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2009.01.06

積み上がりすぎた本を

 消化しなくては。しまいにゃ枕元の本だけで塔が出来てしまうわ。


凍りのくじら
 久々に辻村深月。ドラえもんをメインモチーフとして、いわゆる心の傷を癒していく系だけど、サイコな展開が待っていたりするのがやっぱりといった感じ。ただ、プロローグ部分である程度安心して読み進められるのが、良くもあり悪くもあり、かも。あの人物の正体については、隠す気ないんだろうな。きっと。
 雰囲気が綺麗にまとまっていて、人物描写も丁寧な造形。例によってやたら長いけれど、一気読みを誘うタイプのお話では無かったため、少しずつ読み進めたらよいかんじでした。そして、後味の良さで大きく加点。気持ちよく置ける本は、やっぱり好き。


笑い犬
 帰省中に読みました。中盤までの刑務所内の描写が面白かったです。しかし終盤、いろいろと陰謀の種明かしやら主人公の逆襲やら、カタルシスを感じるべき部分で、なんだか全然盛り上がっていくことが出来なかった。ひとつひとつの場面が行き当たりばったりっぽかったり、前段の会話が直後に意味を失ったり、かと思えば台詞ひとつで展開が引っくり返ったり。とにかく物語を広げていく描写、畳んでいく手腕がこなれていない印象。若書きなのかな、と思ったら、著作はそれなりにある人なのね。……うーん。


日曜の夜は出たくない
 だいすき猫丸先輩。これが一冊目なのか。連作短編集ですが、すべてのお話で人死にがあって、びっくり。日常系ミステリにシフトした「猫丸先輩の推測」から入ったので、予想外すぎでした。死因はよりどりみどり、雰囲気もよりどりみどり。バラエティというよりバラバラな作品群、それすらも伏線として、ラストに仕掛けを入れてあるとは、恐れ入りました。ちょっと技巧に走りすぎな気もしたけれど、サービス精神旺盛なんだろうなあ。
 中でも、猫丸先輩本人にはお涙頂戴と切って捨てられてしまった「約束」は、かなり好きです。優しい、優しすぎる猫丸先輩。
 ……超絶レアものだったりして。

 文庫だと持ち歩けるけれど、現在積んでいるのはハードカバーの本が多くて、なかなか読み進められないのが困りものです。
 寒いから、早めにPC落として、ベッドで読んじゃえばいいんですが。なかなか踏ん切りをつけられない、それがわたくし。ネットジャンキー。
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