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2012.06.16

ミステリか否か

 境界線上の。まあ、カテゴライズなんて飾り。

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名被害者・一条(仮名)の事件簿 (講談社ノベルス)
 名探偵ならぬ名被害者。主に殺人(未遂)事件の。なぜか殺人犯のターゲットになる名被害者一条(仮)さんの、事件簿というか、むしろ日常。
 ミステリじゃありません、と何度も何度も何度も明記されていて、実際推理を必要とするような箇所は殆どなく。書き下ろしで加えられた最終章(これがまた酷い。いい意味で酷い)で、ああ伏線だったんだと思う部分はあるものの、基本的にはメタミステリというよりメタバカミス風コメディ。ゆるい雰囲気とオタクネタについていくことが出来たら、存分に楽しめます。元ネタはわりと旬のものも多いので、今読むのが吉かも。

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巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)
ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)
 久々に近藤史恵の、男性主人公ものが読みたくなって、時代小説に手を出し。シリーズものを二冊続けて。
 捕物帳と銘打たれているものの、しっかりとした「推理小説」していて、むしろ時代ミステリと呼びたい気がする。やけに現代的な素材、というか要因が(もちろん時代ものとして違和感なく、ですが)取り入れられているあたりが、その感覚を強くしているのかもしれない。
 ともあれ面白かったですが、語り手のキャラクターが本当に語り手としての役回りしか果たしていなくて、もう少し前面に出てきてくれたら、読む者に愛させてくれたら、と思います。
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