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2008.10.05

読書に何を求めるかは

 人それぞれ。
 私は基本的にエンタメ系乱読中。今が(広義で)楽しければそれで良い。
 刹那主義快楽主義、何とでも。


天使のナイフ
 乱歩賞受賞作。評判も高く、さすがのクオリティ。主人公と主人公の娘に、問答無用で感情移入出来る。これが重要なのですよこれが。キーキャラクターとなる主人公の妻についての描写が少ないのはちょっと残念だったけれど、逆に神格化が可能と考えればこれもあり。連鎖する悲劇というのは物語の王道ですが、それゆえに揺るがない力を持つ。エピローグに至るまで丁寧に描かれていることも嬉しい。タイトルに含ませた意味も、説得力があった。
 レビュー等にある通り、伏線のひとつが少々弱いけれど、それ以外は目立った瑕疵もなく、ミステリの良作でありました。面白かった。作者の別作品もチェックしよう。


クビツリハイスクール
 根を詰めすぎず読むように注意している西尾維新作品。前回読んだ「クビシメロマンチスト」がシリーズ最高峰という評判を目にしたので、尚更に。
 で、期待値を下げ、ミステリではないという意識を強く持って読んでみて、正解でした。それでも十分な水準ではありましたけれど、やはり「クビシメ~」ほどの衝撃は無く。なおかつ、この世界観への私個人の適応力の無さもあって、読んでていろいろしんどかった。
 けれど、そのしんどさ、辛さを越えて読ませるほどに面白いのは確か。
 あまり毒されない程度に、だらだらと時間を置いて、続きも読むことにします。完結巻の評価が低めなのが気になりますが。


金雀枝荘の殺人
 初・今邑彩。純然たるミステリだと、館ものよりも見立て殺人の方が好きなわたくし。この作品においても、見立て殺人の要素が楽しくて、思わずぞくぞく。読んでいてごく自然に「こいつが犯人かな、いやいやこいつかな、でも……」と、登場人物一覧を見ながら脳内犯人探しをしてしまったのも、何だか久々の感覚で楽しかった。
 心霊要素があるけれど(ミステリとしての枠組みを邪魔するものでは無い)、プロローグの存在により、逆にある程度安心して読むための材料となっていたのも有難く。

 読書たのしいよアニメたのしいよゲームたのしいよ。
 たのしいことがいっぱいのじんせいですが、なんで総括するとたのしくなくなるのかしらね。
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