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2008.11.04

さっくり読めるからいいんだな

 ヤングアダルトは。
 一冊を読むのに費やす時間とパワーが少なくて済むのが良いのです。
 さらっと読めて楽しめる、これ素晴らしい。


ティーン・パワーをよろしく(2)
 あら。もしかしなくても毎回主人公が変わるのか。一人称で持ち回り、というわけですね。それにつけてもテンポが良い。軽妙な語り口、ぱっぱと変わる場面、情報量は過不足なく、ミステリ要素もミスリードのサービス(と言うのはちょっと違うか)つきで楽しめる。
 軽すぎず重すぎず、いいバランスだなあ。さすがエミリー・ロッダ。


都会のトム&ソーヤ(1)
 個人的に苦手のはやみねかおるだけれど、これは多分いけるんじゃないかと思って読んでみた。うん、いけたいけた。少年二人主人公というところがミソで。キャラ付けの割り振りも流石のバランス。これでいいんだよね。今のご時勢、「平凡な」語り手なんて求められていないし。
 ただ、究極のゲーム作りって、昨今憧れの対象に成り得るんだろうか。むしろ主人公達のやりとりや、各々が能力を発揮する場面などに、刹那的な楽しみを見てしまいがちかも。

 掛け値なしに楽しみつつ、しかしヤングアダルトばかり読んでいても疲れてくる不思議。
 何故でしょうね。やっぱり、相応に精神も年を食ってるから?

 そんな時の特効薬、文芸書の単行本。


遊戯
 あれ、なんか変だな。まさか? と思いながら表題作「遊戯」を読み終えて……えええええちょっと待って絶筆なら絶筆って帯なり何なりに書いて下さいよ……いやそれを匂わせることは書いてあったけど! がっかり。がっくり。とてもとても面白かっただけに、なんともやるせない。ちょうど上記の「都会の~」の直後に読んだため、ネットゲームのしっかりした描写には嬉しさと頼もしさを感じてしまった。派遣の仕事についても、広告の仕事についても然り。密度の濃さは、読み手にとって最上の贅沢。
 酷いな。酷い。これが未完だなんて。
 今さらだけれど、早すぎる死を悼んで。

 連休中に部屋の片付けをして、なんとか本棚を一本置けるだけのスペースを作り出しました!
 ああ嬉しいな嬉しいな。でも予算の都合上、購入は来月かな。
 本棚と向かい合ってメリー・クリスマス。それもまた良し。
 ……淋しくないよ?
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