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2009.01.25

晴れた冬の日曜日

 読書のためにあるようなものだと思います。おふとんに包まって、ぬくぬくしながら。
 読み終わって、余韻に浸りつつ目を閉じたら、軽くお昼寝の予定が深夜になってしまったりしても、それはそれで幸せ。


化物語(上)  化物語(下)
 アニメ化に先んじて、というわけでもないけれど。西尾維新は『戯言シリーズ』に次いでの手出し。
 いやぁ、これは面白かった。戯言シリーズで主軸を成していた、勿体ぶった鬱屈と暗さは零に等しく(主人公の過去の事件については相変わらず思わせぶりな筆致だけれど、続巻で明かされているらしいので目をつぶる)、ひたすら掛け合い、駄洒落、小ネタにエロネタ、時々バトル。すっきり解決連作短編。
 物語の構図そのものはわりと単純で、解決方法も予定調和の範囲内。けれど、だからこそ、納得の行くものになっている感。なーんだ。趣味で書いてこういう小説になるなら、全作趣味で書いて下さい頼んます。あ、ただし、男性キャラをもうひとりくらい追加して下さると大変嬉しいです。


非・バランス
 魚住直子、二冊目。これが受賞作ということで、さすがの完成度。
 クリアな文章、過不足のない描写、等身大もしくは「等身大よりちょっとだけ傷ついた」人物造形。ミドリノオバサンの噂、というとっかかりの妙。
 きちんとカタルシスもあって、道具立ての深刻さのわりに読後感は爽やか。欲を言えば、もう少し長さが欲しかったというか、読み込みたかったけれど、児童小説としては程よい分量、なんだろうな。
 もう何冊か、読みたい。気に入りの作家になりそうな予感。


ほうかご探偵隊
 倉知淳の貴重なる著作をまた一冊読み終えてしまった……。
 楽しかった。最高でした。もともとこのミステリーランドというシリーズは好きですが(こんなシリーズが学校の図書館に並んでいたら、幸せだったろうな)これは本当に良い。等身大小学生の描き方、作者の別シリーズとの関連性、人は死ななくても十分にミステリアスな、けれどどこかほのぼのとした連続事件。
 ラスト近く、たたみかける解決編、ひっくりかえしてひっくりかえすどんでん返しに、ニヨニヨニヤニヤ。
 懐かしいけれど、ちゃんと時代性を問わないつくりにもなっているところがさすが。「小学五年生経験者必読」というコピーが、しっくり来ます。

 ■ 本日のBGM ■
 初音ミクオリジナル曲「夕闇メロディ(full ver)」 埋もれた名曲の定番。沁みる曲。
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