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2015.08.20

考える

ただかんがえる。おもう。


新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 (KCデラックス BE LOVE)
 そもそも私は第二次大戦ものがとてもとても苦手で、原爆とか空襲なんてほんとに苦手で、それはただ目を背けたいということじゃなくて「こわくてつらくてかなしい出来事があったことはもう知ってるから、これいじょう目の前に突きつけないで」という気持ちなわけですが。これ、何なんだろうな。すごく小さいころから形成されてる。はだしのゲンのトラウマとかもあるでしょうが、強固になったのは、小学校時代の担任によるさまざまな読み聞かせかな。
 そんな私でも、この作品は、やわらかくてやさしくてかわいい絵柄、それでいて口先でごまかすだけではない突き詰め方、そして「現代に生きている作者の父親が語った物語」として聞き取りをする現代パートに挟まれた構成となっていることで、すんなりと読むことが出来ました。途中、とてもしんどいシーンはたくさんあったけれど。
 予想外だったのは、強制労働や極寒の地の描写よりも、よほど背中が寒くなったのが、現地での思想教育のくだりであったこと。多分、予期していない、これまでの自分の念頭にあまりない部分だったからかなぁ。こういう易しいかたちで読むことが出来て良かった。
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