにすること。その意味と罪。救われてはいるのだけれど、過去は消えてしまうわけではない。現実との折り合い。そしてもう一度、忘れてしまうのか。
 いろいろと感じ入るところのある物語でした。

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狐憑きの娘 浪人左門あやかし指南
 シリーズでこれだけ読みそこねていたのを思い出して。題名には狐憑きと入っているけれど、内容としてはあまり狐憑きが主題という感じではなく。川から揚がった死体とか、長屋のまわりをうろつく幽霊とか、ちょっと地味な字面だからかな。ともあれ、安定安心の内容。ただ、シリーズものの一作としては変化に乏しく、久々に読んで良かったかもしれない。
 珍しく色恋沙汰も有り。相変わらずの怖がりな甚十郎が、怖がりを肯定して貰った娘さんにころりといってしまうのが、なにやら不憫かわいかった……そして、普段あれだけいじめている左門が、なぜか恋愛についてだけ優しいのも、ちょっと笑ってしまった。
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