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2012.06.03

まんぞく

 読んで充足。感情ふるふる。

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ブッキラによろしく! (手塚治虫文庫全集)
 手塚治虫展で、展示されていたページを見て惹かれたので、読んでみました。
 TV局のスタジオに棲みついたちっちゃ生意気かわいい妖怪と、天然トロくてウザスな女の子がメインの妖怪SFもの、基本はコメディ。そこにストーリーの進行役としてわりと便利に使われているロック。
 とりあえずですね、このロック(間久部緑郎だけど)、感涙もののいいロックで萌えゴコロが暴走しそうでありますサー!
 小悪党だけれど最後の一線では情に負ける。時にヒロインの騎士役にもなるけれど、見せ場と真のヒーロー役は結局妖怪のブッキラに取られるあたり、情けなさと格好よさと愛嬌がそらもう素晴らしく同居。で、この三角関係(と呼ぶには恋愛意識や描写はほぼ無いけれど)が実に楽しく。
 未完が悔やまれますが、エピソードは毎回独立したものなので、生殺し状態ではないのがせめてもの救い。
 重い話でなく、ギャグに振れすぎもせず、気楽に読めて萌えもあり。楽しゅうございました。

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僕らの漫画 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
 震災復興支援コミックと銘打たれていて、収益は寄付されるそうですが。
 そういうのを抜きで、短編作品集としてのクオリティがとても高い。それはおそらく、プロの漫画家が志を持って自覚的に「漫画を描く」ことを行った作品群だから、だと思う。描きたいものを、描けるものを、描きたいように、描ける限り描く。衝き動かされるようにして。
 震災について直接に描写した作品はほぼ無かったこと、「その後」(避難した人をモチーフにしたものとか)を題材とした作品が複数あったことも、執筆陣の気持ちのありかた、在り処が察せられる……ような気がするのです。

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ムーンライト・ランデヴー~小椋冬美のお蔵出し~(1) (KCデラックス)
 お蔵出しの名の通り、これまでコミックスに未収録だった作品を集めたものらしい。なんでこれが未収録だったのか、そっちの方が謎のような。普通に小椋冬美らしい、読んでいて心地良い、良質のオムニバス短編集(+単発読みきり作品)。落ち着いた雰囲気のカフェを舞台として、行き逢う人々のワンシーンを切り取る。安定したクオリティで、珠玉の作品集、と呼べるでしょう。
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