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2016.01.05

帰省中に読んだ本

小出しにして記事数を稼ごうという魂胆ですよ。ひどいですね!


昨日の海は
 近藤史恵。男子高校生が主人公の一人称。そりゃ読むしかないでしょ、という。
 前にも書いた気がしますが、近藤史恵の書く男性一人称小説の「女性描写」がすごく好きなんです。主人公のフィルタを通した女性の描かれ方が。
 期待に違わず、どころか期待を大きく超えて、多種多様な女性の描写を見ることが出来ました。堪能しました。っていうか読み終えて振り返ると、女性の登場人物だらけだったなぁ。
 母親、若く活動的な伯母、小さい従姉妹、クラスメイト女子、写真家の女性、過去を遡って出会う祖母の肖像。ああ本当に女性だらけだ。これ意識しての構造なのかな?なんだろうな、きっと。
 それはそれとして、ひとりの少年の成長物語として、しみじみしつつ読みました。面白かった。田舎に生まれ育った者の鬱屈、プライド、そしていずれは離れていくであろう自分をも俯瞰して眺めている様子が、屈折しつつ純朴で、好感の持てる造形でもあり。
 近藤史恵の書く男性一人称小説、好きだなー(何度目か。何度でも言う)。
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