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2015.07.21

すっぱり

 
魔法使いの事情(1)
魔法使いの事情(2)
 全2巻、完結済。もう少し続いて欲しかったけれど、もともと連作シリーズものだったので、あまり違和感はない……いや、やっぱり勿体無いな。せっかく過去エピソードやったのに、こんな過去がありましただけで終わっちゃって、後に繋がっていないし。
 傷、怪我、壊れたものすべてを直す「魔法」が使える少年。けれどその魔法には代償があって、代わりに自身が傷を負ってしまう。という、まあ、わたくし好みです。そういうの。しかもこの主人公少年がひたすらお人よし、優しい、とらえどころがないようでいて芯は強い。
 他にも様々な「魔法」を持つ少年少女が登場して、主人公は持ち回りのオムニバス。個人的には「他人の心を読む」かわりに「思っていることがそのまま口に出てしまう」少女のエピソードも気に入り。能力を行使せずには居られないがゆえに、友人が出来ず。「口に出される言葉を信じられない」から心を読み、それによって「すべてを口に出してしまう」という。背反。葛藤。ええですねぇ。単純に無器用かわいいし。そこに寄り添う少年もまた純情かわいいし。
 青春、いいです。痛み、いいです。読んでほんのり優しい気分になれる作品でした。
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