2010.01.26

PSP修理中のおかげ

 お品書き:「不祥事」「まっすぐ進め」「ロズウェルなんか知らない」

 読書が進みます。やっぱりPSP修理は正義。って、何かが違う!


不祥事:楽天ブックス
 池井戸潤、直木賞逃して残念だったねえ。と思いつつ読んでみた一冊。女子銀行員の活躍、というか、言いたいことも言えないこんな世の中(略)と心の中で歌うようなところで、ずばっと言いたいことを言ってくれるヒロインの痛快さを楽しむ小説でした。いかにもな悪役はこの人の作品の特徴なのかしら。痛快さが増すから、いいっちゃいいんですが。あ、ちなみに、ヒロインの上司が、基本的にはダメダメなのに、時々良いシーンを決めてくれていて、ちょいとときめきました。いいなあ。このコンビの続編とか、読みたいなあ。


まっすぐ進め:楽天ブックス
 書店で出逢った女性、腕に巻かれた二つの時計。掴みというか、ヒロインの描写で、すうっと話に入っていける。うまいなー。そして主人公の、本当に真っ直ぐな人柄は、読んでいて良い意味での安心感があった。
 基本的には日常の謎(いや人死にが絡んだりしてあんまり日常じゃないものもあるけれど)……んー、日常の推理? 少しばかり強引に感じるものもあったけれど、全編読み終えての後味の良さも手伝って、満足して置ける一冊でした。


ロズウェルなんか知らない:楽天ブックス
 過疎村を、超常現象多発地帯として村おこし。と、一行で書き表せるテーマを、これだけの分厚さできっちりと描ききって、なおかつどきどきさせてくれる。さすがのベテランという印象であります。
 ただ、土地の若者(というほど若くもない)が複数名出てくるのだけれど、名前と職業がなかなか頭に入らなくて、序盤は読みにくかった。普通な人、普通な名前、普通な職業だからかなあ。そんな中、他所から来ていながら(それゆえに?)ノリノリな鏑木が、異彩を放っていて良キャラでした。
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