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2009.05.11

気力は地の底

 お品書き:「マップス愛蔵版(6)」「Danza」「封嘴のコカトリス(1)」

 月曜日。……疲れた。
 しかし読書は捗る不思議。基本的にいつも昼休みは20分で食事を終えて、読書です。あるいは本漁りです。それだけが楽しみ。


マップス愛蔵版(6):楽天ブックス
 表紙、最終巻にダードを持ってくるとは思わなかった……! いやでも凄く嬉しい。うん。
 ダード・ライ・ラグンというキャラは、私にとって、「燃え」とか「漢」という属性の、いわばイデアのような存在です。熱血キャラではない、大声で叫ぶわけでもない。けれど、背負ったもの、選び取る行動、迎える容赦の無い結末、そして受け継がれるもの。すべてに息衝く、血の色をした魂。
 決して「キャラ萌え」の対象ではないのだけれど、それゆえに純然たる憧れの対象であるという、稀有なキャラクター。
 ……気がついたら、ダードについてばかり熱く語ってしまっておりましたが。考えてみれば出番は前巻まででほぼ終わっているわけで。この巻は、物語の決着。最終巻。
 大団円という言葉がこれほど相応しく感じられる終わり方も、そうそう無かろうと思う。すべての伏線は回収され、すべての登場人物に、どこまでも優しい目線から、シーンが与えられ。そして、そよぐ風。
 個人的に一番嬉しかったのは、デニーと「彼」のフォローかな。それと、さりげなく一コマだけ登場している「歌う流星」。気づいた時には泣けた。
 で、本編終了後は、どれをどこから読んでも楽しい外伝を一挙収録。
 これまでも何度か言っている気がするけれど、中でも本当に大好きなのが、「その日 街に流星が降った……」です。
 生涯読んできたマンガの短編作品の中で、多分、自分内ランキング一・二を争うかと(ちなみに争うのはきっと多分遠藤淑子作品)。
 リプミラ号が浮上するシーンを、雑誌掲載時と同じA5サイズで見られる喜び。愛蔵版を買い揃えてきて良かった、と思えた瞬間でした。
 刊行終了に一抹の淋しさを感じつつも、今は、ネクストシートがあるから。
 まだ、終わらない。


Danza:楽天ブックス
 オノ・ナツメの短編集は、一編読むごとに一息ついて、ゆっくりと読み進めるのが正解なんじゃないかなあと。
 そして、読み終えたのち、時間を経て、ふとした時に思い出す。そんな読み方に最適の一冊。ぶっちゃけ、キャラの見分けが難しいので、間をおいた方が各編の没入度が高くなる、というのもあります。
 まあ、それはさておき。個人的には「煙」が一番ツボでした。兄弟いいよね兄弟。分かり合えないようで分かり合っている兄弟。最高。


封嘴のコカトリス(1):楽天ブックス
 正しくボーイ・ミーツ・ガール。そして正しく少年漫画。あまりに正統派すぎて、他に語るべき言葉も見つからず。
 可愛い絵と、その正しさ、王道さに惹かれて読んではみたものの……週刊誌ペースならまだしも、隔月誌掲載のゆっくり刊行でお話までゆっくりペースだと、食い足りないような。閉鎖空間から始まるから尚更。
 しかし終盤、サブキャラが立てられて、物語は大きめに動いていくようなので、これからに期待といったところ。

 ■本日のBGM■

 名曲を名アレンジ、かつ名PVつき。困ったものです。

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