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2009.05.20

節操無し

 共通点は多分、読みやすいということ。その一点。
 読みたいものと読みやすいものは微妙に食い違うこともあるよね。世の中。


インナーネットの香保里:楽天ブックス
 青い鳥文庫fシリーズって、素晴らしいと思うのです。SF、ファンタジー、不思議をテーマとした児童文庫だなんて。小学生か中学生の頃に出会っていたら片っ端から読みつくしただろうなあと。
 で、これは、梶尾真治の書き下ろし。いろいろとツボをおさえた作りで、若干道徳的に過ぎるきらいもあるけれど、きちんとSF的なときめきを忘れていない。子供時代、最初に出会うSFとしても、良いんじゃないかなあ。これ。鶴田謙二の挿絵まで付いちゃうとか、ずるいレベルですよ。


神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ2貴方と繋がるハーモニー:楽天ブックス
 前巻に引き続き。
 1巻時点では、原作を知らないこともあって、それなりに読めるリプレイという認識しか無かったけれど、この巻は何だかやけに面白かった。登場人物が(明確な「敵」以外)基本的には善人ばかり、というのが、地味に読後の気持ち良さにつながっているかも。
 PCも、さほどアクの強いキャラ立てはしていないのに、きちんと「立って」いる感。そして、レイファスのヒロイン力と、ティアンのフラグクラッシャー力の相乗効果が、素敵です。


ぼくのメジャースプーン:楽天ブックス
 辻村深月の小説は、ほんとにいつも長くて長くて、冗長に過ぎる箇所も多々あるのに、するする読めてちゃんと美味しい味もする。なんだか不思議でしょうがないです。
 今作はテイストとしては「凍りのくじら」に近く、しかしどんでん返しの絶妙さは数段上、かつある種のカタルシスがある。そして、後味の爽やかさは今回も健在。今まで読んだ辻村作品の中で、一番好きかもしれない。
 ただ、過去作品の某ヒロインが、子供目線とは云え、美人と言い切られてしまったのは残念だった。「容姿は普通だけど、メイクとファッションに気合いが入っていて、それが嫌味なく魅力となっている」のが個性だと思っていたのに。個人的には好きな人物造形では無いですが、こういう立たせ方は興味深かったし、有りだと思っていただけに、尚更。

 ■本日のBGM■

 懐かしいものを。姫神風の楽曲で、MEIKOさん。

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