--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009.09.03

もにゃっとする

 お品書き:「強運の持ち主」「氷菓」「肝、焼ける」

 やっぱり後味は良いほうが好み。
 さらっとした綿菓子風味でも、どろっとした蜂蜜風味でも、って甘いのばっかり。ツンと舌を刺す刺激でも可。節子それ毒や。


強運の持ち主:楽天ブックス
 瀬尾まいこ……えーと、何冊目だろう? 自分のブログ内検索しても、読書メモには作者の名前を(たいていの場合、わざと)入れていないことも多々あるのが、時に不便。
 ともあれ、これは好みの一冊でした。主人公の大雑把で可愛げのある性格と言動、全体に漂うユーモラスな雰囲気、押しつけがましさは一切なく、けれど確かに心に残る軌跡。
 連作短編で、なかでは「おしまい予言」がとても印象深かった。あくまでもゆるい雰囲気を保ちつつ、追い詰められていく主人公、予言のサスペンス、そして最後のページ、シメの文章。思わずしげしげと読み直し、読み返し、眺めてしまったほど。


氷菓:楽天ブックス
 米澤穂信の、これがデビュー作なのかな。古典部シリーズ。学園もの+日常の謎+弱小文化部、と、よくもまあこんなに素敵要素ばかり。受賞作ということで、初々しさも感じられるけれど、それが魅力にも感じられてしまうあたり、たいがいファンになっちゃってるな。主人公はじめキャラクターはややステロに見えるといえば見えるけれど、会話の楽しさは決してありがちなものではなく、推理の組み立てや披露にも、きっちりと読む楽しさが込められているあたりとか、いろいろツボであります。シリーズ読破予定。大事に読もう。


肝、焼ける:楽天ブックス
 読んでいてもやもや、読み終えてもやもや、まさに肝が焼ける。読み手にこの感情を起こさせるという点において、物凄い成功なのかしらかしら。
 とりあえず、しんどかったです。身につまされる箇所も多々あったし。しんどすぎて、読み返す気にはなれない……。文章は読み応えのあるものだったし、エピソードの転がしかたも惹きつけるものがあったのは確かなんですが。……とりあえず、もう一、二作は読んでみよう。

にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ
この記事へのトラックバックURL
http://habaki.blog4.fc2.com/tb.php/796-c3dc37e4
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。