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2009.06.03

黙々と消化

 お品書き:「春期限定いちごタルト事件」「交換殺人には向かない夜」「星の砦」

 仕事はやはり、微妙に忙しくなる気配。主な事務作業のひとつがデータのやりとりで済むようになって、実質仕事が半減する。と思っていたら、それはまだまだ先の話らしく、まずは担当区域が増える&人が減るのが先行という。
 いやん。仕事が増えるのはいいけど、それに伴ってごたごた軋轢がありそうなのがいやん。
 で、逃避して本を読むわけです。


春期限定いちごタルト事件:楽天ブックス
 米澤穂信、二冊目。
 ライトノベルのノリにいくばくかの苦味をまぶした、日常の謎ミステリという体裁。主人公二人の性格や環境は一筋縄では行かない印象で、読んでいてそこはかとない緊張感。ミステリ部分も一定水準クリアで、基本的に学校生活を舞台にしつつ、閉塞感を抱かせないつくりがなかなか。
 ただ、可愛らしげでありながら陰鬱さを内包する雰囲気は万人受けするものではないだろうし、この先の展開はさらに人を選ぶものになっているらしいので、心配。かつ楽しみ。シリーズ読破予定。


交換殺人には向かない夜:楽天ブックス
 烏賊川市シリーズ。ひどい表紙だ! でも内容に即したナイス表紙だ!
 いやあ評判通り、これはやられたと思いました。決して斬新、新奇、珍奇なわけでも ないのに、すっかり引っかかってしまった……。シリーズものの一作として提示されたから、というのも、多分大きな要因。参った参った。
 いつものゆるい掛け合いにも隠された伏線。トリックを楽しむという一点において、これは佳作。ただ、一番のどんでん返しが終わったあとの細かな謎の解説は、微妙に興味が持続しにくかったり。鮮やかすぎた仕掛けの代償か。


星の砦:楽天ブックス
 芝田勝茂、久しぶり。だいぶ昔に「夜の子どもたち」初期バージョンを読んで以来。あれはなかなかトラウマになるお話でした。
 で、これは青い鳥文庫ということもあり、毒は薄めかなあと気軽に読んでみたのですが。出だしの快活さから、追い込まれていく様子が、やっぱりけっこう怖かった。ただし、仲間がたくさん(クラス丸ごととか)居ることと、可愛らしいイラストで大分緩和されています。この怖さは、あれだな。光車とかに通じるものだな。
 第三章の超展開には、まあ、その、なんだ……遠い目になってしまったけれど。大団円なエンドではないけれど。心に引っかかる作品です。あと谷脇君が良いメガネすぎる件。

 ■本日のBGM■

 ゆっくりの本気。いやこれはハマりだよなぁと。動画については……まあ……。

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