--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009.05.15

夜更かしも寝過ごしも読書のせい

 お品書き:「漆黒の王子」「虚夢」「お引越し」

 20冊目指し。そろそろペースあげていきますですよ。GW中、全然読んでなかったからなあ。どこまで行けるか、わかりませんが。


漆黒の王子:楽天ブックス
 プロローグ部分のやりきれなさ、痛さがとにかく容赦なくて、けれどどうにも惹きこまれて。
 本編が始まってみると、現実に即した「上の世界」、幻想にたゆたう「下の世界」のダブルプロット。いずれの主人公も死にちかしく、痛みを伴って、かつ残酷な命題つき。結末部分の、ばっさり断ち切っているくせして余韻の残る後味は、「水の時計」を思い出させる。
 初野晴。たぶん、今、読まなきゃ損する作家なんじゃないかなあ。と思う。新作の「トワイライト・ミュージアム」は購入済ですよ。


虚夢:楽天ブックス
 冒頭に凄惨な事件が描かれ、それが起点となって物語は展開する。ただ、読んでいて望むようなカタルシスはあまり得られることはなくて。クライマックスは用意されてはいるものの、なんだか淡々として感じられたのが不思議。
 お話に引っ張られて一気読みして、実際面白かったですが、読後感がもう少し濃く欲しかったなあと。
 とりあえず、この作者の、重苦しい前提を抜いた作品が読んでみたいです。


お引越し新装版:楽天ブックス
 少女の一人称語り口が、さすがに古い。けれど、それ以上に、時に撓まない力がちゃんとある小説。
 両親の離婚(というより別居)を軸に、ことさらのクライマックスがあるわけでなし、大事件があるでもなし、けれど抑揚が無いわけではなく、読んでいて不思議とどきどきする。
 個人的に関西弁は苦手なのであまり感情移入は出来なかったけれど、それでも時折、ぐぐっと来る場面があった。心にも、残る。

 ■本日のBGM■

 どらむんべーす好き。納得Pの曲ではこれが一番好き。

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ
この記事へのトラックバックURL
http://habaki.blog4.fc2.com/tb.php/678-74f47892
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。