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2012.07.12

面白ければ

 ミステリ。SF。ジャンル小説だいすきなので、つまり、直木賞とかけっこう敵です。うそです。ミーハーなので読みます。

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盤上の夜 (創元日本SF叢書)
 直木賞候補作、珍しくSFがノミネートされたということで。SFというか、卓上遊戯と、そこに宿る……あるいは「降ろす」神めいた存在について描く連作。
 いずれも読み応えあり余韻ありで、一本読むたびにインターバルが必要になる濃厚さは、短編集というより作品集と呼びたいもの。
 個人的には「象を飛ばした王子」が気に入り。他の作品と違って、指し手が超然としておらず、痛々しさをより身近に感じられるから、かも。
 ちなみに「象を飛ばした王子」は現在、ここで全文読めたりするらしいです。太っ腹だなー。
 :【特別掲載】宮内悠介「象を飛ばした王子」

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猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数 (講談社ノベルス)
 久しぶりに読む北山猛邦。
 表紙といい、キャラクター造形といい、なんというか「メジャーになりたい」「メジャーにさせたい」かほりがぷんぷんと。つまりバカミスから羽ばたいた某作家みたいに、物理トリックミステリから羽ばたいて欲しいということですねきっとそうですね。
 味付けはわりとあっさりめ、ただし探偵のキャラが、例の問題に挑戦する人物像となっていて、なかなか惹かれるところ。捨て身すぎて見ている方はハラハラしっぱなしでしょうけれど。というか助手もっと役に立とうよ助手。フラグ立てる前に!
 ミッシングリンク部分は強引だったけれど、それなり楽しく読みました。キャラクター小説の側面を取り入れつつ、物理トリックを突き詰める。それはそれで、悪くない。うむ。
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